「"ウチの子どもはころさせない”では、平和を守れない」ー平塚らいてうが愛した信州・うえだから物申す(3人の子どもを育てるアベさん)

上田市に住む、3人の子どもの母です。

安保関連法を廃止してほしいと思っています。

民主主義を踏みにじるやり方で成立させてしまった、自民党をはじめとする国会議員の方々には、国会からご退場いただきたいと思っています。

 

いろいろ言いたいことはあるけれど、今日は、政治について声を挙げることについて、お話したいと思います。

 

私はこうして、友達、ママ友達とのつながりをベースに、その他にも大勢の人たちに支えられて、声を挙げています。集会を開いたり、デモやスタンディングに参加したり、署名したり、国会議員にFAXしたり。

 

こうした中で、たびたび、ママたちが、家族をはじめとする周囲の理解を得られなくて、苦しむ声を耳にします。

「こどもをそんな場所に連れ出すなんて」「子どもたちのためだと言って、自分のこどもを犠牲にしてる」「家事がおろそかになってる」

特に、家族に言われるのが一番こたえます。

私も、実母に言われました。

「こどもが小さいうちは、やりたいことを我慢するのも必要」

「なんであなたが、行かなきゃいけないの?」

 

やりたくてやってるわけじゃない。

でも、今、声を挙げなければ、子どもたちが、戦争に巻き込まれることになるかもしれない。

私が行かないで、誰が行くの?

ひとりが動かなければ、何も動かない。

具合が悪くて、子どもが熱を出して、動けなくて苦しんでいる人もいる。

ママたちのデモや集会は、一見、楽しそうに見えるかもしれません。

それは、ママたちが、やるせない現実の中でも、楽しさを見つけようと、工夫しているから。

ママたちが笑顔でいることが、子どもたちの笑顔につながることを知っているから。

 

子どものこと、家庭のことを心配して言ってくれているのがわかるから、ママたちは苦しみます。

 

でも、ママたちは、わかってしまったんです。

「ウチの子どもはころさせない」では、平和を守れないことを。

「ウチの子ども」を守るかのように聞こえる決まりごとがあったとしても、「ウチの子ども」が誰かの子どもをころすことになるかもしれない。それは、回り回って、「ウチのこども」がころされることにつながりかねません。

「ウチのこども」じゃ足りないんです。「だれの子どももころさせない」決意が必要なんです。

 

今のは安保関連法案の例でしたが、他のことだって同じです。

TPPは、農家の人だけの問題じゃない。

特定秘密保護法は、メディアの人たちだけの問題じゃない。

派遣法だって、マイナンバーだって。

政治は生活に直結しています。

 

「特定の人が困るだろうけど、自分は困らないから良い」

「決められたことなんだから、従うしかない」

それじゃあ、自分も、子どもたちも守れないんです。

 

今まで政治に関心が無かったようなママたちが、声を挙げはじめて、周囲も戸惑っているのかもしれません。

でも、私たちの声を聞いてください。

私たちも、お母さんたちの子どもです。

考えて、考えて、行動しています。

お母さんたちに、理解してほしい。

そして、いつか、理解してもらえると信じて、声を挙げ続けます。

 

(10月13日、上田市内でのスタンディングアピールで)

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コメント: 110
  • #1

    りえ (火曜日, 13 10月 2015 18:12)

    4歳の子どもがいます。
    私も、夫に理解してもらえず、悩みながら出来ることをしています。ブログを読み、元気をいただきました。ありがとうございます。

  • #2

    けい (火曜日, 13 10月 2015 23:16)

    そこまで視野を広く持てる方が、どうしてアメリカの青年の生死を問題にしないのか分かりません。
    現状維持、それはつまり日本の安全の為にアメリカの若者だけが戦って下さいって事なんですよ。
    アメリカの若者だけが困るだろうけど、自分は関係ない、これで子供にも誇れないと思います。

  • #3

    たけし (水曜日, 14 10月 2015 01:19)

    アメリカの若者が日本の為に戦って犠牲になっているというのはまやかしにきこえますね。彼らはアメリカが国益という名の下に軍需産業や利権を得たい極一部の階層の人間が経済的な理由でひきおこしている戦争の犠牲になっているだけです。もちろんそんなこと分かってて人を惑わす為に言ってるだけだと言うのもわかりますが。日本にもそうやって若者を犠牲にしてでも自分が利益をえたいという感覚の人が増えているんですね。

  • #4

    みさこ (水曜日, 14 10月 2015 08:45)

    読んでいて涙がでてきます。私は今、64歳ですが、あのチェルノブイリ事故の時、原発の恐ろしさを周囲に話したら夫からも精神が狂ってるって言われました。でも、私は内心間違っていないと言う信念が生まれました。そしてまた、声を揚げています。

  • #5

    プリプリ (水曜日, 14 10月 2015 09:26)

    けいさんの意見に同意です。

    現状維持=アメリカの若者の命がリスクにあってもいい

    というとても自己中心的な考え方という事にお気づきでしょうか?

    まず、事実として

    ○ 日本国憲法は国際法に反して、戦勝国が敗戦国に押し付ける形で作られました。アメリカ合衆国は1800年代に100日以上をかけて自国の憲法をつくっています。日本国憲法はなんと驚きの8日です。

    ○ 憲法9条によれば。。。『自衛隊』は違憲です。こちらはどうしますか?

    ○ 『日本国憲法>国連憲章』ではありませんよ。国連に加盟している以上、国連が各国の権利・責任としている集団的自衛権は合法なんです。

    ○ あなた方は正義感でやられているのでしょうが、日本を守るアメリカ人の命はリスクにさらし続けるままでいいと思っている。。。残念です。もっと勉強されてからご自分なりの結論を出せばいいと思う。ママ友付き合いで答えを出しませんよう。

    ○ この反対運動を手を叩いて喜んでいるのは誰でしょう?日本人が自国の防衛を拒否していることに喜んでいるのは誰でしょうね。。。主に中国共産党、韓国、日本共産党に中核派です。ご自分が知らないうちにこういった方達を応援していることに気づいてください。中核派は京大に多いみたいですね。

    貴方方はご自分のお仕事や家庭に関しては誰にも超す事ができないプロです。しかし、日本の安全保障に関して、本当にわかっているのでしょうか?日本の安全保障への危機はあなた方が思うよりもっと差し迫った問題になっています。

  • #6

    aya (水曜日, 14 10月 2015 12:54)

    やるか、やられるか、二択ではなく、「だれの子どももころさせない」これが最大の武器であり、みんなが幸せになる道

  • #7

    xnxdj789@ybb.ne.jp (水曜日, 14 10月 2015 13:15)

    母親の皆様ばかりでは有りません。
    子供が生まれて欣喜雀躍したあの時間を忘れてしまったかの様な人々は黙々と地面を見乍ら家族や家や仲間たちの為に声無き声を上げられずに取り敢えず労働して居ます。
    NO.と言えない日本人は言えない様な仕組みの中で喘いでいます。

  • #8

    平和ママ (水曜日, 14 10月 2015 14:19)

    戦争に反対なのは国民全員ではないでしょうか。
    今の軍備に素人徴兵は絶対に無理ですよ。
    そして親として一番注意しなければいけないのは赤化です。
    言論の自由がなくなる。
    ネットでこのような発信も出来なくなる。
    アメリカに対して敵視しても共産党独裁国家の覇権主義に反対しないのは何故ですか。
    フラットに物事を考え、同盟とは軍事だけではない事はお分かりだとは存じますが。
    長野県にお住まいなら北京オリンピックの時の長野市がシナ人に占拠された事はお忘れではないはず。
    戦争の抑止力は必要です。
    憲法9条を掲げていれば攻めてこないのでしょうか。
    世界情勢をよく見て下さい。
    あなたのお子様が徴兵されても役には立ちません。
    自衛官の誇りを今一度考えてみて下さい。

  • #9

    元上田ママ (水曜日, 14 10月 2015 15:08)

    誰の子供も殺させない。なら、どうやって子供達を守りますか?
    攻撃されたら、死ぬ人は出ますよ?
    それをどうやって守るのか。
    それを言って下さい。
    署名やデモで守れますか?

  • #10

    ノッポ (水曜日, 14 10月 2015 15:47)

    あの法案は民主主義に則って採決されたのですよ。私たちの選挙結果によって選ばれた代表たちが採決した結果です。

    あなたたちの自由、発言が許されているのは、日本が民主主義国家だからです。
    中共や北朝鮮だったら、即逮捕監禁でしょう。で、人生、終わりです。

  • #11

    元自衛官 (水曜日, 14 10月 2015 17:54)

    20代の頃、陸上自衛隊の高射特科部隊で首都防空の任に当たっておりました。皆様の仰る通りに、「誰の子供も殺させない」は正論だと思います。現在の我が国を取り巻く状況、如何でしょうか?。尖閣問題や中国の海洋進出‥。我が国を円滑に守る為の法整備です、安保法制の中に「徴兵制」と云う言葉はありますか?。自衛隊は志願制です、予備自衛官等も同様です。お子様達が自ら志願しない限り、自衛隊に入隊する事はないと考えて下さい。ご不安は尽きないと存じますが、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

  • #12

    在米邦人(里帰り中) (水曜日, 14 10月 2015 18:02)

    管理人様、色々大変な中、活動おつかれさまです。雑音も多いかと思いますが、頑張ってくださいね。
    色々非難されている方もいるようです。このような人たちは、まさに「口だけ」です。PCやスマホに張り付いて、気に入らないことがあれば、噛み付いてやろう、傷つけてやろうとだけ考えている、卑屈なひとたちです。このような書き込みに左右されずに運動を続けていくことが大事ですから。
    これで傷ついたりする前に、削除、ブロックでいいと思います。先方も会話する気などもうとう持ち合わせておりませんから。
    私は、年の半分以上は海外におりますが、今は里帰り中ですので、地元でスタンディングスピーチ等、聞いて応援していきたいと思います。
    自分の子供(家族)を守ること、これが一番大事なことです。自分の子供を殺し合いの場所に出さないのがスタートですよね。
    反対意見の反論は可能ですが(全て出尽くした「安保法制反対派への攻撃論法」ですから 笑)、言ったところで聞く耳もたないでしょう。
    ニューヨークのパブで、友人のアメリカ人と飲むとこういう話題になります。
    「僕らはブッシュ(息子)の時、世界にさんざん迷惑をかけて、選んだ僕たち(ま、彼はブッシュには投票しなかったのだけれど、多数決で選ばれてしまった)は、申し訳なく、また恥ずかしい思いをしたけど、今は、君たち日本人の番だね」と。

  • #13

    中本 誠二 (水曜日, 14 10月 2015 19:27)

    デモをやって何かが変わった事は戦後日本では一度たりともない。

    デモをやる暇があるのならば、被選挙権を行使して選挙に出るなり、誰かを当選させる活動をやるべき。
    それが日本の民主主義であり、あなた方が守れ守れとうるさい日本国憲法にもそのように民主主義制度が明記されている。

    60年安保や70年安保の時もそうだったけれど、デモ隊が何十万人集まろうが、その直後の選挙ではデモ隊とは逆の意思を国民は示した。

    考え方以前の問題として、方法論が間違っている以上、あなた方の主張は絶対に成就する事はないということは歴史が示している。

  • #14

    丸山 (水曜日, 14 10月 2015 19:58)

    あなたは日本人でしょうか?現状認識が日本人とは思えませんので。安保法がある日本とない日本、どちらの方が攻撃を受けるリスクが低くなるのか、十分理解された上でご発言されてらっしゃいますか?批判はご自由ですが、まずそうした基本を理解すべきかと存じます。

    また、議会制民主主義は、最終的には選挙で選ばれた議員による多数決で物事を決するシステムです。安保法の採決が「民主主義を踏みにじる」というのであれば、反対意見が存在する限り、全ての採決が反民主主義だと言えますが、その点どうお考えですか?

    お子さんがいらっしゃるのであれば尚更、僕のような子供がいない人間よりベターな日本の将来のために勉強すべきだと思うのですが、今のあなたのご主張の通り政策を進めれば、お子さんは必ず不幸になると考えております。

    もう少し世の中のことをよく理解した上で、様々なご主張されることをお勧めします。

  • #15

    凡子 (水曜日, 14 10月 2015 20:04)

    ウチの子供は殺させないけど、殺されても平気ってみえます。
    それはどんな意味を成すか、日本が侵略され暴力を受け、略奪されます。文化を奪われます。
    生き残った人たちで略奪がはじまる。
    なんせ日本政府は機能せず、無政府状態なので。そこまで考えてますか?

    そして、自分の子供は殺させないとなったら、自分の子供があなたの目の前で殺されるか、子供の前で自分が殺させれるか。
    頭に銃を突きつけられた状態で、同じ状態だったら褒めてあげましょう。ただその後数秒後には、この世に命は無いでしょうけど。

    まぁ、デモも、運動も何もしないくせにとのたまうんでしょうけど、きちんと政策をきき選挙をしてる人からみたら、このブログ記事は冒涜と寝言以外何もんでもないですね。
    だってデモやれば世界がひっくり返ると思ってやってるんだから。

    子供がいる母親の立場からみたら、あなた方は単なる敵にしか見えません。
    日本憲法で発言の自由は認められてますけど、発言の自由は、その言葉に責任を如何に持つかです。

  • #16

    健康 (水曜日, 14 10月 2015 20:44)

    他人の言葉・発言に敬意を払えず、そこから何も学ぼうとしない輩の多いこと多いこと。
    そして、どんな人だって発言する自由はあるし、たとえ大学教授だってプラトンやアリストテレスに比べれば無知であること。
    他人を尊重できない人の発言はまったくもって美しくありません。
    そしてあなたの言葉は美しいです。
    さらに、ネトウヨは軍事力の比較でしか世界情勢を測れないという人種という事も付け加えておきます。

  • #17

    やす (水曜日, 14 10月 2015 22:01)

    私も含めてですが、書き込みをするのは簡単です。自分の行動を書き込みに左右されないように。先日、人気の少ない国会前に行きましたが、警備の厳しい中、マイクを持って自分の意見を主張する人老人を見て、これは書き込みとは違うなあと実感してきました。

  • #18

    元上田ママ (水曜日, 14 10月 2015 22:06)

    マイクを持って罵詈雑言、嘘を並べてラップにしていたのはご存知無いようで残念です。

  • #19

    凡子 (水曜日, 14 10月 2015 22:14)

    健康さんへ質問です。
    ネトウヨの意味をおっしゃってください。

  • #20

    中本 誠二 (水曜日, 14 10月 2015 22:16)

    まあ考え方は自由だけれども、現実を見ずに自らを正当化するだけではただのマスターベーションでしかない。

    法治国家日本においては、議会で多数派を占める以上に強いものはない。

    考えている事を実現したければ政権を取ればいいだけの話。
    国民は自公政権に信託しているのだから、つまりこれが国民の声である。

  • #21

    丸山 (水曜日, 14 10月 2015)

    在米邦人(里帰り中) さん

    反論可能と仰るのであれば、ここで出ている全ての反対コメントに反論してくださいませんか?「上田市に住む3人の子どもの母」さんやあなたがどれほどの知見をお持ちなのか分存じ上げませんが、僕は反日サヨクに日本を好き勝手にさせないため、政治に関してできる限り勉強していますし、リアルな政治活動を行っていますよ。

    あなたが飲んでらっしゃるニューヨークのパブとやらは、特アの巣窟ではないですか?僕はNYCでもロンドンでも、その他多くの国・地域でもたくさんの方々と議論してきましたが、アジアで起こっていることを説明するとほぼ100%の方が、「おいおい、戦争なんてもう大昔の話だろ…。アジアではまだそんな議論しているのか!?」という反応でしたけどね。

    国際人を気取って世界世論は自分の手の中にあるようなことを仰るのは、田舎者の集まりでは通用しても、世界からアクセス可能なネット上ではバカにされるだけですよ。

  • #22

    マミコ (木曜日, 15 10月 2015 01:12)

    モンスターペアレンツみたいですね。
    多数決で決まった事なんだから仕方ないと思うわ。
    それを今さらガタガタ騒ぐ子供の教育に良くないよ。騒げば何とかなると思ってしまうおバカな大人になるよ。

  • #23

    画伯ママ (木曜日, 15 10月 2015 14:57)

    こんにちは。
    お邪魔いたします。初めて書き込みさせて頂きます都内在住の画伯ママと申します。
    5歳児を育てながら仕事、月数回の乳児院でのボランティアをやっております。
    私は子供を持つ親はどの時代も誰もが我が子を何より大事に想い、そして育てていると思っております。
    きっとここに書き込みされていらっしゃる方々、各々そう感じておいでだとも強く感じます。
    先ずは幾つかの問題を冷静に分けて考えなければならないのかな、と。

    ブログ主様の子供を殺したく無いお気持ち、これは万国共通、親であれば、いえ、子を持た無い人であっても子供が無残に殺されるなど見るに耐えません。ではその為に何が出来るのであろうか、とお子さんをお持ちでご家族からの反発などがあっても理解を求め頑張っていらっしゃるのだと思います。私も乳児院ボランティアを始めたきっかけが子供を持つ以前でしたが増え続ける乳児、幼児への虐待を聞くに耐えず色々調べ乳児院での職員が足りず収容人数が限られ、その結果残念な結果になる事も少なからずあると知り草の根レベルで皿洗いでも良いからと始めました。

    主義主張が違えど相手の人の親、大切な家族があってこそ考え行動しているのであると認める事から話を始めるのが良いと思うんです。せっかくこうしてコメント出来る機会を与えて下さっているのですから、対話あってこその理解もありますから違う人は速攻ブロックとかって結局何一つ変わら無いし、知る事も狭めてしまいますから。

    それから日本は議会制民主主義国家ですから、多様な意見があり何かを決めねばなら無い時は多数決を取ります。
    これは子供の頃から学校でも普通に行われている事で何ら強制的なものでは無いと思います。可決される前の数ヶ月間、皆様が応援、指示されていらっしゃる議員がどれだけの時間議会にいたかを先ずは調べてみて下さい。
    議会を欠席し、対話を放棄する事では常歩も折衷案も見出せ無いのです。

    私は安保法案が当初全く分からず不安でしたが、反対、賛成どちらの方達から沢山お話しを聞かせてもらい、その結果賛成したのですが、反対される同じようなママさんたちとも沢山話をしてきました。
    普段の生活とは全く無縁な防衛、という分野は確かに人を不安にさせる面もあります。ただそれは自分が直ぐ目の前しか見ていなかっただけであり、もう少しぐるりと見回してみたら自分が考えてもいない程の状況になっていた、、という感じです。
    私は危うくつま先だけを見続けて本来求めるべきものと違う選択をしてしまう所だったと自分の無知さに恥じました。

    本当に子供達を守りたいのであれば、先ずは自分でも何故今これだけ急いでもその法案が必要なのか少し踏み出して見てみるのも如何でしょうか。こうして自由に議論する事が出来、慌ただしい中にも家族との笑顔の時間があり、何も恐れず眠る子供達の寝顔が見られるこの国に自由が無いとは思えないのです。
    私も国会前のデモも少し見に行きました。平和を叫ぶ子供を愛する人達が起こしたデモだと言うので子供を連れて行ってきました。しかしそこは子供が怯えきってしまうほど異様な世界でした。これから暴動や革命でも起こそうかの怒号、物を倒したり警官に詰め寄ったり、平和とは程遠い恐ろしい形相の人達、中には何故か中国や韓国の団体などもいました。
    子供に平和な世界を手渡しそれを学んで欲しいと思う人達が民主主義が何たるかを顧みず、暴力的な行動を起こしている事にがっかりしました。

    それでも私は子供達に本当の平和をどうやって守るのかを学んで行って欲しいと切に望んでいます。
    政治的な難しい事は分かりませんが、その為には周辺諸国に戦争を起こさせない事です。防衛は専門家にお任せしましょう。日本には徴兵などありません。もしそれでも駆り出される時があるとすれば物騒な言い方ですが日本人全てが殺される様な時でしょう。

    こちらのブログ主様やご覧の皆様とも出来れば今後とも色々お話しをして何か見出して行けたら良いなあ、と心から思います。
    長文で失礼いたしました。

  • #24

    元上田ママ (木曜日, 15 10月 2015 15:05)

    画伯ママ様に激しく同意致します!

  • #25

    けい (木曜日, 15 10月 2015 16:56)

    >アメリカの若者が日本の為に戦って犠牲になっているというのはまやかしにきこえますね。

    私もあなたと同様に、戦争をビジネスにするアメリカの体制は嫌いですよ。
    ですが、現実にある、アメリカとは別の脅威から日本人を守っているのもまたアメリカです。
    彼らは有事の際に、殺されるリスクを承知で日本人の代わりに日本人を守る、と公言しています。

    「特定の人が困るだろうけど、自分は困らないから良い」

    この言葉の重さを知ってください。

  • #26

    hgnc (木曜日, 15 10月 2015 20:42)

    ブログ主様はどちらの政党の支持者様かすぐわかりますね。
    安倍は死ねとか安保粉砕ー!と国会前で叫んでいた人は、無政府主義で暴力革命の思想的子孫で独裁万歳の共産党や社民党ですよ?
    中国や朝鮮のような国家で子育てしたいのですか?
    私は嫌です。
    民主主義を取り戻せってシールズの若者が叫んでいましたが、彼らのバックには民主主義の欠片も無い思想の人々がいるのもわからないのですか?
    子育てしている母親がこんな思想では、日本人の未来はありません。

  • #27

    けい (木曜日, 15 10月 2015 21:07)

    「だれの子どももころさせない」決意が必要なんです。

    この言葉、本当に共感します。
    そして、我々日本人だけが平和を望んでもそれを実現できない国際情勢の厳しさにウンザリします。

    理屈はシンプルなんです。

    日本を攻める標的にしてる国がある。

    いざ攻められると、日本だけじゃ守りきれないからアメリカの助けが必要。

    そのアメリカが、少しはお互いに協力し合おうよと申し出てきた。

    日本は少しだけ、協力する決意をした。

    これの何が不満で、何を変えたいと思うのか、参考までに教えて欲しいです。
    理屈が間違ってると思うのでしたらそこも教えて欲しいです。

  • #28

    よし (金曜日, 16 10月 2015 19:18)

    安保法制に賛成している人に聞きたいです まず安保法制は憲法違反です 憲法に優先する法律がありうるのですか (憲法違反だということはほとんどの憲法学者 や弁護士が指摘しているところです)憲法違反ではないというのでしたら憲法学者の指摘に反論する形で理由をきかせてください
    憲法は個別的自衛権を認めています 個別的自衛権で対処できる事例に集団的自衛権がないから日本が守れないという論法が横行しています
    60年安保 70年安保のとき 今回のような大規模なデモが起こり その後の安全保障の運用で政府はしんちょうにならざるを得なかったという指摘もあります 一つの例として安倍までの歴代政府の認識は集団的自衛権は憲法上許されないという解釈です
    戦後70年築き上げてきた平和は9条とともに国民の平和への切なる希求が大いに貢献していると思います
    また憲法は自衛権の行使以前に紛争を話し合いで解決するとしています 先の戦争での犠牲があまりにも大きかったことの反省から生まれたもので 武力に頼らないというのは言うのは簡単ですが相当の覚悟が必要です 安倍以前の政府は曲がりなりにもそれに向けて努力してきたと思いますが 安倍には感じられません 靖国に参拝(靖国には御存知のように戦犯が祀られています もしドイツのメルケル首相がヒトラーの墓参りをしたらイスラエルはじめユダヤ人はどのように受け取るでしょう)する安倍が本気でアジアの国と友好関係を築こうとしているか疑問です というより安倍にはそもそもリーダーとしての外交資質がないと思います 安倍内閣の組閣でお友達内閣と揶揄されたり 内閣法制局に自分の考えに近い人物を持ってきたり はてはNHKの人事など 自分とは異なる意見を持つ人と意見を戦わせ調整しその中からより良いものを引き出すという姿勢のない人に 憲法が求める外交ができるはずもありません
    それと徴兵制はないという意見も多いですが 自民党の憲法改正案では立憲主義が見事に逆立ちしています 国家のためなら国民の基本的人権が制限を受けると堂々と謳われています アメリカでは高校を卒業して入隊し短期間で戦場に送られています また民間の企業が戦場にで活動しています 専門的な技術を持つ兵士だけではないのです (「貧困大国アメリカ」に詳しいです)
    私は日本の平和には憲法の理念を理解しそれを覚悟を持って実践出来るリーダーが必要だと思う


  • #29

    たなかいちろう (金曜日, 16 10月 2015 22:50)

    今回の「安保法制」について気づいたことを。
    今回、違憲と判断した小林さんと長谷部さんは、一部のネトウヨから”反日左翼”呼ばわりされていますが、とんでもない、今までは御用学者と言われていた人です。今までは自民党の法制解釈に多大な影響を与えてきたわけですが、この二人が「違憲」と言いました。安倍さん以前の自民党の憲法解釈では「集団的自衛権は違憲である」という解釈になっています。ですから、「集団的自衛権」を可能とするためには、健保改正が必要という方向で進むべきだったのです。
    「集団的自衛権」は違憲であることは間違いないでしょう。
    憲法というのはどういうものかと言いますと、マスコミ的には「権力者を縛るもの」と言われていますが、分かりやすく言うと「国の形を表す約束事」です。総理大臣になった人が、総理大臣では権力が足らないので、今日から大統領だということはできません。わかりきったことですが。
    今回の行為は「国の形が変わる」可能性がないとは限りません。引退された自民党の重鎮だった山崎拓さんなども、このところは解釈でかえてはいけないと言われています。
    次に議会制民主主義の件です。多数決は議会制民主主義の基本的な決まりです。ですから議会民主制という制では有効ということですが、議会制民主主義でもう一つ大事なことを憶えていますか?それは少数意見の尊重です。それは、少数意見に耳を傾け、納得がいくまで話し合わなければいけないということです。今回、国民の多数が、説明が足りないという状況で、ああいう形で採決されました。それでよいのでしょうか?
    民主主義というのはどういうものなのでしょうか?
    主権在民という言葉がありますが、主権者は我々国民です。
    選挙は最も大事な国民が権利を行使する場でありますが、選挙以外は我々は主権者ではないということでしょうか?
    違いますよね。「集会の自由」は、憲法で保守された、大事な国民の権利です。国会前に集まった人たちの大多数が、革命や国家転覆を計ってやってきた訳ではありませんよ。
    自分たちで大事な権力を手放すというような言い方をしてはいけないでしょう。
    徴兵制についてです。現在の自衛隊は陸海空合わせて約23万人(定員ぼ91%程)それに、防衛省職員、予備役、防衛大学生等で約9万人です。例えば、震災時の救援に10万人規模という数になると大変なことになりますよね。
    今後、海外派兵等で数万単位で動くことになると、国内の自衛隊員は確実に不足します。現状でも、10%弱不足しているわけですから、何らかの手を打つことになるでしょう。
    これはアメリカで盛んに使われているやり方ですが、「経済的徴兵制」と言われています。アメリカでも高校を卒業した低所得家庭の子息を対象としたリクルートが盛んです。軍隊に行けばある程度の給与が貰え、除隊後にほかの制度より一段有利な奨学金を保証します。多分日本もこうなると思います。(言い方は悪いが、小学生からの愛国教育とせっとになる)書くときりがないので止めますが(笑)、少なくとも一内閣、一宰相が踏み込んでいい問題ではありませんね。

  • #30

    たなかいちろう (金曜日, 16 10月 2015 23:56)

    止めると言った後でなんですが(笑)、これは言っとかないとということです。今回の「集団的自衛権」で「後方支援」という言い方をされていますが、(この言い方は可成り狡い。後方支援というと軍事作戦ではないという感じに聞こえますが、作戦の中でもかなり重要な事象ということになります。軍事用語では「兵站(へいたん)」といい、兵士、武器、弾薬等を運ぶ重要な軍事作戦です。)これを自衛隊が担うとどうなるか?自衛隊の輸送船や輸送機は真っ先に狙われますね。ちょっとだけ手伝うと、たくさんの自衛隊員が死にます。
    安倍さんのアメリカの軍事関係者にこうも「ベッタリ」なのは、日本の武器を主力輸出品にしたいからです。武器は単価が高いし、消耗品だからです。戦争がある限り、売り続けられる。アメリカに「戦争に関わないくせに、武器売るのかよ」と言われたら、「いやー。そうもいあkんですね。」ということになる。日本も、どこかで戦争がないと困る国になる。そういうことです。

  • #31

    はし (土曜日, 17 10月 2015 07:58)

    よしさんに質問なんですけど、

    憲法学者も「自衛隊は違憲」としているみたいですけど、それはオッケーなんでしょうか?

    この反対運動を喜んでいるのは現代の覇権主義国家中国、日本共産党、京大に多いと言われる中核派、などと言われていますが、世界では日本の安保法制はポジティブに受け止められています。ここはどうでしょうか?

    戦後70年間、平和を守ってきたという方が多いんですけど、北朝鮮に数百人ともいわれる日本人が拉致されています。普通の国家でしたら戦争になりますよね。確かに9条があって、戦争にならなかったんですけど、まあ数百名の犠牲者くらい5人返してもらったんだし。。。戦争になるよりは数百の犠牲で済んで良かった。。。なんて思ってないですよね、まさか。

    今回のデモは『主催者発表』がななななんと12万人!そして、警察発表によれば「3万人」。。。この差がなんなのか不思議ですけど、テレビ中継で見た感じだととても12万には見えません。まあ、それでも大規模デモとしましょう。それで、70年安保の大規模デモがありましたけど、あの後の自民党支持率は増えているんですよね。。。なんか、今月安倍内閣が支持率が5%増えてましたけど。。。あの3万人、失礼12万人は国民の代表ではないみたい。。。って私は思いました。

    安倍内閣以前、特に民主党時代はとにかく中国へのへつらいが酷かったですね!あの尖閣諸島の一件、覚えていらっしゃいますか?あれで、私も政治に関して勉強しなきゃって心から思いました。あんな事あって言い訳ないですものね。

    日本はアジアで唯一白人の帝国主義に逆らった国です。そのため、アメリカにコテンパにやられましたが、あの東京裁判は勝者が敗者を踏みつけて二度と立ち上がらないようにするために行ったものです。あなたが生粋の日本人かどうかは神のみぞ知るでしょうが、私は国の為に戦い死んだ兵士達、戦犯の汚名を受けた軍人にも敬意を払う姿に安倍首相のリーダーの素質を見出しました。民主党の菅さんとか野田さんだったら、中国が怖くて怖くてそんな事できません。それから、菅さんが学生運動のリーダーをやっていたその昔、彼は警察から「第四列目の男」と呼ばれていたのをご存知ですか?1列目から3列目までは公安の部隊と激突するので危ないから。。。必ず4列目だったそうです。。。

    あ、ちなみにアメリカは徴兵制はもうやっていませんよ。徴兵制でやる気のない人間が入ってきても、コスパが合わないからだそうです。そりゃそうですよね。生死のかかった仕事なのにやる気ない人が入ってきてもこまりますよね。だから、私思うんです。。。シールズとかあんな身体能力の低そうなオシャレだけが取り柄みたいな男の子、自衛隊に入れないだろう。。。って。実際、自衛隊は20倍という倍率らしいので、入るのも大変みたいですよ。

    それから、反対派は『対案がない』とよく批判されていますが、中国がアグレッシブな動きを見せている現状にどう対処するつもりで、どう抑止をしていくつもりなのかが見えません。

    あとね、最後に書かせてください。私の夫は大国に挟まれた小国の出身者です。その大国の一つが中国なんですけど、そんな小国の貧乏国でも、いつ何時攻められても戦えるように兵隊が沢山いるんです。そして、兵士はすごく尊敬されています。国を守ってくれているんですから。20歳の頃、その小国出身の男の子たちに意地悪な質問をしました。「自分の国の為に死ねる?」って。即答で「当たり前」と言われました。一瞬唖然としましたけど、今思うとそういう風に即答できる男性と結婚して良かったと思うし、まじめに自分の国を守ろうとする同年代の男の子達をみて静かに感動してました。シールズの男の子達見ると、あー、ラップなんかしてオシャレだわ。。。「you say 戦争! I say止めろ!!」だって。。なんでもかんでもリズムつけて英語喋ればカッコいいと思ってるあたり、とりあえずダサい。経済大国の日本だけど男が消えちゃったのねぇと思います。



  • #32

    けい (土曜日, 17 10月 2015 09:12)

    >憲法は自衛権の行使以前に紛争を話し合いで解決するとしています

    話し合いで解決できたら理想ですよね。
    私が不思議に思うのは「どうして反対派は賛成派との意見の対立を話し合いで解決しようとしないのか」という点です。

    賛成派も反対派も平和を望むって点では共通してるんですよ。
    反対派は、現状維持で平和が維持できると思ってる。賛成派はその逆。

    民主主義を謳うならその辺の論点をまず話し合いませんか?
    現状、残念ながら反対派は感情論を述べるばかりで具体的な議論を避けてますから。

  • #33

    けい (土曜日, 17 10月 2015 09:38)

    以下私なりの回答です

    >安保法制は憲法違反です

    違反の根拠にしてる憲法に拠れば自衛隊も違憲です。
    なぁなぁで受け入れてるのは国民の命の方が憲法を順守するより大事だからです。

    反対派も「命を守る」ことが最優先事項なはずですよね?だったらいい方法を考えませんか?

    >集団的自衛権がないから日本が守れないという論法が横行しています

    日本の軍事力ではアメリカなしで国を守りきれません。
    日本を守れない、ではなく戦争が起こるリスクを減らせる、が正しいかと

    つまり反対派は日本が個別的自衛権があるにも関わらず他国から軍事的な挑発行為をされている現状を問題と見なしていない事になりますね。それは平和と矛盾してます。

    >安倍にはそもそもリーダーとしての外交資質がないと思います

    この法案は必要性があるから生まれたもので、そこに安倍総理の資質は関係ないです。
    誰が総理をやっていたとしても安保改正は進行しましたよ、日本はアメリカに逆らえませんから。
    鳩山さんですら、最終的に米軍基地は日本に必要とか言ってたの覚えてませんか?

  • #34

    元上田ママ (土曜日, 17 10月 2015 12:35)

    私はあまり詳しくはありませんが、違憲なら憲法改正に賛成ということですか?

    それから、戦争反対や民主主義を取り戻せや独裁政治だと叫ぶのは中国大使館前でお願いします。

  • #35

    よし (土曜日, 17 10月 2015 18:35)

    自衛隊が違憲かどうかは憲法学者で分かれていますが最高裁は憲法の範囲内だとみとめています 一方集団的自衛権の行使は憲法学者や元最高裁長官も憲法の範囲を超えてしまうと もちろん仮に憲法改正の国民投票によって9条が改正されたなら 戦争によって国家間のトラブルを解決することになりますし 憲法が認めている以上やむを得ないことです しかし私は今の日本国憲法の理念は非常に貴重なものですし子供達に伝えてやりたいので 9条改正反対の声をあげます お笑いタレントの松本人志が 安保法案について 「(政府が)やっていることは無茶苦茶や ーーーーーー」安保法制は無茶苦茶だけど必要だ という主旨のことを言っていたと思います 無茶苦茶というのは多分民主主義のルールにのっとらない という主旨だと思います 私は松本人志さんの意見には反対でまず法律 ここでは憲法にのっとっていることが大前提と思うのです 日本が安保法制を可決したことに欧米は肯定的というのもわかります お金だけでなく武力も出すというのですから しかし一方で欧米には日本にはナショナリズムが台頭してきたのではないかという危惧もあるそうです また今は肯定的でも今後どうなるかわかりません 憲法学者の木村草太さんが憲法違反の法律を持つ国をまっとうな国として評価するだろうか 憲法違反の法律を持つということは国際社会で生きていく上でマイナスではないか という主旨のことを言われていました
    靖国に参拝するのは個人でいくのは自由です しかし国の指導者がその肩書きを出して参拝するのは過去の日本の侵略を肯定することになるのです 千鳥ヶ淵だったと思いますが戦争の犠牲者(兵士だけではなく民間の犠牲者も含めて) を戦犯と分けて祀ろうという計画がありますがなかなか実現しません 総理大臣が靖国に参拝するということは国の方向が 過去の侵略戦争の反省から出発したということを否定 するというメッセージになります
    ちなみに靖国に戦犯が合祀されてからは天皇陛下は行かれておりません
    徴兵制は将来必ずあると思います 実際に自衛隊員に犠牲者が出れば自衛隊に入る人は少なくなり 隊員が不足してくるでしょう 1年2年というスパンではなく10年20年先には必ず実施されるでしょう 現憲法のもとでも解釈は可能だと安保法制に反対の憲法学者も言っています 実際問題 アメリカに自衛隊を出しますと言っておいて自衛隊員が足りませんとは言えないでしょう 日本人の気性からすると武力で紛争を解決するという方法を取っている自衛隊に入る人がどれほどいるか 自国を守るとか 災害復興に尽力する ということとは違うのではないでしょうか
    やはり日本人の取るべき方法はあくまでも話し合いで解決する方法 つまり憲法の精神を生かした方法だと思います
    元東京都知事の石原慎太郎氏が安保法案が通ってしまえば デモに参加している人も雨散霧消するだろう と言っていたけど 実際は消えるどころか反対運動はさらに広がりつつあります カウンターデモクラシーの意味もあるのだけれど もっといえば こうした平和を求める運動が強ければ強いほど その国の方向もそういった方向に近づいていくのだと思います 選挙で 消費税先送りとか 経済第1 とかではなく 民主主義や平和で判断する国民が増えると 政治は必ず変わります




  • #36

    ムラカミ (土曜日, 17 10月 2015 19:04)

    お前さん、馬鹿だね。戦争法案ではないし、いつ誰が戦争法案だと言ったの?民主党も言ってないのに?(笑
    もうちっと、まともな意見かけや。ガキ

  • #37

    ムラカミ (土曜日, 17 10月 2015 19:14)

    35よ、何故、国の代表が靖国神社に参拝したらいけんの?英霊さん達が国のために働いて、散ってったから今日の日本があるんやが、しかも、その中には17.8の子もおった。その責任を負った政府が「すまんかった」という意味もあるが大概は、「あなた達のおかげで今日の日本が、平和な日本があります。ありがとうな」という意味や。だから、戦争礼賛でも美化しているわけでもないんだよ、ドアホが、しかも?戦犯やと?お前、一生懸命戦って散った人々に対してなんちゅうことをいいよるんや!クソボケ!彼らは戦犯やない、英雄や、国辱者めが!

  • #38

    よし (土曜日, 17 10月 2015 23:27)

    言葉足らずでした 私も戦没者に国の指導者がお参りするべきだと思います しかし靖国神社のはたしてきた役割を知ると首相が参拝するべきではないと思うようになりました
    一般の戦没者だけでなく戦犯もいっしょに祀ってあるからです
    だから戦犯を除いた戦争の犠牲者を慰霊する場所が望まれるのです
    靖国の問題は複雑で種々の意見があるようですが 心の問題と片付けられない側面もあります
    例えば
    http://www.linelabo.com/yasukuni.htm

    少し掘り下げたもので
    高橋哲哉「靖国問題」ちくま新書

  • #39

    画伯ママ (日曜日, 18 10月 2015 02:22)

    ムラカミさん。
    そういう態度止めませんか?ここは少なくともブログ主さんが提供して下さっているページです。
    そういう態度こそ英霊を貶めていやしませんか?
    主義主張が違えど、最低限の節度とマナーを守って欲しいですね。

  • #40

    けい (日曜日, 18 10月 2015 04:06)

    >欧米には日本にはナショナリズムが台頭してきたのではないかという危惧もあるそうです

    アジアの国の中で日本人ほどナショナリズムの薄い国民はいませんよ。
    この危惧を唱えてるのはアジア情勢に無知な欧米人だけです。

    >徴兵制は将来必ずあると思います 実際に自衛隊員に犠牲者が出れば自衛隊に入る人は少なくなり 隊員が不足してくるでしょう

    欧米諸国の大半は海外派兵をしてる国ですけど、彼らは殆ど志願兵です。

    >やはり日本人の取るべき方法はあくまでも話し合いで解決する方法 つまり憲法の精神を生かした方法だと思います

    軍事力の強化と対話による解決を進めるってのは何も矛盾しませんよ。
    むしろ強い軍事力を持つ方が対話が進みやすい、ってのは世界の現実です。

    話し合いで解決出来るならそうしたいってのは当たり前の事で、日本人も殆がそれを望んでいます。
    ですから反対派が具体的にどのような話し合いで現状の軍事的緊張を和らげるか提示すれば、それで解決する話なんです。

  • #41

    元自衛官 (日曜日, 18 10月 2015 07:00)

    国内的には、所謂「戦犯」と呼ばれる方々はいらっしゃいません。昭和28年の第16回国会に於いて、全会一致で赦免されています。

  • #42

    たなかいちろう (日曜日, 18 10月 2015 07:19)

    自民党には二大派閥がある(あった)と言われています。
    一つは「清和会」、もう一つは「経世会」です。

    「清和会」は安倍さんのお祖父さん岸信介氏をルーツとする
    親米派、「経世会」は中国と国交を結んだ田中角栄氏等、比較的親中派の人たちと言われています。

    岸信介氏は60年安保の当事者なので分かると思いますが、当時から「中国脅威論」を唱えていました。また、当時はソビエト連邦もあったので、日本は2大共産国と国境を接していたのです。
    岸さんは「日本を防共の防波堤」にするといって安保を結んだわけです。(そのことから当時の韓国政権とも昵懇でしで、「統一教会」の文鮮明氏との関係も指摘されています。)
    「経世会」は、アメリカ一辺倒の外交ではなく、ヨーロッパやアジア諸国とも仲良くしていこうという「全方位外交」を目指していました。その一つが中国との国交正常化にあったわけです。
    しかし、この「全方位外交」は非常に難しい。外交官僚は、非常にハイレベルな交渉力を必要とされます。アメリカ一辺倒な外交をしている方が楽に決まってますよね。
    小泉純一郎(清和会)政権の時、外務大臣になった田中眞紀子さんが外務省と対立したことがありました。これは真紀子さんがお父さんと同じような「全方位外交」を目指したからです。「アメリカがブッシュ政権でなければ9・11は無かった」といって物議を醸し出しましたよね。

    自民党の支持者が高齢化しているというのは、昨今よく言われています。(自民だけでは無く、どの政党もそうですけどね。)
    自民党員は年々減少しており、20年後は現在の党員の80%が死亡すると言われています。
    新しい支持層をいかに獲得するかが急務です。
    小泉政権はそれに成功しました。自民党内部に「敵がいる」とし、自民党を「ぶっ壊す」といったわけです。この敵とはまさに「経世会」だったわけです。
    この「仮想敵作戦」は、政治の上での常套手段になるわけです。その後の橋下さんの物言いもそうですね。
    もう一つにやはり、メディアのコントロールですね。小泉政権以降の短命政権、(当事者だった安倍さんも含めて)、自民への逆風ーメディアが「民主党政権誕生」を後押しした感があった。
    幸い(?)にも民主党政権が転けてくれたので、今回はメディアの報道を牽制しようと考えたわけです。NHK
    などその最たるものでしょう。
    「中国脅威論」も安倍戦略の一つなんです。中国自体も田中さんが国交を結んだ時のような、鷹揚な「中華思想」の国ではなくなりました。ただ、アメリカと同じような「覇権主義」、普通のもの言う大国になっただけとの指摘もあります。アメリカはやはりしたたかで、得意のダブルスタンダードで、中国を牽制しています。
    今回、習近平主席が訪米しました。たまたまフランシスコ法王の訪米も重なり、安倍さんは、せっかくお土産持参で渡米したのに、オバマさんは会ってくれませんでした。日本の影響力の低下は、このようなところにも現れているんですね。

    安倍さんの自己矛盾「戦後レジームの脱却」と「アメリカ追従主義」をどう解決していくかが、今後の政権を左右すると思います。
    このことは、ある勉強会に出席した時、女子高生が指摘していたので、なるほどとおもったんですよ。
    みなさんはどう思いますか?

  • #43

    むらやま (日曜日, 18 10月 2015 10:39)

    いくつか気になったことがあるので、書き込みました。
    はしさんでしたっけ?
    >戦後70年間、平和を守ってきたという方が多いんですけど、北朝鮮に数百人ともいわれる日本人が拉致されています。普通の国家でしたら戦争になりますよね。確かに9条があって、戦争にならなかったんですけど、まあ数百名の犠牲者くらい5人返してもらったんだし。。。戦争になるよりは数百の犠牲で済んで良かった。。。なんて思ってないですよね、まさか。
    こう思っているのは、歴代の自民党政権含めて全てだと思いますよ。拉致被害者の家族の憤りをみれば判るでしょう。
    で、「集団的自衛権」があるから、アメリカと合同で「奪還作戦」をする?しないでしょ。
    イラク戦争の時は、大量破壊兵器を所持しているという前提で攻撃しました。でも最終的にはそれは無かった訳ですよね。でっち上げてでも攻撃する、そのメリット(利権含む)があると判断したからです。純粋な正義感だけじゃありません。国民にはこの「正義感」を利用しますけどね。
    北朝鮮も同等に「大量破壊兵器」を保有していると名指ししましたが、攻撃しませんでした。それは、アメリカが攻撃したところで、メリットよりデメリットが大きいと判断したからです。

    北朝鮮脅威論をぶったところで、アメリカが拉致被害者を救出する手伝いをしてくれることはありません。このまま、北朝鮮の崩壊を待つしか無いのです。(根気よく交渉するしかないと思いますが、交渉なんて無理とおもっているんですよね、貴方たちは。)

    >今回のデモは『主催者発表』がななななんと12万人!そして、警察発表によれば「3万人」。。。この差がなんなのか不思議ですけど、テレビ中継で見た感じだととても12万には見えません。まあ、それでも大規模デモとしましょう。それで、70年安保の大規模デモがありましたけど、あの後の自民党支持率は増えているんですよね。。。なんか、今月安倍内閣が支持率が5%増えてましたけど。。。あの3万人、失礼12万人は国民の代表ではないみたい。。。って私は思いました。
    警察は少なく見積もり、主催者は多く見積もる。それは当たり前のことです。12万人は多いとしても、間を取って6万人ていうところでしょう。しかし、同じように「安保法案賛成派」という街宣のニュースをやってましたが、数人しかいなかったですよ。
    支持率については、メディアによって若干異なるのですが、共産党の支持率も自民党以上に伸びてますね。(分母は違いますけどね)それと、圧倒的に「支持政党無し」が多い。
    次世代等の自民党以上の右寄りがあるので、極右よりましという考え方も働いているかも。また今回TPPのこともあるので、次はどうなるか判りませんよね。

    >シールズとかあんな身体能力の低そうなオシャレだけが取り柄みたいな男の子、自衛隊に入れないだろう。。。って。実際、自衛隊は20倍という倍率らしいので、入るのも大変みたいですよ。

    あなたシールズが嫌いなだけでしょ(笑)
    おしゃれがしたいって、若い子なんだから当たり前ですよね。そういうおしゃれができる、青春を謳歌できるのは平和だからです。そういう当たり前のことができなくなるという危機感を感じたから、彼らは声を上げたのです。

    柳澤協二さんという、自民政権下で長く防衛官僚を務めた方が、「亡国の集団的自衛権」(集英社新書)で書いておられましたが、銃を撃つ訓練というのは、人は元々他人を撃っちゃいけないと思う倫理観があるので、身体的反応として遂行できるように徹底的に繰り返すといっておられました。要するに考えちゃいけない。
    兵隊というのは、身体能力が高いけど、余計なことを考えない(もしくは考えなくする)ものだということです。
    シールズの子たちが使いにくいのはその通りで、自我があるからです。
    キューブリックの「フルメタルジャケット」という映画を観たことありますか?

    >私の夫は大国に挟まれた小国の出身者です。その大国の一つが中国なんですけど、そんな小国の貧乏国でも、いつ何時攻められても戦えるように兵隊が沢山いるんです。そして、兵士はすごく尊敬されています。国を守ってくれているんですから。20歳の頃、その小国出身の男の子たちに意地悪な質問をしました。「自分の国の為に死ねる?」って。即答で「当たり前」と言われました。一瞬唖然としましたけど、今思うとそういう風に即答できる男性と結婚して良かったと思うし、まじめに自分の国を守ろうとする同年代の男の子達をみて静かに感動してました。

    私も大変失礼な質問をさせていただきます。傷つけたらごめんなさい。それと、これは極端な比喩で、私がテロを肯定しているとか思わないでくださいね。
    アジアの小国をISやシリアに置き換えても、文章として何の矛盾も起きないですよね。彼らも空爆で家族を殺され、自国を侵略者から守るために、自爆テロで戦っていると、少なくとも彼らは思っているのでは?非常に不幸なことですけど。
    危ないから戦えではなく、そうならないための努力が必要なのでは、と思います。




  • #44

    瀧口和生 (日曜日, 18 10月 2015 11:32)

    たなかいちろうさん

    どう思いますか?って聞かれても質問の内容が分からないので答えようがありません。

  • #45

    よし (日曜日, 18 10月 2015 23:46)

    けいさん
    >軍事力の強化と対話による解決を進めるってのは何も矛盾しませんよ。
    むしろ強い軍事力を持つ方が対話が進みやすい、ってのは世界の現実です。

    これはつまり相手より武力において優位にたった方が話を進めやすい、というこ
    とですか  軍拡競争になりませんか
    アメリカが圧倒的な武力をもちながら中東にかかわってきて 現在の状況は平和
    とは程遠いのではないですか

    >話し合いで解決出来るならそうしたいってのは当たり前の事で、日本人も殆が
    >それを望んでいます。
    ですから反対派が具体的にどのような話し合いで現状の軍事的緊張を和らげるか
    提示すれば、それで解決する話なんです。

    『軍事的緊張』の受け取り方が人によって違うとは思いますけれど だれがいっ
    ていたかは覚えていませんが、『東アジア平和条約』のようなものをすすめてい
    ったらどうか というようなことをテレビで見たことがあります。これひとつで
    きただけでも『軍事的緊張』は軽減するでしょうね  しかしそれには周辺国と
    の歴史認識問題などハードルがあります。この点でも安倍には無理なことです。

    安保法制を歴史学者からみた意見を紹介します。少し長いですけど。
    『自由と平和のための京大有志の会』(小関隆さんのスピーチから抜粋)
    http://www.kyotounivfreedom.com/speech/script/
    「 さて、今日はちょうど昨年が開戦100周年にあたった第一次世界大戦を例にと
    って、戦争というものの特徴を4点お話ししたいと思います。
    第1点、戦争はあれよあれよという間に始まります。第一次世界大戦の引き金は
    オーストリア皇太子がサライェヴォで暗殺された事件だとよく言われますが、こ
    の事件が発生した時、これがまさか戦争にまで至ると予想していた人はほとんど
    いませんでした。ところが、暗殺の1ヵ月後には戦争が始まってしまいます。そ
    して、これが肝心な点ですが、戦争を回避できなかった権力者たちは決してその
    責任を負おうとはしません。たとえば、開戦の時点でイギリス政府のナンバー2
    であったロイド・ジョージは、回顧録の中で、誰もが煮えたぎる鍋に否応なく滑
    り落ちてしまった、という趣旨のことを述べています。誰も戦争なんかしたくな
    かった、しかし状況に抗しえなかったんだ、仕方なかったんだ、ということです。
    あの原発事故の時の「想定外」という言い訳に大変に似ていないでしょうか? 
    「断じて」「絶対に」日本が戦争に巻き込まれることはない、などというセリフ
    を信じてはいけないことは明らかです。
    第2点、戦争はあっという間に拡大します。第一次世界大戦も当初はオーストリ
    アとセルビアの間の限定的な戦争のはずでした。しかし、世界の各地を巻き込む
    大戦争になるまで時間はかかりませんでした。その大きな理由は、唯一の理由で
    はないにせよ、軍事同盟です。オーストリアの戦争を同盟国であるドイツは助け
    なければならない、セルビアの側でロシアが参戦するなら、同盟を結ぶフランス
    も参戦しなければならない、そしてこれらの国の植民地も、という展開です。日
    本の参戦も日英同盟を口実としたものでした。今の安保法制の内実が軍事同盟の
    強化に他ならないことは、改めて確認する必要もないでしょう。戦争を拡大させ
    るメカニズムに自ら身を投じようというのは愚かです。
    第3点、戦争を終わらせるのは非常に困難です。第一次世界大戦が始まった夏、
    戦場に向かう兵士の多くがクリスマスまでには家に帰れるつもりだった、とはよ
    く言われることですが、実際の戦争は4年以上もつづきました。ローマ教皇庁が、
    あるいは、参戦前のアメリカ大統領が講和を仲介しようとしましたが、まったく
    成果に結びつきませんでした。どうしてそんなことになってしまったのか、もち
    ろん、そこにはたくさんの理由があります。ここでは1つだけ、実は多くの国民
    が中途半端に戦争を終えることに反対したことを指摘しておきたいと思います。
    もしかすると、これはやや意外な話かもしれません。しかし、いったん戦争の渦
    中に投げ込まれ、肉親や友人が死んだり、飢えに苦しんだり、といった犠牲を強
    いられた国民の心情は、しばしば、これだけの大きな犠牲を払った以上「敵」を
    徹底的に叩き潰すまで戦争をやめてはならない、という方向に傾きます。もちろ
    ん、戦時のことですから、「敵」をモンスターかなにかのように描き、憎悪を煽
    るプロパガンダも振りまかれるでしょう。戦争というものの怖さ、実はこのあた
    りにあるような気がしてなりません。交戦相手国とその国民を「敵」と認定し、
    「敵」を憎悪する心情、世界を「敵」と「味方」に分けようとする思考様式が、
    戦争をする中で根を張ってゆくわけです。このことは次の第4点につながります。
    第4点、戦争はよりよい世界の構築にはつながりません。世界を「敵」と「味
    方」に分け、「敵」を憎悪する心のありようは、戦争が終わったからといって、
    簡単に変えることはできません。特に戦争に敗れた側では、間違いなく復讐心が
    増殖してきます。戦争で無念の死を遂げた友のために敵討ちを、などという思い
    を抱えた人々で溢れる世界がよりよいものになれるのかどうか、私は懐疑的です。
    また第一次世界大戦の話をすれば、遅れて参戦してきたアメリカは、参戦の目的
    として、「民主主義にとって安全な世界」をつくる、というそれ自体はきわめて
    高邁なスローガンを掲げました。それでは、アメリカの側が第一次世界大戦で勝
    ったことによって、世界は「民主主義にとって安全」な場になったかといえば、
    まったくそんなことはありません。ファシズムとコミュニズムに挟まれて民主主
    義が次々と砕けてゆく、これが第一次世界大戦後の趨勢でした。また、戦争の暴
    力が連鎖してゆく点も見逃せません。大規模な世界戦争は終わっても、内戦や国
    境紛争、革命と反革命の暴力的な抗争、等、相対的に小規模な戦争は世界の各地
    で絶えることがありませんでした。戦争のリスクを明らかに高める安保法制が、
    「世界の安全と安定に寄与する」などということはありえません。」

    長々とすみません

  • #46

    けい (月曜日, 19 10月 2015 19:18)

    >これはつまり相手より武力において優位にたった方が話を進めやすい、というこ
    とですか  軍拡競争になりませんか

    その通りです。
    残念ですが、とっくの昔に中国が先導する形で軍拡競争は起きていてますよ。
    その中で日本は軍拡する訳ではなく連携強化で対応しようとしています。
    まだ平和的ですね。

    >アメリカが圧倒的な武力をもちながら中東にかかわってきて 現在の状況は平和
    とは程遠いのではないですか

    いや、現実に攻められちゃってるじゃないですか?
    もしも中東に、アメリカに匹敵する軍事力があればイラク戦争なんて起きませんでしたよ。

    >『東アジア平和条約』のようなものをすすめてい
    ったらどうか

    そうなんです。東アジアの軍事的緊張を作り出してるのは中国、あるいは北朝鮮なんですから、デモの矛先は彼らの大使館にすべきだと思うのですが、何故か日本政府なんですよね。

    >この点でも安倍には無理なことです。

    友愛を謳う鳩山さんでも無理だったんだから誰がやっても無理なんでしょう。
    国民共通の敵を作るって国家の基本ですからね。


    貴方の目指す平和はアジアでの平和条約の制定なんですよね?
    具体的にどういう方向で頑張れば、それ成されるってお考えなんですか?

    謝罪し続けるって手はどうも効果的じゃないようですし、何より過去の戦争と無関係の我々国民の支持は得られませんよ。
    むしろ世論が右に偏るってデメリットの方が大きいです。
    他に方法を考えるべきです。

  • #47

    よし (火曜日, 20 10月 2015 16:25)

    けいさん
    あなたの結論は軍事のバランスの上でしか平和は実現しないと 理解しました
    非常に危険ではないですか 小さなトラブルがきっかけで戦争に発展した歴史から学ぶべきではないですか
    以前中国が宇宙での軍事に力を入れているというニュースを目にしました 日本政府もJAXAに宇宙での軍事利用の研究を進める方針を示しました どこまで軍拡すればいいのでしょうか
    冷戦時代の米ソの軍事対立の中でキューバ危機というのがありました 戦争勃発一歩手前だったと テレビでやっていました ラッキーで済む話ではないのです 100パーセント戦争にならない方策を考えなければならないのです 軍事バランスでは不可能というのが私の考えです
    100パーセントであって99パーセントではだめなのです 小さな武力衝突でもダメなのです 実際に武器を持って殺しあうのは政治家ではなく国民だからです イラクから帰ってきた自衛隊員の多くが自殺しました アフガニスタンから帰還したアメリカ兵も非常にたくさん自殺しています いったい何があったんだろうと想像します 殺す殺される場とはどんな状況なのかと 癌患者が精神疾患になる確率は通常より高いと いうことも聞いたことがあります 私も若い頃山登りで死にかけたことがあります 日常生活ではなかなか死を想像することは難しいですが 戦場は常に死を意識する狂気の世界ではないかと思うのです 朝日新聞に「語り継ぐ戦争」というシリーズがありますが そうした 戦争の現場を想像すると とても自分は戦地に行けないし 子供達にも行ってほしくないのです ママや若者が声を上げるのは戦場の狂気を想像できるからでしょう
    水俣病 薬害エイズ 原発事故 国の政策によって被害を受けた人は 有機水銀やエイズウィルスを恨むでしょうか 国の政策を恨むのではないでしょうか 戦争は国の政策の過ちです 私の気持ちは「国に殺されてたまるか」です ですから武力に頼らないで平和を実現できる政治を求めるのです



  • #48

    けい (火曜日, 20 10月 2015 21:59)

    >あなたの結論は軍事のバランスの上でしか平和は実現しないと 理解しました

    近くに好戦的な国がある以上は、と前提条件を付けて下さい。
    私の結論、というより国際社会では当たり前過ぎる常識ですので、非難するなら私じゃなくてこの世界です。

    >非常に危険ではないですか

    残念ですが、世界は以前からずっと危険です。

    >どこまで軍拡すればいいのでしょうか

    それは軍拡を主導する国に聞いてください。なぜ引き込まれた日本を非難するんですか?

    >武力に頼らないで平和を実現できる政治を求めるのです

    具体的に、日本はどういう方法を取れば現状より低いリスクで平和を作り得ると思っていますか?

    対話が重要というのには同意しますが、自国民ですら虐殺する危険な国が隣にあるんですが、彼らの暴力にどう対応しますか?

    そこを仰って頂かない限り感情論に始終して議論には成りません。

  • #49

    よし (水曜日, 21 10月 2015 00:28)

    そうですか 平行線のままですね
    通じなくて残念です(あなたもそう思っているでしょうけども)

  • #50

    けい (水曜日, 21 10月 2015 17:22)

    >平行線のままですね
    通じなくて残念です

    具体的にどこが平行線なのでしょう?
    私は貴方の質問には答えて議論を深めようとしていますが、貴方は質問に答えていません。

    現実の議論では「通じなくて残念です」では通りません。
    「対話による平和の実現」が貴方の主張ではないのですか?

  • #51

    よし (水曜日, 21 10月 2015 19:04)

    一つ聞かせてください 最初に投げかけた疑問ですが 集団的自衛権の行使は憲法違反だと思いますが あなたの考えはどうですか

  • #52

    けい (水曜日, 21 10月 2015 21:33)

    >あなたの考えはどうですか

    私はその質問に既に答えてます。
    答えは違憲です。
    ただし、憲法よりも国民の命の方が大事という理由でなぁなぁにしてる現状を肯定します。

    「対話で解決」を目指せと主張するならまず貴方がちゃんと人の意見も読んでください。

    そして質問には回答してください。
    議論は勝負では有りません。より良い答えを見つける作業ですから。

  • #53

    よし (木曜日, 22 10月 2015 20:09)

    けいさん
    遅くなってすみません
    確かに殺し合いで解決することをやめ憲法を生かした対話による信頼関係は簡単にはいかないかもしれません。だからといって武力で解決というのでは あまりに短絡的です。歴史に学ぶ視点が欠落しています。また算数のように明快な答えがあるわけではないですよ。地道に平和への努力を続けるしかないのです。
    あなたとのやりとりのなかで歴史から何を学ぶか(引用の形ですが)、戦争における弱者のこと、憲法のこと、私なりに説明しましたが、あなたからはそれについての意見はなく、二者択一的なコメント(政府の意見をなぞっただけですが)しかいただけませんでしたね。歴史や憲法に言及したコメントがいただけなかったのは残念です。
    あなたの意見への疑問を解消するコメントが最後のコメント『憲法よりも国民の命の方が大事』です。あなたの言う『国民の命』が私のいう命とは違うということにお気づきになりませんか  沖縄の人の命も 戦場で殺される人の命も、もっと言えば福島で故郷を奪われた人の命もあなたのいう国民の命には入っていないということがわかりませんか(わかっていればあのようなコメントはでてこないと思います)
    これ以上のやり取りは不毛と思います。
    失礼を承知で申しますと今回のやり取りで『あなたのような意見を持つ人が多くなれば恐ろしい社会になるな』と実感しました。頑張らねばと思います。
    いつかあなたが弱者の痛みが理解できるようになると、安保法制に必死で反対している人の気持ちがわかると思います。そのときには中身のある議論になるでしょう

  • #54

    けい (木曜日, 22 10月 2015 21:52)

    >対話による信頼関係は簡単にはいかないかもしれません。

    軍事的緊張に具体的にどう対応しますか?
    という問いの回答になってません。
    回答お願いします。

    >だからといって武力で解決というのでは あまりに短絡的です

    誤認されています。いざ有事なっても負けることのない武力があった方が対話がスムーズに進むという事です。

    隣人とトラブルが起きればまず話し合ってダメなら国家権力(武力)って手順でしょう。
    それと同じです。

    >歴史や憲法に言及したコメントがいただけなかったのは残念です。

    申し訳ありません。
    安保法案とは関連性が薄かったと判断しました。
    不満なら回答しますが、理想論としては概ね貴方に賛成ですよ。

    >あなたの言う『国民の命』が私のいう命とは違うということにお気づきになりませんか?

    違いません。
    私の言う国民は日本国民全員です。
    (自衛隊員は除きます)

    >これ以上のやり取りは不毛と思います。

    対話だけによる解決に限界がある事を自分自身で証明してどうするんですか?
    対話を諦めるってのは国家間では戦争の始まりです。

    安保法案は、少なくとも表向きは軍事的緊張に対応する為の法案です。
    廃案にしたいなら具体的な対案を用意しなければなりません。

    >いつかあなたが弱者の痛みが理解できるようになると

    無用な人格攻撃は辞めませんか。
    それは憎しみしか産みません。

    因みに私は某途上国のNPOに所属し、経済的に弱者である事でチャンスを奪われる人たちに微力ながら支援しています。
    弱者の痛み、悔しいほど分かりますよ。

  • #55

    よし (日曜日, 25 10月 2015 07:18)

    けいさん
    中断させてしまいすみません
    根拠のない非難は無礼でした 失礼しました
    軍事的緊張への対応についての指摘ですが常に憲法を外さないことが大原則です
    あなたの言う「憲法よりも国民の命が大事」は理解できません 理由付けはなんとでもできます かつて日本軍がアジアを侵略したときの理由がアジア解放のためでした
    (個別的)自衛権行使は最終手段であってあくまで話し合いで解決することを憲法は求めています そう考えれば外交も含めての活動が防衛と考えられます 一言で対話と言っても歴史認識など対話がスムーズに進むための努力もお互いに必要でしょう その点で安倍に資質がないことは先に書きました これが私の答えですがおそらく堂々巡りでしょう あなの考えとは大きな開きがありますが それが過去の戦争で多くの犠牲を出して学んだことであり 理想論ではありません 賢い方法だと考えています
    本当なら私も幾つか疑問点がでてきたので聞きたいのですがやめます
    しばらくの間 パソコンがないところで生活することになりました
    書きっぱなしで終わってすみません

  • #56

    けい (日曜日, 25 10月 2015 19:14)

    >失礼しました

    貴方の正義感ゆえ、と理解しています。
    そして人は正義感ゆえに残酷になるという事を理解してください。

    >常に憲法を外さないことが大原則です

    いえ、貴方の思想は「最も平和を実現出来る可能性を探し続ける」だと思います。
    憲法を外さないというのは、貴方にとって平和を守る手段であるはずです。目的ではありません。

    違いますか?

    >「憲法よりも国民の命が大事」は理解できません

    憲法は軍隊の保有を禁じています。
    憲法を実直に守るというのは自衛隊の解体を意味します。
    自衛隊が居なくなると生活に困る人が大勢でますよ。
    漁師や外交官といった一部の人たちは困るどころか命を落とすかもしれません。
    危険性は確実に高まります。

    そうなっても貴方は理解出来ませんか?

    >安倍に資質がないことは先に書きました これが私の答えですがおそらく堂々巡りでしょう

    私は彼に資質があるとも思ってません。
    「誰がどうやっても難しい」という見解です。
    何故なら歴史認識というのは彼らにとって、というか何処の国にとっても外交のカードだからです。
    鳩山さんですら、改善どころか関係を悪化させてしまった今、貴方は誰なら貴方の理想をなし得ると思うのでしょう?

    貴方が総理大臣ならどういう手法を取るのでしょう?
    余りに譲歩を繰り返すようならそれは国民に支持されず政権を維持出来ません。
    ただ世論を右に傾けて終わるだけです。

    お答え出来ないというのはそれが貴方の理想に無責任だという事です。

    >書きっぱなしで終わってすみません

    いえいえ、本気で議論するつもりがあるなら幾らでもネットに繋ぐ方法はあるでしょう。
    民主主義の主役は我々国民一人ひとりです。
    言葉の責任を取らないという立ち位置は反対派を弱体化させるという事をお忘れなく。

  • #57

    よし (月曜日, 26 10月 2015 09:00)

    だれもがスマホをもっているわけではないですよ
    田舎ではネットを見れるのがパソコンだけというのは普通です
    11月5日か6日に連絡します

    管理人さん
    貴重な場を提供していただきありがとうございます
    私は長野県の隣県に住むものです
    不定期に数日から1.2週間の出張のため書き込みも長期間遅れることも普通にあります
    平和運動にはこのようなコミュニケーションの場が非常に大事だと思います
    ぜひ私のコメントを待たずにこの場を活性化されることを望みます 私のコメントのために停滞してしまうことがとても心苦しいです


  • #58

    けい (月曜日, 26 10月 2015 18:14)

    >だれもがスマホをもっているわけではないですよ

    スマホに限定する理由が分からないです。
    まぁ関係有りませんけど

    個人的な感想を述べるなら私の意見は一般的な反論であり、国際情勢を語る上で常識呼ばれるものベースに成り立っています。
    つまり反対派の方なら、予想して然るべきものです。

  • #59

    九州のママ (火曜日, 27 10月 2015 21:11)

    初めまして、わたしは九州の地方都市に住む、九州のママ
    と申します。
    けいさんとよしさんの熱い書き込みの応酬、お二人とも、 とても勉強されていて、凄いなぁと思います。
    けいさんの熱い思いもひしひしと伝わってくるんですが、 私には少し違和感を感じてしまいます。
    よしさんのおっしゃることは、確かに「希望論」なのかも しれません。当然、けいさんのおっしゃることより、遥か に達成が難しいことです。かといって、けいさんがおっし ゃることしか、私たちには選択肢がないのでしょうか?
    かなわぬかもしれないかもしれないけど、それにかけるこ とは無駄なことなんでしょうか?
    私は、9月19日未明の強行採決?以降、興味を持ってと いうか、色々不安になってという方が、大きいですが、そ れ以降、街頭に出ている方(ほとんどが反対の方々です  が)に聞いてみました。
    これで、「個別的自衛権」と「集団的自衛権」について教 えていただきました。もし、中国や北朝鮮が日本に攻めて きても、「個別的自衛権」で国は守れるとのことでした。
    国会で、「台湾がもし中国と戦争になったら、日本は台湾 に手を貸すんですか?」(不正確だったらすいません、私 の記憶違いです。訂正してください)という質問に、自民 党は答えなかったということですよね。
    私が住んでいる町は田舎なのか、賛成派の方々の街頭演説 はまだ観たことが無いので、ネットとかで調べてみたら、 その人たちの言い分が「中国が攻めてくる」とか「北朝鮮 が在日と一緒になって日本を乗っ取る」とか、恐ろしいこ とばかり書いてあって、とても信じられないです。それ  に、友人に中国人ママとかいますけど、こういうことを思 っている日本人がたくさんいるのかと思うと、とても悲し いと言っていました。
    中国には沢山の日本人が住んでいるし、この日本にも沢山 の中国人が住んでいます。また、私の住んでいる地域の一 番大きな街には、毎日何千人もの中国や韓国の観光客が来 ています。中国の人はマナーが悪いって声も聞きますが、 それでも、沢山のお買い物をして、お金を落としてくれま す。安倍政権は「中国が攻めてくるかも」って言ってます が、お互いの生活に密着した国同士で、戦争したら、いい ことありませんよね。中国は民主的な国じゃないって判っ ていますけど、もし旅行で来てくれた中国の人に親切にし たりすれば、「国はあんなこと言ってるけど、行った町の 人は親切だったよ。また行こうよ。」といってまた訪問し てくれれば、戦争の道は遠のくと思うんですよね。

    大先輩ママ友の18歳の娘さんが聞いた、元自衛官の方の
    お話を伝え聞きました。イラク戦争の時、オランダ軍が撤 退したあと、日本の自衛隊が後方支援に向かったときのこ と、自衛隊は「専守防衛」に徹するということで、いくら「非戦闘地域」でも、これは危ないと思ったとのことでし  たが、砂漠仕様ではない普通の迷彩服を着た日本の自衛 隊が、住民に給水のサービスとかをしたということですが、 オランダ軍はゲリラと打ち合いになり、死者を出したの  に、自衛隊は、撤退する時に、さよならパーティまで開い てくれて、帰らないで、ずっといてほしいと言われたとの ことです。
    これって、自衛隊が誰も殺さず、自衛隊も誰も死ななかっ たからではないですか?
    安倍さんがこういうことを評価するって話、全然聞かない です。
    アフガン戦争のあと、武装解除に日本が中心的役割を果た したと聞きました。成功したとは言えないでしょうが、こ ういう仕事で、日本はどんどん貢献できると思います。他 の国が、銃を持って力ずくでするよりも、私は効果がある と信じます。力のバランスで圧倒するのではなく、悲惨な 歴史を乗り越えた同士の心で伝えたらと思います。
    ベトナム戦争でも、自衛隊を出さなかった国民として、7 0年間戦闘で誰も殺していない民族として、誇りを持ちた いです。これって、わがままなんですよね? 

  • #60

    けい (金曜日, 30 10月 2015 19:53)

    >けいさんがおっし ゃることしか、私たちには選択肢がないのでしょうか?

    勿論、有りますよ。
    私は一番平和的だと思うアイデアを示しただけです。
    ゆえに再三、議論をしましょうと持ちかけています。

    >それにかけるこ とは無駄なことなんでしょうか?

    正直、日本にはあまり悠長な事を言える余裕はありません。
    リスクを考えて下さい。

    >「個別的自衛権」で国は守れるとのことでした。

    日本がアメリカの庇護なしに生きられない事を忘れてはいけません。
    ゆえに、現状の日米同盟を良く思わなくなってきたアメリカの世論を、民主主義を無視してはいけません。

    >とても信じられないです。

    北朝鮮は警視庁の発表によれば、既に800人以上の日本人を誘拐してます。
    中国は何百万の自国民を虐殺しています。
    そして彼らは明らかに戦争の準備を進めています。
    信じられないのならば調べて下さい。
    そして貴方の優しさを、犠牲になった人々にも向けて欲しいです。

    >こういうことを思 っている日本人がたくさんいるのかと思うと、とても悲し いと言っていました。

    その悲しさは、まず自国民ですら虐殺する祖国に向けるべきではないですか?

    >もし旅行で来てくれた中国の人に親切にし たりすれば、「国はあんなこと言ってるけど、行った町の 人は親切だったよ。また行こうよ。」といってまた訪問し てくれれば、戦争の道は遠のくと思うんですよね。

    民間レベルでは日本人は十分親切でしょう?
    私の経験上、中国人も十分に親切です。
    一部の人間を全体のように考えるのは間違いです。
    というか、戦争は仲が悪いから起きるわけではないです。
    ゆえに、貴方の意見は効果的とは言えないと思います。

    >安倍さんがこういうことを評価するって話、全然聞かない です。

    それは悪いニュースばかり選んで見てるからではないですか?
    一度自衛隊の式典での彼のスピーチでも見てきてはいかがでしょう?

    >これって、わがままなんですよね?

    私も貴方と同じ感想ですよ、平和を愛する国民性を誇りに思います。
    だから海外でナメられちゃうんですけど‥

    まぁ、私と貴方の意見の違いは多分、国際関係のあるいは軍事の知識の有無に拠るものでしょう。

  • #61

    九州のママ (火曜日, 03 11月 2015 16:59)

    けいさん書き込みありがとうございました。返事遅れてすいません。
    土曜日は仕事で、日曜日は、ママ友に誘われて、近くで行われた安保法案勉強会みたいな、十数人単位の小さいサロンみたいな集まりに参加しました。
    これは、大学の政治学の先生と弁護士さんが来てくれて、私たちの疑問や質問に答えてくれるもので、わたしもこの機会だったので色々質問してきました。けいさんは、反対派の意見ばっかりと思えるかもしれないですが、このようなものを企画する女性は殆どが反対派ですし、ここにいたるまで、安保賛という気持ちになるような意見には、政府の説明を聞いても、出会えていません。
    > 日本がアメリカの庇護なしに生きられない事を忘れてはいけません。
    はい、その通りだとと思います。私の立場は、自衛隊は必要と思ってます。でも、自衛隊の役目は、「災害派遣」と「専守防衛」にあると思ってます。アメリカの庇護は必要ですけど、「9条」の存在も同じくらい必要です。
    >現状の日米同盟を良く思わなくなってきたアメリカの世論を、民主主義を無視してはいけません。
    これは、アメリカの本音ですよね。なんだかんだいっても、世界で一番の民主主義国家はアメリカです。でも、日本も民主主義国家です。この間の選挙で、自民党は大勝しましたけど、安保の話って、その中心じゃなかったですよね。この話をマスコミがもっと取り上げて、投票率が上がれば、こういう状況にはなっていなかったかな?って思います。
    それ以上に、このことについて「説明不足」っていう人が、80%もいるんですよね。
    >一度自衛隊の式典での彼のスピーチでも見てきてはいかがでしょう?
    はい、ニュースで見ましたよ。これ、全部見たいのでどこかに全文書き出されているものが無いかと思って探しています。でも、自衛隊に話される前に話すところ、説明するところがあると思うのですが?
    > 北朝鮮は警視庁の発表によれば、既に800人以上の日本人を誘拐してます。
    警察の資料を見ました。特定失踪者というのですか、863名にのぼるそうです。 でも、けいさんはこれを同解決したらよいと思いますか?私は出来るなら、アメリカの力を借りて奪還出来ればよいと思ってますよ、ほんとに。でも、それは出来ないですよね。戦争になってしまいます。この法律ができたとしても、北朝鮮のことは何も変わらないと思います。

    >中国は何百万の自国民を虐殺しています。 そして彼らは明らかに戦争の準備を進めています。 信じられないのならば調べて下さい。
    >これは、「文革」のこと、それとも「チベット、ウイグル」のこと、それとも、「天安門」のことですか?どれも、 とても悲劇だと思います。この批判は、反安保と繋がらないと思っています。
    だから、日本を攻撃してくるぞという話と繋がるとは、思いません。こういう言い方って、何か戦前の太平洋戦争(大東亜戦争) に突入していく時の政府の発言と似ています。
    「中国が攻めてくるのか」という質問が、この会でも出ました。この間のガス田のこととか、政府関係の人たちが、危機感も持って発言してましたし、南沙諸島の問題もあります。
    これについては、ガス田にしても、様子見程度のことで、どこまでやったら、アメリカまで巻き込んで騒動になるのかな程度、南沙諸島は、相手は日本じゃなくて、フィリピン、ベトナムなので、もうちょっと挑発してもいいのかな、位で
    今回アメリカのイージス艦が出てきたけど、「ここは公海なんでそれは駄目でしょう」くらいの反応なので、これが戦争にはならないと思いますよとの話でした。要するに、最近商売上で縁が深い、GDP1位と2位は喧嘩しないでしょ、とのことですよね。
    冷戦再びとか言っている人もいるみたいですが、冷戦の時のような「軍拡競争」になったらいくつくところは見えているし、そんなのどっちの国も持ちませんよね。
    イギリスのエコノミスト関連のシンクタンクが発表した「世界平和度ランキング」は、日本は8位でアジアで一番です。少なくとも、イギリスのシンクタンクは日本が戦争に巻き込まれることはないと今のところは、考えていることになりませんか?もし、来年、これが下がったら、ですよね。

    > 民間レベルでは日本人は十分親切でしょう? 私の経験上、中国人も十分に親切です。 一部の人間を全体のように考えるのは間違いです。 というか、戦争は仲が悪いから起きるわけではないです。 ゆえに、貴方の意見は効果的とは言えないと思います。
    ごめんなさい、これちょっと、理解できません。今回のこの中国ママはいつか母国に帰ると思います。その時、あなたのように、日本人が貴方の国は自国民を虐殺するような国なんだから、ネトウヨみたいな人にこんなこと言われるの当然よ、反省しなさい」って言われて帰るとどう思いますかね。
    少なくとも、私たちが中国の人から、従軍慰安婦とか南京大虐殺とか言われるくらいに嫌なことだと思います。
    だから、私は、効果があると思って少なくとも回りの中国人ママには、おつきあいしていくつもりです。で、けいさん、周りにアメリカ人の方っています?その人に、「原爆落として、反省しろ」って言えますか?
    >平和を愛する国民性を誇りに思います。 だから海外でナメられちゃうんですけど‥ まぁ、私と貴方の意見の違いは多分、国際関係のあるいは軍事の知識の有無に拠るものでしょう。
    今回、反対派の立場ですが、法律や政治学の勉強(のような)を出来る機会に恵まれました。この方達の、「法制が実行されたときの危機意識」たるや、もの凄くて、それで、私の書き込みも少し荒くなったかもしれません。ごmrんなさい。
    貴方には直接関係ないと覆いますが、安保法制が通ってからの我が家の反応みたいなものを最後に書いておきます。
    この安保法制が通る前は、私たち夫婦で、政治の話をすることは皆無でした。子供は男の子2人で、小学校1年と、保育園に行く4歳の子供がいます。
    旦那はケアハウスで介護士をしています。この間、安倍さんは介護報酬を引き下げましたよね。これについて、主人は凄く怒っていて、この政権は間違いなくこちらを向いていないと言ってました。でも、同じく、与党も野党も自分たちの給料だけは、ベースアップしてて、その金額は自分の年収の倍近くあって、なんてで、もう完全に政治不信でした。
    今回こういう話をしながら、今もこういう状態で、国の借金こんなにあって、それで「安保法制」で海外に行って、沢山税金使って、でも、うちの旦那のように、薄給で、朝から晩まで働いて、一部の人が、武器売ったり、原発売ったりして儲けて、で、税金安くしてもらえるんだなぁ、と思うと怒りで一杯です。これって、安倍さんと一部の官僚の自己満足と、武器作っているような大企業とアメリカだけで決めたんじゃない?思ってます。平和のための法律って嘘っぱちです。            

  • #62

    九州のママ (火曜日, 03 11月 2015 17:30)

    管理人様
    誤字脱字多くてごめんなさい。
    一言だけ追加です。
    政治不信(自分もでしたけど)の旦那と話し合いました。
    二人で次の参院選は絶対棄権はしないと約束しました。
    仕事や用事があっても、不在者投票をしようと。
    とにかくこの法制に反対する議員に入れようと。
    それと、自民党でも、この法制に疑問を思っている人もいると思います。引退さまれましたが、九州の福岡選出だった古賀誠さんは安倍さんにもう、これは独裁レベルっていってましたよね。古賀さんは、お父さんが軍人で、確か、自分が生まれるか生まれないかのうちにお父さんが戦死なされたってお話を聞いたことがあります。きっと、精一杯の思いで語られたのだと思います。こういう気持ちを大事にしたいと思います。

  • #63

    けい (水曜日, 04 11月 2015 00:42)

    >アメリカの庇護は必要ですけど、「9条」の存在も同じくらい必要です。

    今までは「両方いいとこ取り」出来てたというだけの話です。
    それが通用しなくなってきた今、じゃあどうするか?
    という意見を持たなければ議論にならないです。

    それ以前に、9条は軍隊保持を禁じています。
    つまり自衛隊を必要と言いながら9条保持唱える貴方の意見は最初から矛盾してますので反論もしません。

    >安保の話って、その中心じゃなかったですよね。

    アメリカの民主主義考えなければ、という私の意見の反論になってません。
    聞かれたら答えますので、議論のルールは守ってください。

    >この法律ができたとしても、北朝鮮のことは何も変わらないと思います。

    いえ変わります。
    相手が反撃してくる可能性が高くなればそれだけ慎重になるのは当たり前です。

    >日本を攻撃してくるぞという話と繋がるとは、思いません

    それは主観です。
    中国の潜水艦が無断で沖縄近海まで来た過去をご存知ないですか?
    「やろうと思えば数分で沖縄を落とす事が出来る」状態になっても対策をしない。
    そんな自国民を蔑ろにする政府を国民は認めませんよ。

    >「原爆落として、反省しろ」って言えますか?

    もしその米国人が原爆を落としたことを正義だと盲信してるならハッキリ違うと言います。
    思想以前に虐殺を肯定する人間を非難するのは当たり前です。
    そしてお友達の中国の方も非難されるだけの事を政府がしてるという事はまず知るべきです。
    貴方は、民間人ですらスパイとして利用している中国の現状を知らないんだと思います。
    もし彼女が個人的な意味で攻撃を受けたなら守ってあげて欲しいと同じ日本人として願います。

    >平和のための法律って嘘っぱちです

    まぁ、余計な事かもしれませんが、そういう0か100かという極端は考え方は現実的では無いです。
    お金儲けという側面もある。
    平和を守るという側面もある。
    その比重を定量化しなければ議論にはなりません。

  • #64

    九州のママ (水曜日, 04 11月 2015 18:25)

    早速のお返事ありがとうございます。失礼ですけど、あまり実りのあるやり取りが出来ているとは思えません。貴方はどう考えているか判りませんが、この手の会話に正解があるとは(というか、正解は一つではない、沢山のベターがあって、よりベターなものを選択していく)思えないです。
    > 今までは「両方いいとこ取り」出来てたというだけの話です。 それが通用しなくなってきた今、じゃあどうするか? という意見を持たなければ議論にならないです。
    >その前提そのものが、貴方の「意見」だからです。「いいとこ取り」が通用しない理由を教えてください。アメリカの民主主義があるなら、日本の民主主義もあります、という意味です。
    九条は、アメリカの押しつけだけで存在している訳ではありません。これは当時の国民が、戦争は二度と嫌だという総意によって生まれたものです。
    今回の防衛省のアンケートを見ました。安倍政権得意の、本当に聞かなくてはいけないことを聞いていない、アンケートでしたが、それでも圧倒的多数は「現状の自衛隊でよい」でした。私はこれを、「9条と自衛隊」をともに認めると考えます。全く矛盾してません。
    それより、今回の「安保法制」の方が、ずっと憲法違反ですよ。
    今回、すっかり、安倍さんの敵に回った感のある小林節慶大名誉教授は、今までは、自民党の犬とまで言われていた、体制側の学者さんですよね。その人が、耐えきれなくて、「違憲」と言わざるを得なかった。単純に「自衛隊は違憲」といっている人とレベルが違います。
    > いえ変わります。 相手が反撃してくる可能性が高くなればそれだけ慎重になるのは当たり前です。
    私の質問に答えてないですよね。貴方のおっしゃっていることは、単なる結果論です。攻めてこないのは、今回の安保法制が理由とは限りません。
    > それは主観です。 中国の潜水艦が無断で沖縄近海まで来た過去をご存知ないですか? 「やろうと思えば数分で沖縄を落とす事が出来る」状態になっても対策をしない。 そんな自国民を蔑ろにする政府を国民は認めませんよ。 >貴方の意見も主観です。実は、こういう風に言っている人がいますけど、という話を政治学の先生に話しました。正直、これで戦争とか言うなら、政治学者もエコノミストの分析能力も、何にも必要ないと言われました。世界は(勿論、中国も)ダブル、トリプルスタンダードで回っているのです。いちいち戦争してたら、地球が何個あっても足りません。
    それと「世界平和度ランキング」についてもお考えをお願いします。
    > もしその米国人が原爆を落としたことを正義だと盲信してるならハッキリ違うと言います。 思想以前に虐殺を肯定する人間を非難するのは当たり前です。>すばらしいです。私は言えません。ただ、都合の良い時だけ被害者面するなといわれるかもしれません。
    >そしてお友達の中国の方も非難されるだけの事を政府がしてるという事はまず知るべきです。 貴方は、民間人ですらスパイとして利用している中国の現状を知らないんだと思います。
    >はい知ってます。でも、アメリカでもロシアでもどこでもいますよね。
    中国も、国の政策が全面的に正しいと押し付けることは、だんだん難しくなっていくと思います。国内に徐々に社会主義だけでは生まれなかった、新しい価値観を持った階層が出始め、力を持ち始めていくと思います。やはり、他国で生活して、戻った人たちが、発言権を増やしていけばと思います。だから、私は、個人と個人でおつきあいを続けていきたいと思います。
    > まぁ、余計な事かもしれませんが、そういう0か100かという極端は考え方は現実的では無いです。 お金儲けという側面もある。 平和を守るという側面もある。 その比重を定量化しなければ議論にはなりません。
    助言ありがとうございます。0か100かなんて思っていませんよ。今日本は1000兆円も借金がある。オスプレイはぽーんと買うのに、本当は一番大事なはずの、子供の貧困対策には、(多分こういう人間は安倍さんはいてほしくないと思っているのかも)「民間の寄付」で、でも、イラクとアフガンにはアメリカが580兆円使ってますが、そこには、何の説明も無く、アメリカの後ろを追従していく。それがバランスの崩れた「自己満足政権」だと思っているだけです。
    貴方がそうではないというなら、それだけのことです。

  • #65

    けい (水曜日, 04 11月 2015 21:04)

    >正解があるとは思えないです。

    同意します。
    だから話し合う事が大事なんです。

    >その前提そのものが、貴方の「意見」だからです。「いいとこ取り」が通用しない理由を教えてください。

    前提は私の意見では無く現実の問題です。
    (そして文句なら中国とアメリカに言ってください)
    理由は早い話、アメリカの圧力です。
    これは善悪ではなく必要性の問題です。

    >「9条と自衛隊」をともに認めると考えます。全く矛盾してません。

    矛盾しないという根拠が「アンケート」ならば、9条は民意次第で解釈を柔軟に変えて良い、という事になります。
    これは当初の貴方の意見と矛盾します。

    つまり貴方はこう言い換えれば良いんじゃないですか?
    「9条は『出来る限り』守らなければならない」

    そして私達の相違は『出来る限り』とは具体的にどこまでか、なのでは無いでしょうか?

    >貴方のおっしゃっていることは、単なる結果論です。攻めてこないのは、今回の安保法制が理由とは限りません。

    安保法制で将来の危険性を減らすことが出来る、という私の意見の反論が何故「結果論」なんでしょう?わかりません。

    >貴方の意見も主観です。

    いえ客観です。
    失礼ですが貴方は軍事知識に欠けています。攻撃潜水艦に近海まで侵入を許すという事の危険性を理解していないです。
    というか‥それ以前に領海侵犯は犯罪ですのでやはり客観ですね。
    それで、先生がどう言おうと潜水艦に侵入許しても放置して良いという意見なら明らかな誤りです。
    おそらく具体的な対応策には言及してないですよ、その先生は。

    >「世界平和度ランキング」についてもお考えをお願いします。

    詳細を見てきました。
    内戦や移民等も含めた多数の項目の総合評価なので外交問題を語るにはやや不向きな指標ですね。
    外交の項目の比較が見当たらないんですが、日本は何ポイントだったんですか?
    まぁ、相対的に見て日本は恵まれてるなーという印象ですね。
    ランクダウンした原因が中国というのはなんとも象徴的ですが。

    >都合の良い時だけ被害者面するなといわれるかもしれません。

    私の意見は虐殺を肯定しない、其処に私が日本人であることは関係ない、と直訳で言い返しますかねー。

    >はい知ってます。

    知っているなら、在日中国人が疑われる事にも疑問は無いでしょう。
    それが悲しい事である事には同意しますよ。

    >新しい価値観を持った階層が出始め、力を持ち始めていくと思います。

    私もそう願います。
    というか、現状の中国が良くないって点で私達の意見は一致してますよね?
    なら議論は不要です。
    個人的な付き合いを否定なんてしてませんし。

    >アメリカの後ろを追従していく。それがバランスの崩れた「自己満足政権」だと思っているだけです。

    日本がアメリカの庇護無しにやっていけない事は同意されてるんでしょう?
    ならアメリカに追従するのは、平和を求めるならある程度仕方のない事です。

  • #66

    よし (木曜日, 05 11月 2015 17:18)

    けいさん
    大変お待たせしました 幾つか疑問点がありますが 議論が混乱しないように 憲法に関わる部分と 日本の安全に関わる部分とに分けた方が良いと思います そこで前回の続きですが あなたは「集団的自衛権の行使は違憲だが国民の方が大切だから集団的自衛権を肯定する」という意見でした 私はこれを理解できないと言いましたが これを詳しく説明してください

  • #67

    けい (木曜日, 05 11月 2015 18:05)

    >「集団的自衛権の行使は違憲だが国民の方が大切だから集団的自衛権を肯定する」

    自衛隊の存在は違憲だが、国民を守る存在は必要なので肯定する

    というのは理解出来ているんですよね?
    これと同じ構図ですよ。

    集団的自衛権を認めた方が平和維持出来る可能性が高いので肯定する

    シンプルです。
    貴方も私も、日本の軍事力を何処まで認めるかという程度の差異しかありません。

    貴方が理解出来ないのは恐らく軍事知識の不足と他国は攻めてこないという先入観のせいだと思われます。
    日本が他国を攻める可能性は危惧するにも関わらず他国は攻めてくる可能性は危惧しないってのは理解しかねます。

  • #68

    よし (木曜日, 05 11月 2015 22:46)

    憲法は国の最高法規です 憲法に反する法律はありえないのではないですか

  • #69

    けい (金曜日, 06 11月 2015 12:38)

    憲法には、戦力を放棄すると書かれてます。
    しかし自衛隊は戦力です。

    憲法違反だから集団的自衛権は駄目だという論を展開したいなら、まず自衛隊を肯定するロジックを提示しなければ、貴方の意見は破綻します。

    その肯定する根拠がアンケートであるなら貴方の見解は民意に沿って変えて良い、という事になります。
    裁判所の判断なら司法が、防衛の為というのであれば必要性に応じて変えて良い、という事です。
    単純に私がこう思うからだ、というのであればそれは一つの意見として尊重しますよ。

  • #70

    よし (土曜日, 07 11月 2015 00:25)

    憲法98条 「 この憲法は、国の最高法規であって、その条規に反する法律、命令、詔勅及び国務に関するその他の行為の全部又は一部は、その効力を有しない。」 このことをいっているのですよ
    例えば殺人があったとします だれが見ても明らかに犯人だなと思える容疑者でも証拠が不十分な場合は無罪になることがあります 疑わしいだけでは罪は問えないのだと思います
    なぜか 万が一にも殺人を犯していないのに有罪になった場合 国が無実の人を死刑にしてしまうことも考えられるからです 冤罪です だから法律は慎重の上にも慎重に運用されているのだと思います
    今回の安保法制でも法律の後ろ盾がないまま兵士が仮に相手を殺してしまったら殺人罪になりませんか
    だからあなたの主張は 合憲しかありえないのです
    それでも違憲と言うのならクーデターではないですか
    憲法の問題をすっ飛ばして安保法制に行くことはダメなのです 安保法制に反対している人の多くが憲法をないがしろにされているという危機感を持っていますし 多くの憲法学者が立憲主義の危機を表明しているのもこのことからです また9条改正に賛成している憲法学者でさえもこの点で今回の安保法制に反対しているのです


  • #71

    けい (土曜日, 07 11月 2015 09:45)

    >全部又は一部は、その効力を有しない

    全部又は「一部」って書いてあるじゃないですか。
    これでは反論の根拠には使えませんよ。

    >それでも違憲と言うのならクーデターではないですか

    クーデターという言葉はそういう意味では使えません。貴方の勘違いです。

    >多くの憲法学者が立憲主義の危機を表明しているのもこのことからです

    何故彼らは自身のロジックを民主的に国政に反映させようとしないのでしょうね。
    そんなに自分たちが正しいと思っているなら民主的に正しい方法で議論すればいいだけです。

    >憲法の問題をすっ飛ばして安保法制に行くことはダメなのです

    そう主張するなら、同じく憲法の問題をすっ飛ばしてる自衛隊を、貴方が肯定する根拠をお答え下さい。
    こちらの質問に答えないのならそれは民主主義の否定です。

  • #72

    よし (土曜日, 07 11月 2015 22:28)

    9条の議論を回避するための荒唐無稽なロジック
    Aが殺人を犯しても無罪だから Bも無罪だ という話ですか
    であるなら Aが無罪であることの証明とそれによってBが無罪であるための関係性を証明しなければいけません
    自衛隊が合憲か否か 集団的自衛権の行使が合憲か否か それぞれ歴史的な議論があります
    ここをきちんと吟味しないことには日本国憲法が9条をもつ意味がなくなります
    他国の普通の憲法と同じになりますよ
    あなたのこれまでの見解は9条を無視した上で出てきたと言わざるをえません
    違いますか

  • #73

    けい (日曜日, 08 11月 2015 00:53)

    >Aが殺人を犯しても無罪だから Bも無罪だ という話ですか

    違いますね。
    Aが殺人を犯したが無罪とされた、しかしBは有罪だった。
    それは何故か?
    という問いです。

    だから聞いているんです。
    貴方が自衛隊を肯定して集団的自衛権を否定する理屈は何か、と

    以前は自衛隊を肯定する理由は「アンケート」と言いました。
    今回は歴史的な議論の結果だと言いました。

    これはつまり9条の解釈は「議論を重ね、民意に問うて国民が納得すれば」
    変更して良い、という事ですか?
    でしたら私の意見とそう違いは無いですよ。

  • #74

    けい (日曜日, 08 11月 2015 00:59)

    余談ですが、クーデターという言葉を使うのは控えた方が宜しいかと思います。

    使う程、議論の場では反対派の足手まといになります。
    母校のディベートで反対派の方がクーデターという言葉を使って笑い物になり、極めて不利な状況に追い込まれましたので‥参考までに。

  • #75

    よし (日曜日, 08 11月 2015 08:56)

    Aが無罪だからBも無罪だとあなたはいっているんですよ
    「アンケート」ーーーどういう意味ですか 私がアンケートと言いましたか
    クーデターではないーーーーでは違憲である法制を認めるとはどういう表現をすればいいのでしょう

  • #76

    けい (日曜日, 08 11月 2015 10:30)

    >Aが無罪だからBも無罪だとあなたはいっているんですよ

    言ってませんよ、私の見解では自衛隊も本来は違憲です。つまりAもBも有罪です。
    反対すると自分に不利益なので黙認しているだけです。

    さて貴方が自衛隊を肯定し、自衛権は否定する根拠は「議論を重ねた」からなんでしょうか?

    >私がアンケートと言いましたか

    失礼しました、アンケートは貴方の発言では無かったのですね。

    >では違憲である法制を認めるとはどういう表現をすればいいのでしょう

    知りません。間違いを指摘しただけです。

  • #77

    よし (日曜日, 08 11月 2015 23:49)

    水掛け論になるので一旦やめます
    自衛権を否定してはいませんよ
    自衛隊について私の認識ですが
    憲法の文面からはいっさいの武力を否定しています
    自衛隊について最高裁が合憲と認めたことは一度もない しかし砂川判決では主権国家として最低限の自衛権をもっているとしました
    政府においても憲法13条との関係 すなわち国民の生命財産を守る必要から必要最低限の自衛権を保持していると主張 ここに自衛のための必要最少限度の実力組織としての自衛隊の意味ができた しかしそれは当然9条の制約を受けながらという意味で
    現在まで自衛隊は軍備拡大を続けてきました それは国際環境の変化もあるが 一貫して軍備を拡張したい政府(実態はアメリカや経済界からの要求の代弁者の側面も大きかった)と国会や軍事拡大に反対する国民とのせめぎ合いの中で現在の自衛隊の存在に至っている
    一方対外的には戦争をしない平和憲法をもつ国としての評価や あるいは1993年朝鮮半島危機の際 米軍司令部から1059項目の要求が防衛庁に示されました 米軍による空港 港湾の使用 自衛隊による米軍のための輸送補給救難など すべての項目について日本側は集団的自衛権の行使は認められないとゼロ回答しました つまりアメリカからの軍事的な要求の防波堤の役割もあった
    私は自衛隊の存在は肯定するものの 現在の自衛隊は9条の制約をかなり越えていると考えています
    大体の認識では一致していると思いますが いかがですか

  • #78

    けい (月曜日, 09 11月 2015 16:38)

    「集団的自衛権の行使は違憲だが国民の方が大切だから集団的自衛権を肯定する」

    私の以前の発言です。
    「水掛け論」ではなく、ただの貴方の曲解あるいは勘違いです。

    >私は自衛隊の存在は肯定する

    これは国民を守るためという根拠ですか?

    >現在の自衛隊は9条の制約をかなり越えていると考えています

    現在も何も、戦力を持った時点で9条と矛盾しているんですよ。読めば分かることです。

    それとも貴方は最低限の装備なら自衛隊は合憲というスタンスなんですか?

  • #79

    よし (火曜日, 10 11月 2015 00:17)

    専守防衛のための必要最低限の実力組織なら13条との兼ね合いで肯定します ただし憲法の文面からは違憲です 微妙な表現ですが 私が指摘したいのはむしろ自民党が経済界やアメリカからの要請に応じて少しづつ9条の制約を破っていったことです 朝鮮半島危機の例を出しましたが 続きを紹介しますと『すべての項目について日本側は「集団的自衛権の行使は認められない」とゼロ回答しました。米側は見直しを要求し、これが96年の日米安保共同宣言、97年の日米ガイドラインを経て、99年の周辺事態法の策定につながりました。我が国に波及するような戦争が起きた場合、官民挙げて対米支援する国へと日本は変化したのです』〔半田滋 東京新聞論説兼編集委員ーーー岩波ブックレット『集団的自衛権』から〕以上のような経緯、つまり 昨日まで憲法9条に抵触すると断ってきたことを翌日には受け入れる政策がいわば9条を遵守してはいないと考えています。9条の盾を自ら取り払った今 果たしてアメリカの要請を断れるのか心配です
    必要最低限の武力という面から見ると周辺国との相対的なものにならざるを得ないでしょう 数的なデータをもっていないのでわかりませんがアメリカや経済界からの要請を考えると必要以上の装備もあるのではと疑ってしまいます。
    であなたの認識は

  • #80

    けい (火曜日, 10 11月 2015 20:48)

    >専守防衛のための必要最低限の実力組織なら13条との兼ね合いで肯定します ただし憲法の文面からは違憲です

    「集団的自衛権の行使は違憲だが国民の方が大切だから集団的自衛権を肯定する」

    蓋を開けてみれば、私の発言とほぼ同じ内容ですねぇ。
    意見の相違は最低限がどれほどか?という所ですね。

    >必要最低限の武力という面から見ると周辺国との相対的なものにならざるを得ないでしょう 数的なデータをもっていないのでわかりませんがアメリカや経済界からの要請を考えると必要以上の装備もあるのではと疑ってしまいます。

    この辺りは軍事知識のない方には理解し難い物でしょうが、数的なデータを考えるなら、日本の軍事力は専守防衛を主とするなら足りていないのが現状ですよ。
    それ以前に相手に核兵器があるならどれだけ軍拡しようと充分には足りません。
    ゆえに核武装という裏ワザを除けばアメリカの核の傘に納まる以外に道はありません。
    ゆえに「アメリカの要請」は「必要最低限
    」の範疇に入ってしまうんです。

  • #81

    よし (水曜日, 11 11月 2015 07:40)

    〉私の発言内容とほぼ同じですね。意見の相違は最低限がどれほどかという所ですねーーーーいいえ 違います
    個別的自衛権と集団的自衛権の違いは根本的には憲法の問題です

    〉この辺りは軍事的知識・・・・・
    核兵器と核兵器 米ソ冷戦時代のようですね 正気ですか
    日本の安全保障の問題の話の前に確認したいことがあります
    ーー私は日本国憲法とくに9条を尊重しますし 9条を遵守する国であってほしいと願っていますが あなたはどうですか

  • #82

    けい (水曜日, 11 11月 2015 16:47)

    >個別的自衛権と集団的自衛権の違いは根本的には憲法の問題です

    自衛隊が憲法の文面からは違憲だと言ったのは貴方なのですが‥?
    違憲だが肯定する理由が「安全保障のため」と言ったのも貴方です。
    私は貴方のロジックを纏めただけですので、違うと言うのなら説明してください。
    議論のルールは守りましょうよ。

    >核兵器と核兵器 米ソ冷戦時代のようですね 正気ですか

    至って正気です、核兵器の有用性に説明はいらないでしょう?
    というか貴方が対話による解決を信条とするならその問い掛け自体無意味ですよね。
    相手が正気である根拠など無いのですから。

    >私は日本国憲法とくに9条を尊重します

    9条に反する存在を肯定してる時点で矛盾しています。
    質問する前に他者の質問に答えましょう。
    政府に対話を重視するよう要請する側が、対話を軽視するのはどうなんですか?

  • #83

    よし (木曜日, 12 11月 2015 02:04)

    繰り返しますが
    結局の所、問題は個別的自衛権と集団的自衛権の違いにあります。
    個別的自衛権の延長線上に集団的自衛権があるのではありません
    政府の見解は最近までーーーー『自衛のための必要最少限度の実力』は憲法9条2項が禁止する『戦力』にはあたらず、その保持や行使は合憲ーーーーとされてきました。そこでいう『自衛の措置』は『必要最少限度』でなければならず 、そこからの日本が武力攻撃を受けた場合の個別的自衛権は認められるが、日本が武力攻撃を受けていない場合の集団的自衛権は認められないとされてきました。これが最近まで政府自らが憲法9条に照らして取ってきた考え方です。ただこの必要最少限度の武力が国際環境の変化や外圧によって拡大してきたことは前に書きましたが、今回の安保法制によって次元の異なる解釈が行われたのはお分かりでしょう。つまり『自衛』から『他 衛』です。しかも外国にまで出かけるのです。ここも必要最少限度ということから外れるのです。政府自らが憲法違反と言っていたことを自ら解釈の変更で超えてしまったのです。だからあなたの言う自衛隊が違憲なのに個別的自衛権が認められるのだから集団的自衛権も許されるのだということは言えない訳です。ーーーこれも曲解というのでしょうか

    ーーーーー集団的自衛権の行使がなぜ憲法違反か 多くの憲法学者の見解を紹介します。是非ご一読くださいーーー報道ステーションによるアンケートーーーー
    http://www.tv-asahi.co.jp/hst/info/enquete/
    先入観を持たず読まれることをお勧めします


  • #84

    けい (木曜日, 12 11月 2015 17:15)

    >最近まで政府自らが憲法9条に照らして取ってきた考え方です。

    つまり9条というのは自衛の為という名目があれば、解釈は変えていいという事ですよね、これって。

    >つまり『自衛』から『他 衛』です。しかも外国にまで出かけるのです。ここも必要最少限度ということから外れるのです。

    もしも、その他衛をしなければ自衛が出来ない状況になれば、集団的自衛権は「最小限度」となりますよね。
    例えば日本が中国に攻撃されてもアメリカが戦争をしてまで日本を守るメリットを見いだせなくなった時、です。
    この場合、相互保証である集団的自衛権はまさに「最低限度」と言えます。

    現状、アメリカは中国と戦争したくないと言ったのは貴方でしたが、どうでしょう?

  • #85

    Yo sister (金曜日, 13 11月 2015 00:16)

    後半部分からすると集団的自衛権は憲法の範囲内という主張をされているんですか。もしそうなら憲法を尊重するということですか これまでの見解はー憲法遵守なんか関係ないーという趣旨での発言かと思っていましたのでーーーー
    もう一度聞きます。憲法を遵守しようと思いますか

  • #86

    よし (金曜日, 13 11月 2015 00:19)

    失礼しました 。 文字の変換を間違えました。
    もう一度送ります。ーーー

    後半部分からすると集団的自衛権は憲法の範囲内という主張をされているんですか。もしそうなら憲法を尊重するということですか これまでの見解はー憲法遵守なんか関係ないーという趣旨での発言かと思っていましたのでーーーー
    もう一度聞きます。憲法を遵守しようと思いますか

  • #87

    けい (金曜日, 13 11月 2015 13:53)

    いえ、私は貴方の主張に矛盾があるのではないかと指摘しただけです。

    日本の戦力が9条に反しても肯定される条件が必要最低限であるならば、アメリカが現状の一方的な同盟を否定した場合、集団的自衛権は必要最低限に含まれます。
    貴方はどうもそのケースを想定していないようです。


    私としてはアメリカの「世界の平和を守るのはアメリカである」という世論を盛り上げて、日米安保を現状維持、東アジアの治安維持はアメリカにさせるのが日本にとってはベストだと思っていますよ。
    まぁ無理でしょうけどね。
    憲法を尊守するかどうかは民主的に決めれば良いと思います。

  • #88

    よし (金曜日, 13 11月 2015 23:17)

    憲法をどれほど重視しているかの違いです。あなたの主張は本来なら9条改正というプロセスを踏んで初めて筋が通るし説得力があるのではないですか?なぜ憲法にのっとったやり方で主張しないのですか

  • #89

    よし (土曜日, 14 11月 2015 07:26)

    追加の質問ですーーーー87ーーー
    憲法を遵守するかどうかは民主的に決めればよいーーーー
    とはどういう意味でしょうか

  • #90

    けい (土曜日, 14 11月 2015 08:45)

    >憲法をどれほど重視しているかの違いです。

    質問に答えて無いのでもう一度聞きますね。
    「アメリカが現状の一方的な同盟を否定した場合、集団的自衛権は必要最低限に含まれます。」
    このケースを理解し、想定していますか?

    >なぜ憲法にのっとったやり方で主張しないのですか

    まず貴方が私の主張を理解してません。
    そして強く主張する訳ではないので理解されずとも問題ありません。

    >憲法を遵守するかどうかは民主的に決めればよい

    そのままの意味ですが何が分かりませんか?

  • #91

    よし (土曜日, 14 11月 2015 21:52)

    1--アメリカが現状の一方的な同盟を否定した場合、集団的自衛権は必要最少限に含まれるーーーーーー違憲です。集団的自衛権の行使は必要最少限にはなりえません

    2--憲法を遵守するかどうかは民主的に決めてよいーーーーーーーーー憲法の基本原則である立憲主義を理解していません。たとえ100%の国民が支持をしたとしても、解釈の変更によって憲法を超えることをしてはいけないのです。

  • #92

    けい (日曜日, 15 11月 2015 09:29)

    >集団的自衛権の行使は必要最少限にはなりえません

    議論なのですから「根拠」も述べましょう。
    もしアメリカが絶対に日本を見捨てないとお考えならあまりに浅はかです。

    >たとえ100%の国民が支持をしたとしても、解釈の変更によって憲法を超えることをしてはいけないのです。

    随分な危険思想ですね‥独裁政権をお望みなんですか?
    そもそも民主主義と立憲主義は完全には両立不可なんで、勉強してくださいとしか言えないです‥

    その前には自衛隊は違憲だが肯定すると述べてませんでしたか?
    言ってる事が支離滅裂ですよ。

  • #93

    よし (日曜日, 15 11月 2015 23:11)

    1-立憲主義の説明からした方がいいですね。
    言うまでもなく近代的憲法である日本国憲法の柱は立憲主義ですが、立憲主義について少し長くなりますが説明します。(岩波ジュニア新書 『憲法読本』から引用)
    ーーーー立憲主義の原則は、アメリカの独立革命やフランス革命のような近代市民革命のなかで生み出されてきた政治の原則です。それは政治と社会の根本的なあり方を国の最高法規である憲法に定め、その憲法に従って政治を行うという原則ーーーー国民と国土を支配する国家権力を『統治権』といいます。ーーーーー主権者(国民)は、自分が制定した憲法を通じて、国会や内閣などに統治権の行使を分担させます。国会や内閣などは 、統治権の所有者ではないので、憲法で認められている統治権を、憲法の定める方法(手続き、条件)に従って、主権者の意志にもとづき、主権者の利益のために担当するにすぎません。ーーーーー権限の担当者にすぎない国会や内閣が、それを自分の利益のために行使したり、憲法で認められていないことをすることを『権限の濫用』といいますーーーー
    (先日の私のコメントでクーデター云々の発言は適切ではありませんでした。権限の濫用が正しいようです。失礼しました)
    つまり憲法に書いてないことをしてはいけないのです。自国が攻撃されていないのに他国を攻撃する他衛を憲法のどこにも書いていないのです
    例えば
    木村草太 『なぜ憲法学者は「集団的自衛権」違憲説で一致するか』
    http://thepage.jp/detail/20150616-00000008-wordleaf?pattern=1&utm_expid=90592221-42.TVQA4HsBRZmYrnku6mMqFw.1&utm_referrer=https%3A%2F%2Fwww.google.co.jp%2F
    ちゃんと読んだらわかると思いますが、
    他国の領土領海に行って武力を行使できると、憲法のどこに書いてありますか
    自国が攻撃を受けてもいないのに他国を攻撃していいと、憲法のどこに書いてありますか
    憲法に書いてないことをすることはできないんですよ。

    2-たぶんあなたのカン違いです。よく読んでください。

    3-私の発言のどこをどう問題だと言っているのですか




  • #94

    けい (月曜日, 16 11月 2015 17:56)

    >憲法に書いてないことをすることはできないんですよ。

    「集団的自衛権」を認めなければ日米安保を維持出来ないケースに具体的にどう対応するのか?という質問にまず答えてくださいね。

    ところで、アメリカ側が作った9条を国民の信任を得ないまま遵守しろと強要するのって「戦争に勝てば正義」を地で行きますよね。なんとも皮肉な話です。

    >私の発言のどこをどう問題だと言っているのですか

    例え日本人が殺されようが憲法を守る事の方が大事という思想ですよ。
    国家の為に死ぬことを強要された戦時中の思想とよく似ていますよ。

  • #95

    よし (火曜日, 17 11月 2015 01:55)

    遅くなりました。
    1-アメリカが日米安保を破棄するというのは初めて聞きました。政府の発言でも聞いたことがありません。具体的な動きを教えてください。
    2-憲法押し付け論ですね。私の認識では押し付けではありません。ではあなたはどんな憲法を理想としていますか
    3-すでに私の意見は述べています。遡って読んでください。これは立憲主義の問題でもあります。

    4-「国家のために死ぬことを強要された戦時中の思想とよく似ている」ーーー具体的に教えてください。あなたから初めて出てきた歴史的な視点かもしれません。

  • #96

    けい (水曜日, 18 11月 2015 17:08)

    >アメリカが日米安保を破棄するというのは初めて聞きました。

    「集団的自衛権」を認めなければ日米安保を維持出来ないケースに具体的にどう対応するのか?という質問です。
    具体的にってアメリカは中国と戦争したくないと言ったのは貴方でしょう?

    >憲法押し付け論ですね。私の認識では押し付けではありません。

    ー主権者(国民)は、自分が制定した憲法を通じて
    というのが貴方の提示した資料です。
    しかし9条を制定したのはアメリカです。
    資料と貴方の意見は矛盾してます。

    >具体的に教えてください。
    自決なり特攻なりあるでしょう?
    思想、信念の為に国民の死に目を瞑るって点で、貴方は自決命令を出した側の人と同じです。

  • #97

    よし (木曜日, 19 11月 2015)

    1--議論しようにも具体的な情報がなければ論じようがないでしょう。
    デタラメなのですか?



    2-アメリカが制定? 日本の衆議院で採決され可決されたのですよ
    しかも衆議院議員は国民から選挙によって選ばれたのですよ
    総司令部から原案を出されたことは確かですが、成立までの過程ではかなりの審議が行われました。総司令部の提案にはないものも入れられたり、当時の世界の憲法のなかでも先進的で斬新なものです。
    少し本を読めばわかることです。
    参考ーー岩波ブックレット『改憲問題Q&A』



    3-言葉がありません。たったこれだけですか?
    これが歴史を考察した上で出てきた結論ですか?
    「自決・特攻」とは戦時中の沖縄戦での自決 また零戦や回天による特攻のことかと思いますが これがなぜ答えなのですか?
    太平洋戦争時、憲法は大日本帝國憲法(明治憲法)でした。国家総動員法や治安維持法など戦争のための体制翼賛的な体制が取られていたのではないですか。軍部が暴走していたこの時期、国会や憲法はどのように機能していたのでしょうか?
    本当に考察を経てでてきた見解なのですか?
    岩波ジュニア新書「憲法読本」から引用ーーーーーー明治憲法では権力をしばる立憲主義の力は弱く、権力を国民のためとする国民主権や基本的人権 や平和主義などの原理・原則もなく、それを国民のためのものとしない「前近代的な要素」が支配的でした。軍の首脳部や権力者は、このような明治憲法の欠陥を利用して、ファシズム的な強権政治に突入していったーーーー
    大きな動きでみれば、日本国憲法にあるような民主主義が明治憲法では弱かったからこそ「自決・特攻」を引き起こしてしまったといえるのではないですか?
    あなたの主張とは逆なのですよ。
    そして「自決・特攻」の悲劇の反省からできてきたのが日本国憲法なのですよ。
    日本国憲法制定の歴史をよ~く勉強してください。







  • #98

    けい (木曜日, 19 11月 2015 21:38)

    >具体的な情報がなければ論じようがないでしょう。

    ですから仮定です。
    「論じようがない」という事は具体的な情報があれば「論じる」ことは可能という意味でしょうか?
    それともあらゆるケースであろうと集団的自衛権は認めないという意味ですか?
    二択です、お答え下さい。

    >少し本を読めばわかることです。

    本を読んでいるなら当時は言論統制があったこともご存知でしょう。
    貴方が国家による統制を良とするなら矛盾はしませんね。

    >言葉がありません。たったこれだけですか?

    私は個人の思想の話をしていますよ。

    崇高な日本を守るために犠牲になるのは仕方ない。
    という思想と
    崇高な9条を守るために犠牲になるのは仕方ない。
    自国民の命より神聖なものを優先するという意味では、残念ですが似ています。

  • #99

    よし (土曜日, 21 11月 2015 10:12)

    1-具体的なものがあれば論じるのは当然でしょう。その時に大事なのは他衛かどうか 、必要最低限であるかどうかということです。しかし仮定での話は必要ありません。政府が集団的自衛権の行使の事例として朝鮮半島有事の祭の邦人救出の事例、ホルムズ海峡の地雷撤去の話をもちだしていましたが、どちらも現実味がないので引っ込めました。

    2-言われていることの中身がわかりません。私が『国家による統制を良しとするなら矛盾はしない』ーーーという指摘 ーーー私が国家による統制を肯定しましたか?勘違いしてませんか?国家による統制と憲法による立憲主義は全く別物でしょう。むしろ正反対の意味を持ちます。故意に曲解しているのですか?『96』の最後の2行の表現はなんですか?なぜそのような話になるのか理解できまん。根拠のある批判は受け止めますし反論もできますが、根拠のない誹謗は失礼ですよ。議論する上で最低限のルールですよ。

    3-ーーー個人の思想ーーー
    私との議論の中ででてきた話ですよ。しかも私は非難されているのですよ。個人の思想だから間違った指摘でも許されるわけではありません。間違いがわかったらしかるべき対応するべきではありませんか?
    哲学者の國分功一郎さんの話にわかりやすい事例がありましたので紹介します。
    ーーーー『簡単に言うと、民主主義的な手続を経たとしてもできないこと、やってはならないことがあるという話です。例えば、人種差別を合法化するような法律を、民主主義的な手続を経てつくることは一応できますけれども、それは憲法で否定されてしまうわけです。
     だから、たとえどんなに民衆が望んでも、憲法の決まりによって「それはだめです」と言われることがある。民衆が〈下から〉権力を作り出すのが民主主義という仕組みであるとしたら、それに対して、「そこまではやってもいいけど、これ以上はだめです」と権力に〈上から〉制限を課してくるのが立憲主義という仕組みであるわけです。』ーーーhttp://webronza.asahi.com/culture/articles/2014101700007.htmlーーーー

    ーーーーーーーーーーーーーー


    再度聞きますがーーあなたの『憲法よりも国民の命の方が大事だという理由でなあなあにしている現状を肯定します』あるいは『集団的自衛権の行使は違憲だが国民の方が大切だから集団的自衛権を肯定する』という考えは今でも変わりませんか?

  • #100

    けい (土曜日, 21 11月 2015)

    >具体的なものがあれば論じるのは当然でしょう。その時に大事なのは他衛かどうか 、必要最低限であるかどうかということです。

    ですから、他衛が必要最低限に含まれてしまうケースの話をしています。
    どういう状況であれ集団的自衛権を認めないのか、状況においては認めるのか。
    という二択にお答えできますか?

    >仮定での話は必要ありません。

    非常事態の想定は必要ないですか。
    政府が同じ事を言えばさぞ非難されるでしょうね。

    >私が国家による統制を肯定しましたか?

    例え言論統制下で制定され憲法であっても尊守しなければならない。
    貴方の意見をまとめただけなのに、何故誹謗になるんですか?

    >私との議論の中ででてきた話ですよ。しかも私は非難されているのですよ。

    思想、信念の為に国民の死に目を瞑るって「点」で、と前置きしましたよ。
    貴方はもし「仮に」9条改正すれば拉致被害者を救え、かつ自衛隊の被害は0に抑えることが出来るとしても改正には反対なのでしょう?
    具体的に何が間違った指摘なのでしょう?

    >考えは今でも変わりませんか?

    隣国が軍拡を続ける限り、変わりません。
    平和を守るために、現状で政府が取れる最も合理性のある判断だと思いますよ。
    もっとも対話で解決出来るならそれに越した事はありませんけどね。

  • #101

    よし (日曜日, 22 11月 2015 19:53)

    1-他衛が必要最低限度に含まれることはありません。他衛は具体的な政策を指
    しますが、必要最低限度という言葉は前に言ったように国際環境との相対的な性
    格も持っています。さらに権力者による今回のような恣意的な解釈が入る余地が
    大きいので、厳密な意味では他衛かどうかで判断したほうが、多くの国民に理解
    しやすいでしょう。

    2-どういう非常事態ですか。まあ想像できますが。それによって他衛が必要にな
    るということですね。そういう事態が想定されるなら国民に情報を提示し、国民
    に判断を求めればよいことです。つまり憲法改正のための国民投票です。それを
    しないで解釈の変更でやることは立憲主義の観点から許されません。

    3-『例え言論統制下で制定された憲法であっても遵守しなければならない』----
    私は言論統制下とは言ってませんよ。押し付け憲法論ではそう主張していますが、
    私は国民の選挙によって選ばれた議員で構成された国会で----といっているので
    すよ。正確に引用するのは議論の基本的な前提です。また遵守という言葉を勘違
    いされていたら、これは私の不注意でいでした。遵守とは為政者(政府や国会議
    員)に遵守しないさいと憲法で定められているのです。安全保障など国の政策を
    為政者の立場で考えたときに必要になる表現であって、個人としての私やあなた
    に遵守しなさいといっているのではありません。当たり前ですが。

    4-『思想・信念の為に国民の死------』ここまで曲解するとはあきれますね。自
    決のことが出てきたので質問します
    ① 私のような憲法を遵守することが沖縄戦での自決に繋がったというあな
    たの理屈を教えてください。
    ② 沖縄戦はアメリカ軍による日本で唯一の地上戦が行われたところです。
    沖縄戦での自決を防ぐにはどうすればいいのでしょうか。


    5-拉致被害者についての質問----あなたはなぜ9条の改正を主張しないのですか。
    この質問の答えとしては、憲法にのっとって解決するしかないということです。
    憲法には国と国とのトラブルは話し合いで解決しなさいとあります。あなたの答
    えは『それこそが憲法のために国民を犠牲にするのか』といいたいでしょうが、
    逆に武力で取り返しにいくのかといいたいです。何度も言いますが、この点で安
    倍にはその資質も能力もないと思います。意見の異なる人と話し合いで解決する
    姿勢と能力はこんなところにも必要だと思いますよ。
    国の政治のレベルは国民のレベルを反映させたものだということがよく聞かれま
    す。
    今の自民党を作ってきたのも国民だということもできます。そういう意味で、今
    世の中で起こっている安保に反対する動きは、国と国とのトラブルを話し合いで
    解決できる資質と能力を持った政治家を育てているのだと思います。

  • #102

    けい (日曜日, 22 11月 2015 23:07)

    >他衛が必要最低限度に含まれることはありません。

    ありますよ?
    例えば資源の輸入ルートを抑えられたら日本はお終いですし。

    >解釈の変更でやることは立憲主義の観点から許されません。

    貴方の持論では、自衛隊のように解釈の変更をして良いケースもあるのでしょう?
    許す許さないの基準が必要最低限の防衛のためなら、解釈のラインは可動のはずですが。
    もし解釈の変更が許されないなら自衛隊もまた許されません。

    >私は言論統制下とは言ってませんよ。

    失礼しました。
    しかし、本を読んで下さいと言った貴方がプレスコードを知らないのはどうかと思います。

    >ここまで曲解するとはあきれますね。

    いえ、ですからどこの部分が曲解なのか教えて下さい。
    間違いがあるなら謝罪しますので。

  • #103

    けい (日曜日, 22 11月 2015 23:21)

    >あなたはなぜ9条の改正を主張しないのですか。

    総合的にみて9条破棄はデメリットの方が多そうだからです。

    >逆に武力で取り返しにいくのかといいたいです。

    ですから1か0ではありません。
    何故に思想がこうも極端なのでしょうか?
    武力を持ったほうが交渉がスムーズに進むという話です。

    >世の中で起こっている安保に反対する動きは、国と国とのトラブルを話し合いで
    解決できる資質と能力を持った政治家を育てているのだと思います。

    具体的に尖閣や竹島の問題をどう話し合いだけで解決するつもりなのか、道筋を提示出来ますか?

  • #104

    よし (月曜日, 23 11月 2015 08:46)

    1---他衛が必要最低限…………
    国内では武力行使ができる実力組織であっても13条から軍隊ではなくて自衛隊という位置付けですが,外国では軍隊になります。海外で銃弾を打った瞬間に自衛隊は軍隊と認識されます.いくら自衛のためといっても軍隊による武力行使になります。機雷掃海も国際的には武力行使と認められています。いくら必要最低限といっても外国には通用しません。国内的にはこれまで述べてきた通りだし、多くの憲法学者の見解を参考にされたらと思います。あなたはどうしても解釈で集団的自衛権を認めたい(いつの間にか変わっていますが)ようですが、憲法の仕組みを見るとわかりやすいかもしれません。長くなりますが引用します。ーーー岩波ジュニア『憲法読本』ーーーー「第二は、近現代の憲法が、ほとんど例外なしに、軍の統帥権、常備軍の規模・編成、宣戦、講話、兵役についての国民の義務、戦時における国民の権利保障の例外など、軍事の基本問題を憲法で定めることがらで、法律(憲法の下位法のこと………筆者)だけで定めることがらでできない事項としています。軍は警察力を超える国内最大の実力ですその軍のあり方を法律で適当に定めることができるとすると、人権の保障や民主主義が不安定になってしまうからです。アメリカとフランスで立憲主義が始まったとき以来、それは立憲主義の伝統とされてきました。」ーーーーーつまり日本国憲法には軍の規定がいっさいないのです。いくら必要最低限といえども外国での武力行使は軍隊の行為になってしまうのです。
    平和主義は日本国憲法の3大原理の一つです。単に不戦を誓うだけでなく憲法の仕組みをそのものが武力で解決する手法をとっていないのです。
    政府が解釈によって集団的自衛権の行使を可能にしてしまったことは、憲法も仕組みをさえも無視した行為で、立憲主義をないがしろにするといわれるのはこの点です。


    2-言論統制ーーープレスコード知りませんでした。私がよむ本とあなたが読む本はかなり違うようですね。今度読んでみましょう。
    ここで私がいっているのは議論のルールを言っているのです。が、あなたに期待するのは難しいようですね。


    3-9条の改正ーーーー
    筋が通りませんね。
    どういうデメリットですか

    4-武力を持った方が交渉がスムーズに進むーーーー
    前にも言いましたが、正気ですかと。


    安全保障についての話が多くなってきましたが、後でまとめてお話しします。

    私の質問
    ①私のような憲法を遵守することが沖縄戦での自決に繋がったというあなたの理屈を教えてください。
    ②沖縄戦はアメリカ軍による日本で唯一の地上戦が行われたところです。沖縄戦での自決を防ぐにはどうすればいいのでしょうか。
    この質問もお忘れなく

  • #105

    けい (月曜日, 23 11月 2015 16:39)

    >外国では軍隊になります。海外で銃弾を打った瞬間に自衛隊は軍隊と認識されます

    撃たなければ外国で軍隊として認識されないという事ですか?あり得ません。
    そもそも自衛隊も英語ではdefense force、つまり軍隊を自称してる訳です。

    >いくら必要最低限といっても外国には通用しません。

    輸入ルートを封じられたら終わりなのですが、最低限の防衛ですら外国の判断に委ねる意味が分かりかねます。

    >憲法の仕組みをそのものが武力で解決する手法をとっていないのです。

    13条との兼ね合いなら9条に反してもよいケースがあると言ったのは貴方なのですが。

    >政府が解釈によって集団的自衛権の行使を可能にしてしまったことは、憲法も仕組みをさえも無視した行為で、立憲主義をないがしろにするといわれるのはこの点です。

    「解釈」は時代と共に変わってきましたよ?
    どこまでの解釈を変えて良いかの基準が「必要最低限」であるなら、集団的自衛権が「必要最低限」になりうるケースではどうなるの?
    という問いの回答が「外国が許さないから駄目」というのは意味が通りません。
    基準が「外国の判断」に移ってます。
    以前にピースボートが海外で自衛隊に護衛されていましたが、あのケースでも外国が駄目と言えば護衛を辞めるべきという主張になってしまいます。

    >ここで私がいっているのは議論のルールを言っているのです。

    プレスコードの存在は「少し本を読めば」知ってて当たり前の事です。
    知らなかったなら、まず前提知識の確認を先にするのが「ルール」です。
    何故、知らないまま反論しようとしたのか分かりかねます。

    >どういうデメリットですか

    9条を口実として軍事的協力を避けられなくなります。

    >前にも言いましたが、正気ですかと。

    ですから現実を述べただけですので、私に言われても意味は無いです。
    人格批判ではなく、具体的に反論してください。

    ①私のような憲法を遵守することが沖縄戦での自決に繋がったというあなたの理屈を教えてください。

    そんな事言ってません。
    私が言ったのは自決命令を出した人も貴方も「神聖視」するものが「自国民の命」より重いという点で同じという事です。

    >沖縄戦での自決を防ぐにはどうすればいいのでしょうか。

    どの段階の誰の立場かが分からないので何とも言えませんね。
    とりあえず、捕虜は陵辱されるのが当たり前という当時の価値観で、かつ指揮系統が崩壊した当時の状態では不可能です。

  • #106

    けい (月曜日, 23 11月 2015 16:45)

    ついでに追記です

    >あなたに期待するのは難しいようですね。

    これは貴方が「対話での解決が不可能なケース」もあると理解されたと言えますね。
    なんとも皮肉な話です。

  • #107

    よし (水曜日, 25 11月 2015 00:49)

    1-外国での武力行使の記述は誤解を与えたようですね。外国での武力行使を行った場合にその行為の違憲性が目に見える形で現れるという趣旨です。外国に合憲違憲かをゆだねることではありません。次のところでも説明しますが、この説明は何度も説明しています。憲法学者の見解を再び紹介します。木村草太---
    『なぜ憲法学者は「集団的自衛権」違憲説で一致するか』http://thepage.jp/detail/20150616-00000008-wordleaf?pattern=3&utm_expid=90592221-44.iIeVhoXLRU-r6cUsT3743Q.3&utm_referrer=https%3A%2F%2Fwww.google.co.jp%2F


    2-13条と9条との関係の説明をします。(青井未帆「国家安全保障基本法批判」岩波ブックレットから引用)------------------------『防衛白書』いわく『我が国が憲法上保持できる自衛力は、自衛のための必要最低限度のもの』であり、『憲法9条のもとで認められる自衛権の発動としての武力の行使』についての要件は------
    ①我が国に対する急迫不正の侵害があること  
    ②この場合にこれを排除するために他の適当な手段がないこと   ③必要最小限度の実力行使にとどまるべきこと。この3要件は政府の説明において、憲法9条から直接的に引き出される帰結であることに注意を払いたいと思います。集団的自衛権は、①の要件を満たさないので、国際法上その権利を有するとされていても、日本国憲法のもとでは行使しえないことが、当然に導かれるのです。--------------------------
    つまり政府のいうところの最初の部分『我が国が憲法上保持できる自衛力は』が13条を根拠にしているのですが、それが、三要件を満たすことが条件とされてきたところです。これが政府のとってきた考え方です。私はこれを肯定しているのですが。ちなみに憲法学者との相違点を紹介しますと、---------------(同引用)『ところで、右に述べた9条の政府解釈は、実は学説と重要な部分において一致しています。・・・・・憲法の謳う戦力不保持について、学説通説も政府解釈も、9条1項にいう「戦争」には、国際法上の用法から自衛戦争や制裁戦争は含まれないとしています。つまり、学説・政府解釈はともに、《戦争は放棄された、「戦力」は持たない》と理解してきている。・・・・学説と政府解釈の違いが生ずるのは「戦力」の理解の仕方です。「戦力」について、学説は「警察力
    を超える実力」としていますが、政府解釈は「国家固有の権利として自衛権を有する」という憲法9条の「外」から《理由》をもってきて、「自衛隊のような自衛のために必要最小限度の実力は、憲法の禁ずる戦力ではない」としているのです。このように、自衛隊が違憲か合憲かということを見れば確かに対立しているのですが、9条が「軍を否定している」と理解することについては、学説と政府解釈との間に広範な一致があり、それが戦後、長期間にわたり維持されてきたこ
    とは、とても重要です。-----------------------------と。



    3-解釈の変遷ですが、政府の姿勢も「2」で一貫していました。では何が解釈でかわってきたかというと、アメリカへの支援の内容、自衛隊が活動できる範囲をかえてきました。
    参考『安保法案:全体像と集団的自衛権の政府解釈の変遷』
    http://mainichi.jp/feature/news/20150811mog00m010014000c.htmlc

    4-『どこまでの解釈を変えて良いかの基準が「必要最低限」であるなら、集団的自衛権が「必要最低限」になりうるケースではどうなるの?』---------3要件の『①我が国に対する急迫不正の侵害があること』---つまり、専守防衛(自国の領土領海であること、他衛ではいけないということ)-これが集団的自衛権行使ができない理由です。『必要最低限』とは専守防衛をする上で、国際環境によって変わらざるを得ない部分の必要最低限という意味です。例えば、ピストルが機関銃なったりということで、その中身も専守防衛の範囲内ということ。防衛相では-------『個々の兵器のうちでも、性能上専ら相手国国土の壊滅的な破壊のた
    めにのみ用いられる、いわゆる攻撃的兵器を保有することは、直ちに自衛のための必要最小限度の範囲を超えることとなるため、いかなる場合にも許されません。たとえば、大陸間弾道ミサイル(ICBM:Intercontinental Ballistic Missile)、長距離戦略爆撃機、攻撃型空母の保有は許されないと考えています。』としています。

    5-引用は正確にすることが前提です。引用を変えてしまうと主旨が伝わらないばかりか、逆の主旨になる場合もあります。

    6-デメリット-----法治国家ですよ

    7-正気ですかというのは、正直な感想です。これまであなたの話で、こと他国との安全保障問題になると、あまりにも簡潔明瞭な内容で驚かされますが、その理由づけが一向に出てきません。例えば
    ---------------『46』------------------
    >これはつまり相手より武力において優位にたった方が話を進めやすい、ということですか  軍拡競争になりませんか

    その通りです。
    残念ですが、とっくの昔に中国が先導する形で軍拡競争は起きていてますよ。その中で日本は軍拡する訳ではなく連携強化で対応しようとしています。まだ平和的ですね。

    >アメリカが圧倒的な武力をもちながら中東にかかわってきて 現在の状況は平和とは程遠いのではないですか

    いや、現実に攻められちゃってるじゃないですか?
    もしも中東に、アメリカに匹敵する軍事力があればイラク戦争なんて起きませんでしたよ。

    >『東アジア平和条約』のようなものをすすめていったらどうか

    そうなんです。東アジアの軍事的緊張を作り出してるのは中国、あるいは北朝鮮なんですから、デモの矛先は彼らの大使館にすべきだと思うのですが、何故か日本政府なんですよね。
    ----------------------------------------------------------------
    こういうのりで軍事のバランスを取り、抑止力を聴かせて、交渉。『はいそうで
    すね』となるわけないでしょう。歴史的な考察もないし、詳細な国際情勢の説明もないし。本気でこの程度で考えているとしたら恐ろしいと思いますよ。


    8-沖縄戦での自決について
     あなたの言うとおりそういう状況まできてしまったら防ぐのは難しいと思います。しかしその背景を考えることは、今後、このような悲劇を防ぐ上で大切です。
    自決と特攻共通点は何かと考えました。まず欧米ならどちらもあり得ないだろうと思います。去年だったか、戦争の特集番組でゼロ戦のことをテレビでやっていましたが、この中で、ゼロ戦の機体とアメリカの戦闘機の機体の厚みの違いがでました。アメリカでは、敵の玉からパイロットを守るためにk厚くしているのに対し、ゼロ戦の場合は、軍の要請で小回りが利くようにできるだけ軽くしたそうです。当然、弾は貫通します。ゼロ戦の場合、操縦士の命は二の次だということでした。当時、日本とアメリカの違いは、国民の命をどれほど重く考えていたかという違いだと思います。アメリカの憲法は知りませんが、前にお話ししたように明治憲法下では、個人の命がそれほど保障されていなかったのかと。国家のための臣民だったということでしょう。国が国民の命など鉄の塊よりも軽くみるという、基本的人権の思想が無かったのでしょう。そういう意味で今の憲法をしっ
    かり守ることが、特攻や自決だけではありませんが、弱者が犠牲になることを防ぐ前提だろうと思います。

    9-では、あなたの憲法に対する姿勢を問いたいと思います。
    あなたは憲法違反にも関わらず、海外に自衛隊を派遣して、集団的自衛権を行使しようとしていますが、仮に自衛隊員があやまって現地の人を殺傷した場合、あるいは捕虜となった場合どうなるのでしょう。自衛隊は軍ではないので、当然軍法はありません。-----引用—柳沢協同二 『民主主義をあきらめないい』岩波ブックレット-------『海外で自衛隊員が武器を使用する時の法律は『警察官職務執行法』を下敷きにしています。これこれの目的のために合理的に必要と認められる範囲で武器を使用できる。ただし、正当防衛、緊急避難の場合を除いて相手に危害を加えてはならない・・・・軍隊というものの何が一番亜特徴的であるかというと、戦時において相手を殲滅する組織・・つまり、人を殺す、ものを破壊する。こうした行為は、普通の生活では犯罪です。しかし、軍隊が戦時にやる行為は犯罪にはなりません。そうした、日本国憲法にはない別の法体系があって、そのもとで動く。それが、軍隊なんです。-----------------------あるいは、
    http://www.excite.co.jp/News/it_g/20150702/Buzzap_29781.html

    あなたは自衛隊員の命をどう思っているのでしょうか。集団的自衛権の行使という目的のために自衛隊員の命を軽く見ていないですか?
    『思想、信念の為に国民の死に目を瞑るって点で、貴方は自決命令を出した側の人と同じです』あなたではないですか?

  • #108

    けい (水曜日, 25 11月 2015 17:23)

    >つまり、専守防衛(自国の領土領海であること、他衛ではいけないということ)-これが集団的自衛権行使ができない理由です。『必要最低限』とは専守防衛をする上で、国際環境によって変わらざるを得ない部分の必要最低限という意味です。

    つまりアメリカに協力しなければ安保が破棄になる可能性があっても集団的自衛権はダメという事ですね?
    その場合、今までの何倍もの軍事費が必要になりますがそこまで考えての発言ですよね?
    あるいは戦術核を積んだ潜水艦が日本近海に出現、魚雷の注入音が聞こえた状態でも領海の外であれば日本は何もすべきではないという主張になりますが、宜しいですか?

    >正気ですかというのは、正直な感想です。

    議論は感想を言い合う事ではありません。
    貴方が議論しているつもりなら、ロジカルに反論出来ない事にコメントしないで下さい。

    >あまりにも簡潔明瞭な内容で驚かされますが、その理由づけが一向に出てきません。

    発言力は軍事力と正の相関がある事を否定なさるんですか?
    否定する方が遥かに難しいと思いますが‥

    とりあえず発言力が強い国を思い浮かべてみてはどうでしょう?
    みな軍事大国ですから

    >仮に自衛隊員があやまって現地の人を殺傷した場合、あるいは捕虜となった場合どうなるのでしょう。

    いつかのイラク派遣のように、どうなるか分からない事を覚悟した人間しか送られないでしょう?何が問題ですか?

    >集団的自衛権の行使という目的のために自衛隊員の命を軽く見ていないですか?

    日本は志願制ですよ。
    誰かが犠牲にならなければ国を維持できないケースでは志願者が犠牲になるのは当たり前だと思いますが。
    というか私は海外住みですので、集団的自衛権にそこまで拘りないです。

    ところでそうやって敵対視するのは「話し合いで解決」と程遠いですよ?やはり

  • #109

    よし (金曜日, 27 11月 2015 17:25)

    1-『つまりアメリカに協力しなければ安保が破棄になる可能性があっても集団的自衛権はダメという事ですね?
    その場合、今までの何倍もの軍事費が必要になりますがそこまで考えての発言ですよね?』ーーーーーーー
    現憲法下ではできないということ。 必要なら国民に必要性を訴え憲法を改正することです。

    また日米安保が破棄になる可能性があるなら、それを訴え憲法改正をすることです。大切なことは憲法の定めた手続きに従うこと。つまり国民が判断し、選択をすることです。難しいことではありません。
    その結果日本が滅んでもいいのかといわれると思いますが、立憲主義を無視しても良い理由にはならない。上げ足を取られそうなので説明しますが、憲法改正が憲法で否定されているわけではなく、手順を示されているわけだから、日本が滅ぶとかの問題ではない。

    戦術核ーーーーー個別的自衛権で対応することになるのでは
    現在尖閣で行っていることと似ているようですが

    2ーーーー正気ですかーーーと簡潔明瞭ーーーーのコメントについて例えばーーーーーーーーーー
    ->これはつまり相手より武力において優位にたった方が話を進めやすい、ということですか  軍拡競争になりませんか

    >その通りです。
    残念ですが、とっくの昔に中国が先導する形で軍拡競争は起きていてますよ。その中で日本は軍拡する訳ではなく連携強化で対応しようとしています。まだ平和的ですね。
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    「平和的ですね。」という文言は意味ないですね。つまり私の問いかけに対して日米共同で軍拡競争をすることを肯定しているだけの文章です。
    簡単にいうとこれが抑止力ということだと思いますが、そもそも軍拡競争が抑止力になるということをどういうふうに導き出しているのですか?歴史的な考察はしたのですか? これまで(現在も)多くの紛争や戦争が起きましたが、抑止力で平和が保たれた事例、保たれなかった事例、いろいろあると思うのですが、専門家の見解はどうなのでしょうか?また一般論としての抑止論とは別に特定の国家間の抑止論も考える必要があります。さらに軍事以外による抑止力はどうなのか?抑止論に終わりがあるのか?不幸にして戦争が始まってしまった場合、軍拡競争で兵器がジャブジャブで一旦使い始めたらどこでブレーキをかけるの? お互いに相手より優位に立つのが軍拡競争なのにバランスをとるとはどういうこと?・・・・・そういう考察がなくいきなり結論だけ提示されても不安しかありません。

    3ー>発言力は軍事力と正の相関がある事を否定なさるんですか?ー-
    軍事力を持つ国が発言力があるという因果関係があるのですか? 日本国憲法は国際社会の中で名誉ある地位を得ようと訴えていますが、これは武力によらないで実現しなさいと言っています。


    3->自衛隊員の命について
    元防衛官僚の柳澤協二さんから引用(「民主主義をあきらめない」岩波ブックレット)ーーーーーーーー
    総理は、自衛隊員は「服務の宣誓」があるからやってくれます、とおっしゃいます。「事に臨んでは危険を顧みず、身を以て責務の完遂に務め、もって国民の負託にこたえることを誓います。」私も、防衛庁に入る時にこれにサインをいたしました。ただしこの宣誓は冒頭に「我が国の平和と独立を守る自衛隊の使命を自覚し、日本国憲法及び法令を遵守し」と書いてあるんです。今回のガイドライン、そして安保法制は「日本国憲法を遵守」した内容でしょうか?そしてその上で「国民の負託にこたえる」とはどういうことでしょうか?「国民の負託」していない、「我が国の平和と独立」にあまり関係ない、そういう事態に命をかけるなんて、宣誓のどこにも書いてありませんし、ーーーーーーー
    自衛隊員は憲法を遵守した任務において命をかけるのです。憲法や法令から外れることを命をかけてやれといっているのです。



    4-敵対視してませんよ
    ただ政府のすすめる安保法制には強い怒りを感じています。あなたの意見と政府の政策に一致するところがあるのでそのように感じるのだと思います。未来の子供たちの命がかかっているので、極めて真剣です。
    とくに「特攻・自決」を防ぐ上で要になる基本的人権を安倍を始め自民党は明治憲法と同じ感覚ではないかと思っています。もしかしたらふたたび「特攻・自決」のような犠牲がでるのではないかと危惧しています。
    ーーーーー参考までにーーー日本国憲法第97条〔基本的人権の本質〕この憲法が日本国民に保障する基本的人権は、人類の多年にわたる自由獲得の努力の成果であって、これらの権利は、過去幾多の試練に堪へ、現在及び将来の国民に対し、侵すことのできない永久の権利として信託されたものである。ーーーーーーー

    芦部信喜(憲法学者)によると基本的人権の記述は第3章〔国民の権利及び義務〕にあるが、その本質は97条にあり、「・・・・これは、各人の基本的人権をよりよく保障するため、通常の法律よりも「高次の法」を定めて、国家権力を抑制するという立憲主義の本質を具体化した条文構造・・・」ということです。ところが、自民党の「日本国憲法改正草案」ではこの97条が削除されているのです。

    愛敬浩二(憲法学,憲法思想史)によると
    「なぜ97条を削除したのか一切説明がない点である。戦後日本を代表する憲法学者である芦部が、憲法の最高法規性の実質的根拠として特に重視したこの条文を、なんら説明もなく削除しているあたりに、自民党改憲派の立憲主義観というものが如実に示されている。・・・・・・・・」
    磯崎陽輔(前内閣総理大臣補佐官、憲法改正起草委員会事務局長)の「立憲主義なんか知りません」や「法的安定性なんて関係ない」との発言は有名ですが、
    (愛敬)「安倍首相の立憲主義理解はどの程度のものか。・・・・衆議院予算委員会において・・・・『憲法において、考え方の一つとして、いわば国家権力を縛るものだという考え方はありますが、しかし、それはかって王権が絶対権力を持っていた時代の主流的な考え方であって、今まさに憲法というのは、日本という国の形そして理想と未来を語るものではないか・・」・・・・・確認しておくべき点は次の2点である。第一に・・・立憲主義という政治原理の核心は「権力の制約」であること、第二に、立憲主義を「人類普遍の原理」として憲法の不可欠の構成要素としたのは、近代民主主義国家であったことである。・・・・・彼らの議論(自民党憲法改正草案・・・筆者)を英語やフランス語、あるいはドイツ語で世界に発信したら、違和感をもって(失笑をもって?)迎えられるのではないか。
    ・・・・・・・さらに・・・・・・・・
    安倍が『新しい国へ』(文春新書)で「国家と国民は対立関係にあるのではなく、相関関係にある」というべきだと主張している。つまり安倍が個人と国家を対立関係で捉える国家観を嫌悪している・・・安倍が夢想するような、国家と個人の間にも、国民相互の間にも対立がない政治共同体を「アベトピア」と呼ぶことにしよう。・・・・・これらの(フランス人権宣言・アメリカ独立宣言)テキストはいずれも、国家と個人の対立を認めているし・・・・すなわち立憲デモクラシーの本流は、アベトピアを明快に拒絶している。したがって、安倍首相や磯崎議員が拒否しているのは、日本国憲法だけでなく、市民革命以来の近代憲法の伝統それ自体である。
    ・・・・・・・・ここで確認しておきたいのは、日本国憲法の前文に「社会契約の論理」が明快に書き込まれている点である。「そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであって、その権威は国民に由来しその権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する」という一節である。・・・・案の定、自民党「改憲草案」は前文からこの文言を削除している。ーーーーーーー


    ーーーーー安倍や自民党が国民をどのように捉えているか、他の視点から見るとよりわかります。例えば平成18年に改正された教育基本法。
    次のサイトに詳しく分析されています。
    http://www.inaco.co.jp/isaac/back/017/017.htm
    結論部分を引用しますとーーーーーーーーーー「・・・・・・私の結論は、「教育基本法改正案」は、日本国憲法の精神を骨抜きにし、本来「個人の価値」は「個性」であるにもかかわらず、「個人の価値」を「個人の能力」に置きかえた上で、国家・社会に有用な人材を作ることを目的にしているとしか思えない。そしてその国家・社会とは、行き着くところ、先に見たような国家主義社会である。」
    また浜矩子(マクロ経済分析・国際経済)は、安倍の目指しているところを富国強兵によって大日本帝国にたどりつくことだと指摘しています。引用しますと(『民主主義をあきらめない』岩波ブックレット)ーーーー「実は彼らの本音としてみれば、強いものさえ強くなればいい。大きいものさえ大きくなればいい。そのことが強い経済を取り戻すことにつながりさえすれば、弱者はどうなってもいい。・・・・・・・国民国家というものにおける国民と国家の関係を逆転させること・・・・国家のために国民が奉仕する、強い日本国を作るために国民がお国のために頑張らなければいけない。しかもアメリカに従属した形でそういう構図を彼らは作り上げようとしているのです。」ーーーーーーーーー
    引用が長くなってしまいましたが、教育や経済も含めた大きな動きを見ると安倍や自民党が『特攻や自決』とは違った形で国民に命の犠牲を強いることも大いに可能性があると思います。(徴兵制はごく自然に思いつきます)
    ということであなたを敵視しているわけではないことはおわかりいただけたと思います。











  • #110

    よし (火曜日, 01 12月 2015 16:41)

    ご返答返事がないようですので、最後日本の安全保障について述べたいと思います(約束ですので)。私は専門家ではないので自分が納得した意見、つまり憲法の理念を曲げないで、且つ現実的な考えを紹介します。
    まず安保法制の危険性について元防衛官僚の柳澤協二さんは、(「民主主義をあきらめない」岩波ブックレット)ーーーーー「今度のガイドラインは、外務・防衛の閣僚級のSCC(日米安全保障協議委員会。通称2+2閣僚会合)というところでそれをオーソライズ(認可)しようという趣旨のことが書かれています。共同計画の「検討」ではなくて「策定」と書いてあるんです。・・・・・・つまりこれは、アメリカの要請を断れない、徹頭徹尾、アメリカの要請を受けるように制度化してしまうということなんです。・・・・・・・・例えば南シナ海で何か起きるとしましょう 。・・・・これは戦争ではないんですが、仮にそこで中国海軍が出てくるようなことがあったら、・・・・あるいはアメリカ海軍が出てくるならば・・・・これに対して日本は、「重要影響事態」だということでアメリカ軍の後方支援をします。つまりアメリカ軍に給油したり、情報を提供したりといったことですね。そこに中国からミサイルがアメリカの船に飛んでくる。自衛隊は、さっき申し上げた自衛隊法95条の米艦保護の規定を使って、政府も状況把握しないうちに、現場の判断で中国のミサイルを打ち落とす。つまりこれは立派な戦闘行為になります。・・・・・・こうしたことが一つのシナリオとして想定されるわけです。そして、こういう方向に「シームレスに」発展していくのが新しいガイドラインなんです。「国民の生命を守るために」「シームレスな切れ目のない法制」と言いながら、実はアメリカと一緒になってーーーーというか、アメリカはそんなにやりたがっていないと思いますがーーーー
    、アメリカを引きずり込みながら、中国との戦争にシームレスに入っていくためのガイドラインという、・・・それを実現するための安保法制というわけです。ーーーーーーーと指摘しています。
    その上で日本の安全保障について次のように述べています。まず抑止力についてーーーーーーーー「抑止」とは何か?安倍さんはよく、「アメリカの船を日本が守れば抑止力が高まって、日本が戦争に巻き込まれる恐れはなくなるんです」という、とんでもない、お花畑のように呑気な抑止論をおっしゃいますけれども、その「抑止」というキーワード自体がそもそも怪しいんです。・・・・(米ソの冷戦時代について)・・・・その核による世界滅亡の恐怖が、米ソの直接の戦争を防いでいた面があるわけで、それを抑止力と言っていました。つまり、抑止力というものは報復の威嚇があって、報復の能力と意志があることを相手が認識して初めて成り立つものなんです。・・・・中国の海軍が出てきたら、こちらもプレゼンス(存在感)を示してやる。つまり、にらみ合いの状況を作って、緊張を高めて威嚇すれば、相手は恐れ入って逃げ帰るーーこれが「抑止を高める」ということです。しかし、相手が恐れ入らなかったらどうするんでしょうか?相手が恐れ入らなかったら、相手の攻撃を誘発するだけで、本当に戦争になってしまう可能性があるんです。・・・・安倍さんの政策の問題点は、ここなんです。覚悟を決めて向かってくる相手を抑止することはできない、ということです。ーーーーーー柳澤氏はその上で『抑止』にかわる『危機管理』を提唱しています。
    ーーーーーー「抑止」であれば、絶えず相手より強くならなければいけないんです。それで、やがて気が付いてみたら軍拡競争の果てに、以前よりもっと危険な状況になっていたーーこれを「安全保障のジレンマ」と言います。しかし、抑止ではなくて危機管理をキーワードに議論していくならば、戦争して相手をやっつけてしまったら自分も損するという合理的な計算が成り立つはずです。危機管理として考えるならば、「できるだけもめ事を起こさないようにしよう。それでも起きてしまったら、できるだけ早く解決して拡大しないようにしよう」となるはずです。・・・・軍拡ではなくて、・・・軍縮の方向でバランスを取っていくことがきる。そういう時代に今はなっているんです。・・・・・・ーーーーー
    『抑止力』にかわる『危機管理』が現実的な方法だということです。
    では、とくに日中間での危機管理をどのように考えれば良いか?次のように言っています。ーーーーーーーー日本という国を、どのように守ればいいのでしょうか?・・・・・
    第1に地政学的条件として、日本は、島国です。・・・・・さらにミサイルの時代になると、大陸にくっつくように存在している島国は、ものすごく攻めやすくて守りにくい国・・・・尖閣でも何でも、もめ事は起きるでしょう。・・・その時にできるだけ、もめ事はをそこに局限するというのが一番正しい、一番スマートな、頭のいい守り方である・・・別の側面から見ると、日本は海洋国家、つまり貿易通商国でもあります。そうである以上、やはりグローバル・コモンズ(公共領域、国際共有財)というものを安定させておかなければなりません。これは、中国でも同じことです。・・・・今現に、海軍同士においてでもグローバル・コモンズへの動きが始まっています。日米中などの海軍高官が参加する「西太平洋海軍シンポジウム」というものがあって、・・・日本からは海上幕僚長が参加しました。そこで、公海上で軍艦同士が遭遇した時には大砲を向けないようにしようとか、・・・・文章上のルールにして、21カ国が合意したんです。ーーーーーー
    このように柳澤さんは、危機管理の内容として、①トラブルをそこに局限する ②相手国とのグローバル・コモンズ を提唱しています。その上で日本ブランドの活用の有効性を指摘しています。
    ーーーーーーーーー私は、日本が持っている、ある意味で文化的ないい加減さ、多様性・・・・少なくとも、特定の宗教、宗派だからと言って敵だとみなさない、日本人のメンタリティというものは今、とても大事・・・・イラクで、どうして日本人が歓迎されたかというと、日本という国はあの憎きアメリカと戦争をして、原爆を2発も落とされて、それでも今は経済大国にまで復活しているすごい国だ、というイメージ・・・そうした「日本ブランド」とも言えるものこそが、日本に対する期待なんです。・・・停戦合意とか復興といったフェーズ(局面)になった時に、ここで日本が自分のスタンスを維持していれば役立てたはずが、・・・・アメリカ側についてしまうとーこれまで日本が果たしてきたような役割、「日本ブランド」の活用ができなくなってしまいます。・・・・そういったことを考えますと、私は『専守防衛』こそが、日本にとっても世界にとっても、一番スマートな、賢いあり方である・・・
    ーーーーーーー憲法9条の精神を生かすこのような道こそが日本にふさわしい、また日本人の気質にあっている方法だと思います。
    ただし、すでに世界の日本の見方は少しづつ変わりつつあります。中東では、日本が「戦争をしない平和憲法を持つ国」という認識から「アメリカといっしょに戦争をする国」に変わりつつあるようです。紹介するサイトーーーー http://bylines.news.yahoo.co.jp/kawakamiyasunori/20150725-00047858/ ーーーーーー
    国の政策によって、具体的に国民の安全が脅かされつつある事例で、日本ブランドという日本の財産を壊してしまった安倍に対して怒りを感じます。すでに成立してしまった安保法制について柳澤さんは、ーーーーーーー安保法制には一つ大きな足かせがあって、「すべて」「国会承認」が要請されています。国会承認の時には、・・・国会承認はさせない、というのが次の闘いの目標に・・・・現実に自衛隊が中東や外国に行って最初の一発の弾を撃つまで、時間がある・・・ーーーーーー
    日本の安全保障は、難しい問題ですが、中国との付き合い方、中東での日本の立ち位置 、という点で、以上のように考えると、集団的自衛権の行使が日本の安全保障に役立たないばかりか、日本に危険をもたらすのではないかと考えています。
    また中国との付き合い方では、中国のことをよく知らなければなりません。毛里和子(現代中国論)さんの分析を紹介します。相手への理解が足りなかったり間違っていたりすることで、大変危険なことになると思います。資料を紹介します。「日中は抗争時代に向かうのか」から引用(「私たちは政治の暴走を許すのか」岩波ブックレット)………ほぼ同じ内容のものがネット上に掲載されています。ーーーー http://sun.ap.teacup.com/souun/14263.html ーーーーーー
    毛里さんによるとーーーー日中は長期かつトータルな対抗の関係になりつつある。理由の第一は、・・・・中国の急激な巨大化・・・・第二は、・・・日中関係は三つのレベルの対立、イシューがある・・・第一のイシューは歴史問題・・・・第二のパワーをめぐる対立 ・・・第三の・・・領土とか領海とか、非常に具体的な利益をめぐる対立・・・・ーーーーなどある意味で「新冷戦的な状況」と指摘したうえで、三つのレベルのイシューをできるだけ切り離すこと、そうしないとどの問題も解決が難しくなるからと。歴史問題は歴史問題で、領土問題は領土問題で、というふうにそれぞれを切り離して解決することを指摘しています。さらに現政権独特の特色を第三の理由にあげています。ーーーー安倍首相の戦略的志向が極めて原理主義的なことである。・・・自分は権力を取った、今まで「平和主義」優位の中でおとなしくしていたけれどもう我慢できないという強烈な報復心が政権のエネルギーに・・・・・・・他方、中国の場合も、別の意味で原理主義的だと言える。・・・・西側ーー日本を含むーー、西洋から支配されてきた150年の「屈辱の歴史」、それに対するリベンジである。・・・・冷戦環境で中国が払った高いコストを返してほしいと・・・ーーーーーー
    このような日中間にある問題をまず理解することが大事だと思います。現在の中国の特徴は、サイトを参照してください。その上で日中関係の立て直しについて三つのあげています。(「私たちは政治の暴走を許すのか」岩波ブックレット)ーーーー島や海域をめぐって武力衝突が一旦起これば、大変な事態を招来する。日中両国は、当面、少なくとも次の三つの努力をしなければならないだろう。1ー軍事衝突に備えた危機管理のメカニズムを早急に設置する 2ー領土問題の「凍結」を双方が確認し、戦後処理についての文書化を行う。 3ー東アジア地域の公共利益(国家利益ではなく)を設定し、そのために双方が努力する。
    この三つはハードルが高いかもしれない。しかし実は、日中、そして日韓にはすでに善隣関係で成功した例があり、それをベースに関係を再スタートさせることができるはず・・・ーーーーーーー

    日中間の武力衝突を本気で回避する方策を取らないことには、日中間が対抗の時代になっているという大きな流れを押し返すことはできないのではないかと思います。

    引用ばかりになってしまいましたが、私のコメントをこれで終わります。

    管理人さん、長々とありがとうございました。