「沖縄は日米政府に鍛えられてきた」(12・6戦争やだね長野大集会での宮川恵子さんの発言)

 沖縄・辺野古に行って、たくさんの話を聞くことができました。毎日座り込みに来ているという80代のおじいさんは、「沖縄県民は戦前戦後を通して大人になってきた」と話され、別の方も「沖縄は日米政府に鍛えられてきた」と話されていました。

 福島から移住してきたという女性は、「沖縄に住んでいると、自分たちの行動によって現状が変わっていくことを実感するから何をやってもムダという無力感は感じない」と話していました。「でもそれは、沖縄の歴史や抵抗運動の長い長い積み重ねで、今やっとオール沖縄でがんばろうというふうになれたんだから、本州で同じように一つになるのは、まだ難しいんじゃないかな」とも言っていました。

 キャンプシュワブのゲート前で座り込みをしてはるんですけど、そこのリーダーの山城さんは「めげたり暗くなったりしたら絶対にダメ」と言って、歌を歌ったり踊ったり、参加者一人ひとりに、みんなの前で話をする機会をつくったりして、明るく楽しく座り込みをリードしていました。「それは、みんなの意気込みや輝きがそうさせるんだ」とも言っていました。

 辺野古の抗議運動は明るくて前向きで、「自分たちは絶対この基地建設を止められる」という確信と熱い思いをもっていて、みなさんもぜひ辺野古へ行ってみてください。

 山城さんが私にメッセージをくださったので、みなさんと共有したいと思います。

     

問題は山積みですが、手をとりあってがんばってまいりましょう。国家の不条理な暴力許さない。人々のくらしを奪う政治、絶対許さない。人々の本物の権利を取り戻すまで、がんばってまいりましょう。沖縄への連帯、ありがとうございます。