戦争をなくすために

伊藤千尋さん講演『今こそ九条を活かすときー世界が求める真の積極的平和』(戦争する国にさせない 12・11ながの市民のつどい)

続きを読む 0 コメント

松代に根づいた「アンネのバラ」。差別をすることも戦争をすることもないバラが、この地で語っていること

第二次世界大戦中のオランダでナチスの迫害を受けた「アンネの日記」の著者アンネ・フランクに由来する「アンネのバラ」は、平和のシンボルです。

父は朝鮮人、母は日本人の山根昌子さん(故人)が、東京の神代植物園から株分けしてもらった「アンネのバラ」。山根さんから「このバラをこのあたりでいっぱいにしてください」とお願いされたのが、長野市松代町の花づくり農家、中沢忠実さん。中沢さんは思いにこたえ、30年育て続け、希望する人には株を分けています。(写真は長野市松代町・大島博光記念館のアンネのバラ)

 

なぜ、この松代で「アンネのバラ」なのでしょうか。

差別をすることも、戦争をすることもないバラは、この地でなにを語っているのでしょうか。

続きを読む 0 コメント

信州大学経法学部「憲法学講義」での講演(安保関連法に反対するママの会信州・山本妙さん)

上田市からきました、山本ともうします。

私は、本来ならこのように壇上でお話するような人間ではありません。

大学の先生でもなければ、学者さんでもありません。ふつうの主婦で、おかあさんです。

今日も夕飯を作ってからここへきました。

私には男の子と女の子の双子がいます。この春に入学したばかりの、小学一年生です。

来月で7歳になります。

私自身は大学生を経験したことがないので、こうして大学という場所自体に足を踏み入れたことも、実は今までありませんでした。なので、とっても緊張しています。

みなさんは、この信州大学で大きな目標のために学ぼうと、もしくは、目標を探すために学ぼうとされて、勉強されてここまでこられたんだと思います。本当にすばらしいことです。今回、ありがたいことに成澤先生から私にお話をいただいたときに、そんなみなさんに、私のようなふつうのおかあさんが何をお話しできるのか、とかなり悩んで考えていました。

でも、私、いくら考えてもお恥ずかしいことですが、本当にむずかしい言葉やむずかしい話はできないんです。

なので、私は、ふだんのおかあさんの言葉で、いつも子どもたちや家族に話すようにお話させていただこうと思っています。お聞き苦しい点などあるかと思いますが、ご容赦ください。

ただひたすら自分の子どもたちの将来をまもりたいから

まず、今回お話ししたい、安保法制のことです。みなさん、どのくらいこの法制についてご存じでいらっしゃいますか?

 

 私は、去年の今頃までは全然何のことなのか、ぼんやりとしかわかりませんでした。

それよりまだまだ手がかかる子どもたちとの日常生活が忙しくて、政治のことはもう全然触れる機会すらありませんでした。まわりにも、そんなお母さん達ばかりでした。

そんな私がいま、長野県内のほかのお母さんたちと「安保関連法に反対するママの会信州」としてデモやスタンディングアピールで、プラカードを掲げて路上に立ったり、勉強会をしたり、国会議員さんと座談会を開いてお話を聞いたりしています。

それはなぜか、というのは、私のほかに活動しているおかあさん達もおなじですが、ただひたすら自分の子どもたちの将来をまもりたいから、という気持ちから、それ以外にありません。

おかあさんは、命がけで子どもを産みます。私も、双子の出産は一昔前では母も子も命の危険がありました。そしてその生んだ命を、人間を育てていくのがどんなに大変なことなのか、身をもって実感しているところです。みなさんも、おうちでお母様に聞いてみてください。

どんなに大変でも自分の体がしんどくても、自分の子どもたちが心もからだも健康に育つことが、何よりも幸せで、うれしいんです。

そんな私たち母親にとって、何がいちばんつらいことなのかというと、自分より先に子どもが死んでしまったり、不幸になることでしょう。私自身も、想像しただけで怖くて悲しくて涙がでてしまいます。 

 

続きを読む 1 コメント

猫がくれたメッセージ。「知らない」ということが、何よりも、差別につながる(安保関連法に反対するママの会信州・上田市のアベさん)

私がこれまで、安保関連法案に賛成する方のお話しを聞く中で、気になっていたことがあります。

それは、差別する心を感じる、ということです。

 

どこかの国が攻めてくるという話もありますが …

戦争をするということは、人を人として扱わないということです。

日本国憲法で謳っているように、人を個人として尊重するならば、戦争というものは起こせないと思います。

だから、戦争を肯定する時点で、もうそれは差別なんだと思います。

そんなことに思い当たってから、私は、自分の中にも、差別する心が無いように、と思ってきました(元々、差別は良くないと思ってはいましたが)。

猫がくれたメッセージ

続きを読む 0 コメント

「"ウチの子どもはころさせない”では、平和を守れない」ー平塚らいてうが愛した信州・うえだから物申す(3人の子どもを育てるアベさん)

上田市に住む、3人の子どもの母です。

安保関連法を廃止してほしいと思っています。

民主主義を踏みにじるやり方で成立させてしまった、自民党をはじめとする国会議員の方々には、国会からご退場いただきたいと思っています。

 

いろいろ言いたいことはあるけれど、今日は、政治について声を挙げることについて、お話したいと思います。

 

私はこうして、友達、ママ友達とのつながりをベースに、その他にも大勢の人たちに支えられて、声を挙げています。集会を開いたり、デモやスタンディングに参加したり、署名したり、国会議員にFAXしたり。

 

こうした中で、たびたび、ママたちが、家族をはじめとする周囲の理解を得られなくて、苦しむ声を耳にします。

「こどもをそんな場所に連れ出すなんて」「子どもたちのためだと言って、自分のこどもを犠牲にしてる」「家事がおろそかになってる」

特に、家族に言われるのが一番こたえます。

私も、実母に言われました。

「こどもが小さいうちは、やりたいことを我慢するのも必要」

「なんであなたが、行かなきゃいけないの?」

 

やりたくてやってるわけじゃない。

でも、今、声を挙げなければ、子どもたちが、戦争に巻き込まれることになるかもしれない。

私が行かないで、誰が行くの?

ひとりが動かなければ、何も動かない。

具合が悪くて、子どもが熱を出して、動けなくて苦しんでいる人もいる。

ママたちのデモや集会は、一見、楽しそうに見えるかもしれません。

それは、ママたちが、やるせない現実の中でも、楽しさを見つけようと、工夫しているから。

ママたちが笑顔でいることが、子どもたちの笑顔につながることを知っているから。

 

子どものこと、家庭のことを心配して言ってくれているのがわかるから、ママたちは苦しみます。

 

でも、ママたちは、わかってしまったんです。

「ウチの子どもはころさせない」では、平和を守れないことを。

「ウチの子ども」を守るかのように聞こえる決まりごとがあったとしても、「ウチの子ども」が誰かの子どもをころすことになるかもしれない。それは、回り回って、「ウチのこども」がころされることにつながりかねません。

「ウチのこども」じゃ足りないんです。「だれの子どももころさせない」決意が必要なんです。

 

今のは安保関連法案の例でしたが、他のことだって同じです。

TPPは、農家の人だけの問題じゃない。

特定秘密保護法は、メディアの人たちだけの問題じゃない。

派遣法だって、マイナンバーだって。

政治は生活に直結しています。

 

「特定の人が困るだろうけど、自分は困らないから良い」

「決められたことなんだから、従うしかない」

それじゃあ、自分も、子どもたちも守れないんです。

 

今まで政治に関心が無かったようなママたちが、声を挙げはじめて、周囲も戸惑っているのかもしれません。

でも、私たちの声を聞いてください。

私たちも、お母さんたちの子どもです。

考えて、考えて、行動しています。

お母さんたちに、理解してほしい。

そして、いつか、理解してもらえると信じて、声を挙げ続けます。

 

(10月13日、上田市内でのスタンディングアピールで)

続きを読む 110 コメント

「戦争をなくすために必要なこと」(戦場カメラマン・石川文洋さん)

2014年6月14日、秘密保護法やだネット長野の主催で、戦場カメラマンの石川文洋さんの講演会に取り組み、百二十人が参加しました。宮川恵子さん(三十代・農家)の「世界から戦争をなくすために必要なこと、石川さんが希望と感じていることを教えてください」の質問に、石川さんは次のように答えました。 

 

人間は過去の戦争の教訓を生かせない愚かな点がある

人間というのは、月や宇宙にも行くし、深海にも行ったりするというすぐれたところもあるのに、過去の戦争の教訓を生かせない、愚かな点もあると思っています。かつて日本の戦争が終わったときに、あれだけ「戦争はしない」と憲法九条をつくって、私も終戦のとき、小学校二年でしたが、本当に戦争というものは絶対にダメだと思いました。それが今、政府の人もそうだけど、一般の人も戦争からかなり離れてますよね。戦後直後のように、「戦争は絶対にイヤだ」とはなっていない。口ではそう言っていても、行動として、選挙で戦争をする国をつくろうとする人たちを選んでいる。それは戦争の教訓を生かしきれていないからだと思います。これは日本人だけでなくて、世界でもそうだと思います。

続きを読む 4 コメント