「一人ひとりの思いや表現を大事に、生活実感とむすんで」-秘密法反対全国交流集会での長野県の特別報告について

全国26都道府県・55団体が参加している「秘密法に反対する全国ネットワーク」は、

14/4/6(日)ウィルあいちにて第1回全国交流集会を行い、

 

15都府県・26団体、160人が参加し大成功でした。

全体の様子はこちらhttp://nohimityu.exblog.jp/21957358/

 

秘密法反対全国ネット交流集会では長野県から特別報告ということで「あちの会」の絹田さんとOさんという若々しい人たち、信州МLの毛利弁護士、やだネットの中村さん(28)が発言しました。実はこの3つの会やネットワークが実際の会議の場で交流するのは初めてでして、そういった意味からも貴重な場でした。

毛利弁護士は「人格の発露」の活動の大切さを話されました。

「あちの会」は村の満蒙開拓団の歴史を語り継ぐ活動、日本の経済のありかたに疑問をもつIターンの若者たちをあたたかく迎え入れてくれる村の生活が土台になって、若い世代がのびのびと活動している様子を報告し、「自分の職業や趣味、生活と法のかかわりの学習が大切」と発言しました。

中村さんは「運動をいろんな所で可視化し、漠然と不安を感じている人に広げたい」という思いから、やだネットの活動をふりかえり、「生活と政治を分けるんじゃなくて、同じ生きてく上で必要なものという並びに、生活と政治というものを並べること。生活に関係するという現実感、リアリティを秘密法についても持ってもらうこと、それがより多くの人に感心を持ってもらうきっかけではないか」と発言しました。

 

 「あちの会」のОさんは「言葉、コール、絵など…一人ひとりの思いや表現が大事にされている点が、長野の3つの報告に共通していたように思います」と話しました。

 無言館の窪島誠一郎さんは12月4日の長野市内の集会で秘密保護法によってもたらされる「萎縮」の不安を語りました。こうしたものを打開していくカギが、長野県内の活動、全国各地で生まれているんじゃないかと思うのです。