フラワーデモでようやく声を上げることができた被害者の声を嘘だと、無かったことだとでも言うのでしょうか

フラワーデモを皆さんは知っていますか?

フラワーデモは2019年3月に相次いだ性暴力に関する無罪判決に抗議して始まりました。そしてその抗議の声は全国に広がり、長野では2019年6月から、松本では11月からフラワーデモは始まっています。もう黙っているのは嫌だ、こんな世の中を変えたい、その声が繋がり全国47都道府県に広がりました。

 

自民党杉田水脈議員による「女性はいくらでも嘘をつける」発言に抗議する緊急オンラインフラワーデモにおいて全国のフラワーデモ主催者が30人以上参加し、抗議の声を上げました。

そしてそれに賛同する抗議の署名はhttp://change.orgで行われ、13万6千筆超の抗議の声が集まりました。

 

ですがこの抗議の署名を自民党は受取拒否をしました。ブログでの釈明があること、辞職要求にには応えられないが受取拒否の理由です。

 

性暴力被害者は長い間声を上げることができませんでした。たとえ声を上げたとしても無かったことにされてきました。フラワーデモでようやく声を上げることができた被害者の声を嘘だと、無かったことだとでも言うのでしょうか。

 

もしあなたの母親が、友人が、子どもが「女だから」という理由だけで嘘つきだと言われたらあなたはどう思いますか?その言葉に賛同しますか?それとも怒りますか?仕方がないとあきらめますか?

自分には関係ないと聞かなかったことにしますか?知らなかったことにしますか?

ですが権力によるこのような暴言のターゲットは次にあなたに向かうかもしれません。他人事でなく自分事として捉え考えてみませんか?

 

性暴力被害者の声は小さく、大きな声である加害者の声に消されてきました。13万6千という声を無かったことにさせることはできません。踏みにじるようなこの行為を許すことはできません。

 

杉田議員は過去にもLGBTQへの差別発言など基本的人権を無視する発言を繰り返してきました。ですが自民党は都度注意はするものの許してきました。何故なのでしょうか。理由として自民党や日本会議の本音を代弁して口にしているから。そのようにしか見えないのです。古参の国会議員が口に出来ない本音を代弁し、彼女は国会議員の地位を手にしている。そのようにしか見えないのです。

 

杉田議員は比例区トップで当選しています。次回の選挙を注視しましょう。また彼女が選挙区ではなく比例の上位にいたとしたら、それが自民党の答えです。本質です。女性の基本的人権は踏みにじっても構わないという考えなのだと。それでもあなたは自民党を支持しますか?個人を蔑ろにする社会を支持しますか?

 

私達ひとりひとりは大切な存在です。

あなたは大切な人です。

何度でも言う。

あなたは大切な人です。

 

誰でも生きやすい人を守る社会を求めたい。

それが願いです。

 

フラワーデモ長野呼び掛け人 Mさん