私たち市民が、憲法をとりもどす歴史的な闘いの始まり(保育園長の藤原さん)

先の総選挙で改憲勢力が“2/3を占めた結果について、本当にくやしい思いをした方が多くいたと思います。

わたしもそのひとりです。

しかし、わたしは、熱く、熱く燃えていました。

なぜなら、今日11月3日は、私たち市民が、憲法をとりもどす歴史的な闘いの始まりだからです。

そして、憲法は、いつの日か、このような事態になることを予想していたのではないでしょうか。

 

今こそ、声をだしましょう。

憲法を私たちの手にとりもどしましょう。

その闘いが今、はじまったのです。

 

私は保育園の園長をしております。

120名のこどもたちと共に生活しております。

こどもたちのまっすぐな心に感動します。

こどもたちに、私たち大人が残していく責任がある。

それは、ぜったい戦争をしない

戦争は悪なんだということです。

 

6歳の子どもが 私にいいます。

なぜ おとなは けんかするの?

話し合えば  いいでしょ

ぼくたちは けんかをすると 話し合いで解決するよ。

すごい言葉ですね。

この言葉をアベ首相に聞かせたいですね。

こどもの方がよっぽどりっぱですね。

 

憲法には、「公務員の憲法尊重擁護義務」と「国民の基本的人権保持の務め」があります。

憲法は、公務員にこの「憲法尊重擁護義務」を課すことで、憲法の最高法規性を守っているんですね。

しかし、アベ首相は、特別秘密保護法、戦争法、共謀罪と強行採決してきました。

今度は憲法9条を改悪しようとしています。

まさに、憲法を守ろうとしない政治家ではないでしょうか。

 

私たちは、今こそ、アベ首相と改憲勢力を監視し、声を出し、憲法違反の政治を克服し、立憲主義を守ろうではありませんか。

日本国憲法12条「この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によって、これを保持しなければならない。」

日本国憲法97条「この憲法が日本国民に保障する基本的人権は、人類の多年にわたる自由獲得の努力の成果であって、これらの権利は、過去幾多の試練に耐へ、現在及び将来の国民に対し、侵すことのできない永久の権利として信託されたものである。」皆さん、これらの条文は、私たちの私たちによる権利行使のよりどころではないでしょうか。

憲法が私たちに保障した権利を行使することで、権力に憲法を守らせようではありませんか。

声を出し、ひとりがふたり、ふたりがさんにん、全国のすべての友人と仲間の輪を広げ、私たちの手で、子どもたちの未来を戦争のない平和な世界に導こうではありませんか。

戦争はしない。戦争は悪だ。戦争はいやだ。戦争する国を阻止しましょう。

 

憲法9条は、今こそ輝いています。

皆さんと共に声を出し、連帯、しましょう。

私たちの手で憲法を守ろうではありませんか。

闘いは、今、始まりました。最後まで闘いぬきましょう。