「デモに行き、選挙に行こう」ー目先の政策に騙されず、現政権にNOを!(うえだなないろアクション・アベ)

昨夏の安保関連法案の国会審議以降、全国でデモが行われ、今やデモは特別なことではなくなってきたように思います。

デモに参加する人が増える一方で、「デモに行くより選挙に行け」と、冷ややかな目線の人もいます。確かに、デモに行くだけでは、政治は変わらないかもしれません。政治を変えるには、選挙で投票することが不可欠です。しかし、デモや集会は、無力ではありません。参加する人には、いろんな人と出会い、想いを共有し、自分の考えを確認する場となります。見た人には、考えることを促します。私は、「デモに行き、選挙に行こう」と呼びかけたいのです。

それにしても、海外ではデモが当たり前に行われ、デモによって政治が動くこともあるのに、なぜ日本ではデモが力を持たないのでしょうか。私は、このような現状は、民主主義国家としておかしいのだと思います。

戦争に加担するのはイヤだと訴える声を、「聞こえない」「わがままだ」と切り捨て、憲法違反の安保関連法を数の力で成立させてしまった現政権。今度は逆に憲法を変えようとしています。

民主主義は、多数決ではありません。多数決にならないよう議論を重ねるのが民主主義です。

こんなおかしな国を変えるには、選挙で意思表示するしかありません。

選挙に行きましょう。目先の政策に騙されず、現政権にNOと言いましょう。何より先にやらなければならないのは、民主主義を、国民の声が届く政治を実現することなのです。