発表「小学校6年の総合の時間で勉強したこと」(前川喜平さんと「親・子・みんなで考える 勉強ってなに?憲法ってなに?」、3月21日長野市内)

長野県豊丘村に住んでいます。小学校を卒業しました。6年生のとき、総合の時間を使っていろいろなことを勉強しました。

 

6月の音楽会で「平和の鐘」を歌うことになり、その歌は沖縄の平和を歌う唄だったので、簡単な気持ちで歌えないという気持ちになって、たくさんの戦争の本をクラスで読みました。

 

音楽会は終わったけど、戦争のこと、特に沖縄のことは気になっていて、なんで戦争は終わったのに沖縄の基地はあるのか?ということで総合の時間のテーマは決まりました。本などで調べ物をしているうちに、村の施設で石川文洋さんの写真展があることを知り、クラスで見にいきました。そのあとで先生が石川文洋さんと連絡をとり、話を聞くことになりました。ベトナム戦争で沖縄から飛行機が飛んでいったことを全然知らなくて、みんなすごくびっくりしました。

 

次に満蒙開拓のことをしっている人がいて、身近だから調べやすいということで学習をはじめました。年が明けて、阿智の満蒙開拓平和記念館に行きました。被害の歴史だけど、加害の歴史であることを知って驚きました。さらにたった一人引き揚げで帰ってこれた、久保田諌さんの話を聞くことになりました。集団自決になって、年上の人たちと石で殴り合い、気絶したけど、二人とも生きていて、気がついたけれど、まわりの73人は全員死んでいて、現地で使っていた苦力頭の人に助けをもとめ、助けられて帰ってこれたと聞きました。久保田さんは、「食べ物を粗末にするな」ともいい、それから給食は残ることはなくなりました。先生から言われたわけでも、みんなで話し合ったわけでもありません。苦手なものとかある人がいるんだけど、その人は食べられる人にたべてもらいます。

 

総合の時間のことは、参観日で発表もしたけれど、豊丘村は満蒙開拓に行っているのに、お母さんたちは知らなくて、なんで知らないんだろう?と思いました。