【長野】「史実に基づき、工事の本質を伝える表記を」-9月22日、3回目の長野市への署名提出と申し入れ

署名はネット署名、紙の署名と合わせて、合計で1100筆になりました。ご協力ありがとうございます。

22日、長野市に第3回目となる申し入れを行いました。

abn長野朝日放送がニュースでかなり長く流してくれたり、今日の信濃毎日新聞第三社会面でも報じられています。24日にはデモクラtvが取材に来ます。


加藤久雄・長野市長は「両論併記という形で、『(住民及び朝鮮人の動員が)強制的であったという意見もあるし、無かったという意見もある』、このような形を含めて考えている」と記者会見で述べました。長野市誌や松代町史を覆す証言や資料がなく、また強制的では「無かった」ことを裏づける証言や資料もないにもかかわらず、両論の片方に強制的では「無かった」ということを併記しようとしているのではないか、最初にこのことについて、応対した荒井恵子・市観光部長に質問しました。

荒井恵子部長は、「長野市誌やその他の調査や研究も参照し、『強制だった』『すべてが強制ではなかった』の両論併記を考えている。『強制がなかった』とするつもりはない」と述べました。

また、長野市誌が「長野市の見解」であることも確認しました。


最後に次のことを要望しました。

「松代大本営地下壕の公開は平和の大切さを後世に伝えることが目的。そのためにも松代大本営の工事の本質を伝えることが大切。両論併記という形は本質をぼやかす。工事は生きるかの死ぬかの強制労働だったと言われている。学者・研究者の長年の研究の成果である長野市誌などに参照ではなく基づいて、できるだけリアルな姿を伝える表記を求める」


署名の最終締め切りは9月30日とします。引き続きよろしくお願いいたします⇒http://goo.gl/jxeBnm