福島では、津波や震災による直接死よりも原発事故関連死で多くの人々が亡くなっている(福島県伊達市在住のSさん)

たった2mの距離でかたや賠償金月10万かたや賠償0円。国や東電による分断で、仲が良かった村民が対立しています。


地震や津波は被災地だと思いますが、原発の場合は明らかに被害地であり被害者であるのです。被災地の場合はなんら賠償を求めることはできないのです、被害地だから賠償を求めることができると考えるのです。


原発事故の場合は明らかに人災です。これは被災ではなく被害なのです。被害の場合は賠償を求めることができるという意味なのです。メディアは意図的に?これを区別せずに使って責任を曖昧にしているのではないでしょうか?福島は電力という貢ぎ物をさせられ、挙げ句の果てに放射能汚染という犠牲を強いられているのです。


明らかに原発事故のために避難指示、そのために過酷な条件でなくなった場合でも「震災関連死」としてきたのです。全国メディアNHKなどは震災関連死として報道していますが、「原発事故関連死」として震災とは明確に区別すべきなのです。ちなみに福島県の地方紙では「原発事故関連死」とするようになりました。


福島県では1700名以上が原発事故が原因で死亡しているのです。津波や震災による直接死よりも多くの人々が亡くなっているのです。震災関連死とすれば責任を曖昧にし、国や東電を免罪することにつながると考えます。