自民に投票していた私が、安倍政権に鉄槌を!と思うようになったわけ(上田の母ちゃん)

 政治なんて誰がやっても同じ。お任せ。ずっとお任せしてきたし、なんとかなるでしょ。

そう思ってました。

2009年の総選挙では、「自民はもうダメだな」と民主に期待して投票しました。3.11と原発事故の対応で民主にガッカリしました。当時、「たかじんのそこまで言って委員会」が大好きで、安倍さんが出てきたときに、騙されてしまったのです。もう一回挑戦したらいいじゃないのと思ってしまったわけです。

安倍さんが首相になってから、「なんだか変だぞ」とは思っていましたが、それでも自民に投票したりしていました。

転機になったのは、今年3月の岡田和枝弁護士の憲法学習会です。「国民主権」と「個人の尊重」のワードが強く印象に残りました。その日、会場の上空をオスプレイが我が物顔で飛びました。強い怒りのなか、手に取った映画監督の森達也さんの本も読んで、「国民主権ってこれだ!」「個人は幸福に生きる権利があるんだ」と思いました。

安倍政権がすすめてきた特定秘密保護法、安保法制、共謀罪法。戦争が近づいている危機を感じます。国家に日常の心の安寧を奪う権利はありません。そんな横暴をこれ以上許してはいけません。こどもを、大事な人たちを守りたい!守るのは政治家任せではいけないのです。

私たちは憲法に守られている。その憲法をないがしろにして改憲しようと企む安倍政権には、鉄槌を下さなければと思います。国民が答えを出すときです。