【信州】9月29日、長野県議会に安保法廃止の意見書を求める請願を提出しました

9月29日、長野県議会に安保法廃止の意見書を求める請願を提出。請願者は憲法かえるのやだネット長野と信州レッドアクション。和田明子県議、今井正子県議、高島陽子県議が紹介議員になってくれました。

 

【請願趣旨】

安倍内閣は集団的自衛権の行使を閣議決定し、安保法制という名の戦争法を、反対する多くの国民の行動を無視し強行採決しました。

圧倒的多数の憲法学者、内閣法制局長官経験者、最高裁長官経験者が安保関連法案を「違憲」と断じたのは極めて重大です。

自衛隊の内部文書も明らかになり、国会と国民にも示されないまま、法案の成立を前提とした具体化が図られていたのも大きな問題です

憲法の根幹に関わる法律が、十分な審議を行うことなく成立したことに強く抗議します。共同通信の9月19日、20日の調査では81.6%が「国民に十分に説明していない」「説明が不十分だ」と回答しています。

長野県内でも法案の中身がわかるにつれ、「違憲の戦争法案は廃案に」「だれの子どもも殺させない」と、村から町から自治体ぐるみで、学生・若者・女性・子育てママ・戦争体験者などの、これまでにない反対運動が取り組まれました。8月30日には県内60ヶ所、約5000人が「戦争法案は廃案に」と行動に立ち上がりました。

強行採決後も、阿智村をはじめ各市町村で、東御市、上田市、長野市では子育てママたちが、若者たちは伊那谷を縦断し「戦争法は廃止に」と声をあげています。

長野県は戦時中、国策に従い全国一、満蒙開拓団を送り出し、悲劇の歴史を生みました。その県の代表である長野県議のみなさんが「二度と戦争はしない」と誓った憲法九条を壊す安全保障関連法の廃止を求める意見書を提出することを強く求めます。


【請願項目】

一、安全保障関連法の廃止を求める意見書を提出してください。