「私は自衛隊員の南スーダン派兵に反対します!」ー19日、長野市内で集会とデモをおこないました

11月19日、戦争させない長野集会を長野市内でおこない、南スーダンPKO(国連平和維持活動)の「駆け付け警護」閣議決定撤回と安保法制廃止をもとめて、デモ行進。デモ行進に先立つ集会では、長瀬由希子・衆院長野1区予定候補(日本共産党長水地区委員長)から挨拶をいただき、民進党県連代表の羽田雄一郎参議院議員、社民党県連合代表の竹内久幸県議からはメッセージをお寄せいただきました。

 

11月15日のPKOの派遣部隊に、安全保障関連法に基づく新任務「駆け付け警護」などを付与する閣議決定により、自衛隊の海外での武器使用が可能となり、とうとう殺し殺される戦闘にまきこまれるかもしれないという事態になってしまいました。

  

自分の子どもを危険な紛争地へ送るために育てている母親がどこにいるのでしょうか。71年前のあの戦争の中で息子を戦地へ送った母親の悲痛な思いを再び繰り返してほしくはありません。

 

南スーダンの首都ジュバでは、「政府軍」と「反政府軍」が対立し紛争がたえません。そこで人道支援活動を行うNGOや民間人が紛争に巻き込まれ、実際そこに駆け付けたとしても、混乱した中で誰が民間人か軍人かを判別することは難しいと言います。

 

スーダンでは、日本は憲法9条のもとで、軍事・政治面での介入ではなく給水や医療、職業訓練などの分野で支援活動を行っていることで知られ、対日感情は友好的でした。自衛隊の海外展開を強めることは、これまで培ってきた平和的な日本のイメージを覆すことになります。

 

「駆け付け警護」を付与する閣議決定を今すぐ撤回することを強く求めます。そして、憲法違反の安保法制を廃止にするよう、みんなで声をあげていきましょう。

各地で声と行動が広がっています