過去の日本の犯した醜い歴史についても、教育現場やメディアには隠ぺいをしいる危険な総理のもとで、韓国人や朝鮮人を差別し、あざけり、敵愾心をあおる風潮があります。
第一次安倍政権下の2007年、高校歴史教科書検定で沖縄戦における「集団自決」の日本軍強制の記述が削除・修正されたことに対し、記述復活と検定意見の撤回を求めた「教科書検定意見撤回を求める沖縄県民大会」がおこなわれました。この大会のアピールで次の言葉があります。
“泥にまみれて死んだ魂を
正義の戦争のために殉じたと
偽りをいうなかれ
歴史の真実をそのまま
次の世代へ伝えることが
日本を正しく歩ましめる
歪められた教科書は
再び戦争と破壊へと向かう”
日本の戦争の歴史で「あったことをなかったことにはできない」。歴史の真実をそのまま受けとめ考えてみましょう。沖縄戦、松代地下壕、満蒙開拓…過去の歴史を知ってこそ明るい未来を築けます。
アジア太平洋戦争開戦日の12月8日(土)午後1時30分~長野駅前で街頭行動をおこないます。大島博光記念館の小林園子事務局長や教員、子育てママからのスピーチ、徒歩で日本列島縦断中の石川文洋さん(元戦場カメラマン)、「望郷の鐘」「キムの十字架」などの作品を書いた児童文学作家の和田登さんのメッセージもあります。