12・6戦争やだね長野大集会ー沖縄、3・11、信州の戦争の歴史に思いをつないで

12・6戦争やだね長野大集会には300人が参加しました。集会については信濃毎日新聞、朝日新聞、しんぶん赤旗が報じました。

集会の様子です。

山田火砂子さん(映画「望郷の鐘」監督)、磯村みどりさん(女優)のお話 

シンガーソングライターの清水まなぶさんの演奏は著作権の関係でアップできませんが、清水さんのブログを紹介します。

雪が舞った6日の長野市内 
特定秘密保護法が成立して一年ということで開かれた
「戦争やだね!長野大集会」
たくさんの方が南千歳公園に集まった!!

自分も平和の為に戦争体験者の声を歌っているので
歌のゲストで参加してきました。
小雪舞う中、曲に耳を傾け手拍子や掛け声まで
ありがとうございました!
 
明日8日は太平洋戦争 開戦の日

戦争体験者は語る
今の空気感は戦前に似ていると、、、

そんな声は一人ではなく
よく耳にする。

戦争を体験していない世代が
国を動かしている昨今。
 
歴史から学べているのか??
 
特定秘密保護法は知る権利の侵害にならないか?
集団的自衛権は戦争に巻き込まれることにならないか?

考えて想像して、そして行動をということで
あきらめずに声を挙げ続ける人たち、、、

 
そんなことを綴っていると、
心臓移植募金で応援させてもらったあいこちゃんの
手術成功のニュースが飛び込んで来た。
移植に関してはとてもデリケートで難しい課題だと思うが、
ドナーの方の悲しみの上に受け継がれた命
いつまでも守っていってもらいたい。
 
そして僕らも一人一人
与えられた命、有り難さを感じるとともに
無駄にはしたくない。
どうやったら人の役にたったり
ハッピーを感じていけるのか?
あらためて考えさせられるね。
 

人を殺しにいく戦争に行くな
選挙に行こう!! 

そんなキャッチコピーがなくても
危機感をもって未来の為に投票しないとな。
LOVE & PEACE

http://manaboom.naganoblog.jp/e1619095.html

集会へのメッセージ

和田 登さん(映画「望郷の鐘」原作・児童文学作家、長野市在住)

 いま、森田草平の日記を読んでいる。

漱石の弟子で、「平塚らいてう」と心中未遂事件後、「煤煙」を書いてやがて反逆精神をつらぬいた作家。森田は東京空襲から逃れて、あの山本慈昭氏の長岳寺の離れに疎開して、「細川ガラシャ夫人」等の原稿に没頭しつつ、社会改革の運動も続けそこで没した。

 東京から逃げて来る前、昭和二十年四月にすでに「敗戦」という言葉を吐いている。そして、国民自身が決めたわけでもない非民主的な経過で起こした戦争に怒っている。

 下伊那の阿智郷開拓団が出発したのは、森田が「敗戦」という言葉を使っていた半月後だ。そして団は旧満州でのあの悲劇。この理不尽な真実。

 権力者は、不都合な真実を隠す。メディァを支配、教育を支配、そして歴史の真実を覆い隠す。それにしたがう人々に金をばらまくーーいまは、戦前と同じそんな方向に進んでいる。

殺人兵器を作る軍需産業が活気づいていることは、殆ど報じられない。

その先に待っているのは、権力者は安全なところにいて、とくに若者が他国民を殺し、殺され合う戦争だ。

 弱腰だと武力で他国にやられる? 待ってくれよ、そういう状況を作りださないために人間には口がある。言葉がある。外交がある。

 だが、幸いなことに、現代の民衆はよその国との文化的人的交流、経済的交流がかなり友好的に盛り上がっていることだ。怖いことは、権力者がそれを無視して進むことである。


石川文洋さん(報道カメラマン、諏訪市在住)

 今、日本の戦争について原稿を書いています。日本の過ったアジア・太平洋戦争で国策として満州・蒙古へ送られた人々の敗戦時の苦労、沖縄戦の集団自決の資料を読んでいると当時の政治家・高級将校たちに激しい怒りを感じます。安倍政権の人たちはこうした戦争の悲劇をどのくらい知っているでしょうか。

 国益、軍隊は民間人を犠牲にします。

 私はアメリカの国益のためのベトナム戦争で大勢のベトナム民間人の死傷者を目撃しました。集団的自衛権行使は日米軍事同盟の強化です。アメリカは湾岸戦争、イラク、アフガニスタンで戦争をしイスラム国も爆撃しました。

 日本の若者を殺したり殺されたりする戦場へ送ってはいけません。日米両政府は国益のために沖縄人の犠牲を無視して辺野古に新基地を建設しようとしています。

 皆の力を結集して安倍政府と闘いましょう。