お手紙「じみんとうのみなさんへ」 #0511FCKLDP

安倍政権に対して、私たちが日頃、頻繁(ひんぱん)に感じていることを述べさせてください。

この意見には何の思惑(おもわく)もありません。

順風満帆(じゅんぷうまんぱん)のように報道されているけれどその実、低迷(ていめい)化している日本の政治を憂い、何らかの措置(そち)をとらないといずれこの国は破綻(はたん)すると危惧しての抗議です。

 

私たち親や大人は子どもに対して、嘘はいけない、ズルはよくない、聞かれたことにはちゃんと答えなさいと教えています。暴力はいけないよ、いじめはいけないよと教えているのに、今の社会を見たら、ハラスメントだらけです。ハラスメントの定義はいやがらせやいじめです。子どもにダメなことと言っているのに、責任ある立場の大人たちが、それをしているのです。

 

森友学園の公文書改ざん問題、安倍首相の「腹心(ふくしん)の友」である加計孝太郎氏の加計学園に対する疑惑、防衛省の日報隠ぺい、裁量労働制のデータねつ造、教育への政治の介入、セクハラ問題。 政権にとって都合の悪いことは隠し、便宜(べんぎ)を図り、改ざんし、ねつ造する。上から圧力をかけ、委縮させ、やめさせる。嘘に嘘を重ね責任をなすりつけ合う大人の姿が毎日テレビで詳細(しょうさい)に流れているのを、子どもたちは見ています。

 

もう大人なんだから、うそをつかないとか、憲法を守って政治をしなくてはいけないとか、大事な文書を書き換えてはいけない、とかそんなことも分からないなら小学生からやり直すべきです。

小学1年生でも、お友だちが発言している時に寝ているとか、椅子にふんぞり返ってヤジを飛ばすなんて誰もやりません。けんかで怪我(けが)をして泣いているお友だちに対して、怪我(けが)をさせたお友だちばかりをかばうこともしません。

 

自民党のみなさんは、政権与党ですので、ウソ、隠ぺい、いじめ、恫喝の安倍政治を許し、支えていることになります。それでも良いですか?

これは、日本の政治にとって、いわばまさに未曾有(みぞう)の危機だといえます。何をおいてもまず国民の信頼回復のためにも、焦眉(しょうび)の課題として考えてください。

 

私たちはまともな政治を取り戻したい。ただその一点に尽きます。

子どもたちに「この人たちはみんなの代表で、頑張っているんだよ」と胸を張って話せる国民の代表であって欲しい。

これは、これまでの、政治家たる在り方の踏襲(とうしゅう)や、慣習云々(うんぬん)以前の話です。憲法改正の完遂(かんすい)や有無(うむ)の論議の前に、人として考えていただきたいと思います。

 私たち市民とともに、政権与党の中から立場を超えて、内閣の総辞職をもとめていたただくことを切にのぞみます。

 

2018年5月11日

全国一斉自民党前抗議実行委員会@長野 

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