やだネット

2013年12月に結成した「秘密保護法やだネット長野」は、2015年1月に「憲法かえるのやだネット長野」に改称しました(略称は「やだネット」)。安倍政権の憲法を変えようという動きに抗う、 長野市などの市民有志のネットワークです。

憲法カフェ「そもそも立憲主義ってなに?」

岡田和枝弁護士について(朝日新聞10月17日)

長野市の弁護士、岡田和枝さん(39)は、市民グループの招きに応じ、県内各地で憲法に関する勉強会の講師を数多く務める。

憲法との出会いは、大学2年のとき。授業で「すべて国民は、個人として尊重される」という憲法13条を知り、「人であるという、それだけでいいんだ。なんて懐が広いんだろう」と感動し、ゼミでも憲法を学んだ。だが06年に故郷の長野市へ戻り弁護士の仕事を始めると、実務で憲法を使うことはなく、日常生活でも意識しないまま、憲法なんてすっかり忘れていた。

 

「そもそも憲法って何? 教えてほしい」。声がかかるようになったのは、反対の声も大きい中で特定秘密保護法が成立した13年の冬ごろから。安倍政権が安保関連法制、「共謀罪」法と打ち出す中で依頼が増えていった。「憲法は、国民が国家権力を縛るもの。主権は国民にある」。勉強会で憲法の本質を話すと「そうだったのか、知らなかった」と反応が返ってきた。

 

 選挙の結果次第で9条改憲が急展開しそうな、いまの状況を「憲法の最大の危機」とみる。小学2年の息子に「日本も戦争するの?」と問われたとき、「日本は戦争しないって決まりがあるから大丈夫だよ」と答えた。そして「今はね」と付け加えた。「その決まりが、変えられそうなんだよね」

 「どうしたらいいの」と食い下がる息子に、憲法の勉強会の仕事をしていることを話した。「おれ、子どもで何もできないから。ママが代わりにがんばってよ」。ライフワークとして憲法について伝え続ける原動力になっている。

子どもたちの未来のために、安倍政権には改憲させない

 「平和に自由に言いたいことを言って生きていきたい」「家族の穏やかな暮らしを守りたい」「子どもたちが真っ直ぐに夢を持って生きていける未来を守りたい」――私たちの願いです。

  

安倍政権は、憲法と民意を無視し、国家・行政を私物化しています。「今さえよければ」「一握りの人間だけ儲かればいい」と言わんばかりです。人を想うこころ、未来への想いが今の政治には欠けています。

「嘘をつかない」「ズルはしない」「約束をまもる」、子どもに教える最低限のルールができていない人がいる今の国会を私たちは憂えています。

 

第48回衆議院議員選挙において、自民党・公明党の与党が3分の2の議席を確保しました。選挙戦の中で行われたいくつかの世論調査では、内閣支持率が低下、不支持率を下回るものもありました。

国民が安倍政権を信頼したり、評価している結果ではないと考えます。投票率も戦後最低レベルでした。

民進党が分裂、多くの議員が希望の党に合流し、野党協力の態勢を壊したことが、与党の大勝を招きました。

希望の党は「安保法制容認」と「憲法改定」を踏み絵に、民進党出身者に屈服を迫りました。そのもとで、野党協力の態勢を再構築し、「安保法制廃止」「安倍改憲阻止」を掲げる立憲民主党が野党第一党となったことは一定の成果です。

 

県内でも、「非自民・非希望」の声が高まり、各選挙区で「市民と立憲野党の統一候補」を擁立し、長野1区では篠原孝氏が勝利しました。比例北陸信越ブロックでは、立憲民主党が2議席、日本共産党が1議席を確保しました。社会民主党も野党共闘の要としての役割を果たしました。安倍政権による改憲を許さない野党、ともに立つメディアを応援しましょう。

 

安倍政権によって憲法が踏みにじられ、特定秘密保護法、安保法制、共謀罪法、教育現場や家庭への政治の介入等、戦争ができる国への準備が着々と進められてきました。

アジア太平洋戦争は、ある日突然始まったわけではありません。政府が国民に戦争を受け入れるよう仕向け、「おかしい」と声をあげられないような社会を作った上での開戦でした。

 

安倍首相は2020年までに改憲を目指すと表明しています。どんな権力も憲法というルールによって制約されるはずです。憲法を遵守できない首相のもとでの改憲には反対します。

首相は、今の憲法を「いじましい」「みっともない」と言いますが、この憲法があったからこそ、戦争につながる動きへの歯止めになってきたのです。

子どもたちの発言や考えを抑圧する教育がおこなわれていくのは絶対にイヤです。子どもたちにどんな未来を手渡すのかいっしょに考えましょう。

 

私たちは、一人ひとりの命が尊重され、幸せが共有できる政治を求めます。国民主権をうたい、権力をしばる今の憲法を私たちは使いこなし、力一杯声を上げ続けたいと思います。

 

2017年11月22日

安保関連法に反対するママの会信州、憲法かえるのやだネット長野、信州レッドアクション、ママは戦争しないと決めた実行委員会 

私たち市民が、憲法をとりもどす歴史的な闘いの始まり(保育園長の藤原さん)

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2017年衆院選

10月13日、「この選挙、どーなの?座談会」で長野1区の篠原候補からお話を聞いた。参加者たちには疑心暗鬼の思いがあった。「選挙が終わっても希望にはいかない。何も失うもののない自分は信念を曲げたくないから無所属で」の言葉に参加者の表情が変わった。安保法制強行採決から長野市トイーゴ前で取り組み続けてきた19日アクション。10月19日は野党と市民の共同街宣とした。市民と野党の連携の候補から「統一候補」へ発展したんだと実感の中、心からの「篠原頑張れ」「野党は頑張れ」コールが響いた。篠原さんが、応援する人たちへの姿勢が変わるのを見た。候補者を変えることができると知った。

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家族の穏やかな暮らしを守りたい(ママの会信州・みゆきさん)

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アピール「子どもたちの自由な未来のために共謀罪法は廃止を。安倍改憲に反対します」

共謀罪法が、6月15日、自民、公明、そして日本維新の会などの賛成多数で可決、成立しました。
共謀罪法が「テロ対策」「一般人は対象にならない」というのは、政府と与党が流したウソです。私達国民を日常的に監視し、情報を収集することを警察に許す法律です。使い方によっては、政府の意に反する国民を取り締まることができます。
加計学園問題での追及を避けるため会期は延長しない、共謀罪法案は何としても成立させるという政権の意向に与党が従いました。委員会審議を一方的に打ち切って本会議採決に持ち込む「中間報告」という禁じ手を使っての強行採決でした。憲法と民意を無視し、数の力で反対意見を封じ込める、安倍政権の安倍政権による安倍政権のための国会運営です。この国会運営に国民の怒りが広がり、支持率が急落しています。政権の独裁ぶりが広く伝われば、ますます窮地に追い込められることでしょう。...
私たちは、共謀罪法の廃止を求めます。私たちは、自分らしく伸び伸びと自由な気持ちで生活したい。萎縮せずに、語り合ったり、交流したり、学び合いながら、自分の考えを深め、自分の意見を表明したい。これは民主主義の土台です。民進、共産、自由、社民の立憲4党には、共謀罪の廃止を共通公約として掲げることを強く望みます。メディアには、国民の立場で運用に目を光らせることを求めます。
特定秘密保護法、安保関連法、共謀罪法と国の形を変える仕組みが整いつつあります。
アジア太平洋戦争は、ある日突然始まったわけではありません。国民が戦争を受け入れ、「おかしい」と声をあげられないような仕組みが整った上での開戦だったのです。
子どもたちの発言や考えを抑圧する教育がおこなわれていくのではないかという不安があります。子どもたちにどんな未来を残すのかいっしょに考えましょう。
安倍首相は、2020年までに改憲を目指すと表明しています。安倍政権による改憲は、戦前のような息苦しい時代をもたらすでしょう。決して許すことはできません。安倍政権による改憲を許さない立憲4党、ともに立つメディアを応援しましょう。
「あの日、自民に投票したことを後悔している」という子育てママは、「国家に日常の心の安寧を奪う権利はありません。もう騙されません!主権は私達一人ひとりのものです。いのちは宝です。私のこども達のいのちは、私のいのちです」とスピーチしました。私たちは、これ以上の安倍政権の政治の私物化、国家の私物化を許すことはできません。
国民主権をうたい、権力をしばる今の憲法を私たちは使いこなし、力一杯声を上げ続けたいと思います。安倍政権の暴走を止めるのは、私たち国民です。憲法を遵守できない政府、国会議員はいりません。安倍政権を退陣させましょう。未来は、私たちの手のなかにあります。

 

2017年6月19日
安保関連法に反対するママの会信州、憲法かえるのやだネット長野、信州レッドアクション、ママは戦争しないと決めた実行委員会

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「戦争がなくなったら、石の鐘は下げてとりかえましょう」ー「石の鐘」の物語

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